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何故こうなった…❔  作者: 晃
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25/31

チート貰えば英雄に為りたいと、誰でも思う訳じゃない❕

25日目

(…さてさて、式後のパーティーには出ないと不味いよな‥‥)

『止まれ❗』

「うん⁉‥‥あぁ、境界線か‥‥」

「身分証を御提示下さい❗」

「近衛大隊副官 ハデス大尉だ❗此れで良いかな❓」

「失礼しました❗お通り下さい❗」

「…コラコラ、自分達より階級が上の者でも、必ず身分証は確認しろ❗境界線警備には、必須ダロ。ほら、此れで良いかな❔」

「…は❗有り難う御座います❗」

「…もし、提示しない者がいたら、貴族供でも捕縛しろ❗君達の職務なんだ。文句を言う輩には、私からの通達だと申せ❗」

「…は❗助かります。」

「…言う馬鹿が要るのか『アンアン。』‥‥」

「…大尉。其れは⁉」

「フェンリルのシロだ『アン❗』‥‥魔の森付近でナンパした『アン❗』‥‥」

「…王宮の許可は⁉」

「…忘れてたな‥‥『アン。』『兄様~』‥‥アテナ❓」

「迎えに来ました。‥何かございました?」

「王宮に、許可貰うの忘れてたからな。シロの『アン。』」

「あ⁉」

「…ハデス様、此方を‥‥」

「助かった。クロスは流石だな‥‥此れで良いかな❔」

「…陛下の許可証⁉」

「呆け陛下も役には立つ❗」

「…王宮批判は辞めて下さい❗」

「…は❔‥‥王も間違いをする人間だぞ?過ちを正すのも臣下の仕事なんだが❔‥」

「…」

「世の中に絶対って無いからな?此の許可証だって疑うのが、境界線警備の仕事だぞ?‥‥」

「…」

「以前に申し送りされた通達に、陛下のサイン 押印が有ったから見比べろ❗通過許可は、其れからだろ❗」

「…は❗」

「…此処まで質が堕ちるのか❔‥‥境界線の仕事は最重要の筈だが⁉」

「…」

「…そりゃ役立たずの貴族供は要らんが、国境 境界線はエリートが廻される筈だろ⁉」

「…ハデス様、近年は危ない警備隊に配属される事を、避けるエリートが増えております❗」

「…はぁ⁉‥‥それエリートって言わんだろ⁉俺とダンヒルだってエリートじゃ無いぞ❗1年以上やって無いし❗」

「…」

「…世間の認識がおかしく為ってるわ❗」

「…有力貴族が、自分達の子供をエリートって言い触らして居りますし、其れが最近の認識に為って居ります❗」

「腐ってるな❗此の国もう立て直しって、無理なんじゃ無い⁉」

「…」

「良いけどな‥‥さっさと見切り着けて出ていくし❗」

「…ハデス大尉❗半月後除隊するって、本当ですか❔‥‥」

「あぁ❗国も出るぞ❗」

「…」

「王宮貴族供が役立たずだし、此の国も長持ちせんぞ❗」

「…許可証確認しました。お通り下さい。」

「お前等も考えた方が良いぞ❗腐敗だらけの国にいても、良い事無いしな❗」

「…」

「お疲れさん❗さてさて、ダンヒル達の立食パーティーに赴きますか。彼奴等の新婚旅行中に此の国出ていくし、最後の面会わせだ❗」

「…兄様、本当に出るの?」

「腐っている人間達と仕事したく無いしな❗俺は此の国をもう見切とるし、自分1人なら生きて行けるからな❗『アンアン。』‥‥連れて行かんぞ。お前の飼い主は、アテナだぞ❔‥‥」

『クゥンクゥン。』

「知らんがな‥‥其の為に俺の戦闘技術 回復技術を、詰め込んだしな❗」

「…兄様、私も3年後には出ます。『アンアン。』」

「無理だと思うけど❔次期当主に為っとるしな❗俺みたく、誰かを犠牲に出来るの?」

「…」

「自己中な奴しか無理だぞ❗さっさと行くぞ。飯食いバックレる。」

「…」

「ダンヒル、アリシアおめでとう❗」

「…ハデス‥『何其の毛玉❗頂戴。』‥‥やはりか‥‥」

「俺の持ち物ちゃうわ。ポイ『アンアン❔』『触り心地サイコ~』『ゴロゴロ。』交渉はアテナにしろよ❗『はぁ~い。アテナちゃん 頂戴❗』『駄目です❗私のです。挙げません❗』『結婚祝いに頂戴❗』『駄目です❗』」

「…ハデス、止めろ❗『何故❔』アリシアに面倒見切れるか❗フェンリルだぞ❗『出ていく俺に関係無い❗まぁ 母様とアテナを相手に勝てれば良いんちゃうか❔』‥」

「ハデス、私の許可証は出ませんよ❗『母様⁉』アリシアさん。私の毛玉は挙げません❗『え~』『母様❗シロは毛玉では有りません❗《アンアン❗》』ほ~‥‥シロ、私に歯向かいますか❔《…キャンキャン‥》そう、其れで良いのです。『母様、私のシロを脅さないでよ❗』『私の結婚祝い~』‥‥アテナ、アリシアさん。シロは私のです。ねぇシロ。《ク クゥン。‥ガクブル》」

「…フェンリルが脅えているが‥‥」

「言ったろ。アテナ、母様が魅了されたと❗」

「…昨日は、私もベットから叩き出された。」

「父様⁉」

「…シロも可哀想にな‥‥レアが相手では、例え神狼フェンリルとて毛玉だ❗」

「…其れで良いのですかね⁉」

「父様。シロには、俺の戦闘技術 回復技術を叩き込みました。すべて吸収しましたので、母様とアテナ位なら警護するでしょう❗‥‥毛玉扱いですがね。」

「…流石だな、フェンリルの名は伊達じゃ無いな❗‥‥毛玉だが。」

「…其れで良いのか❔」

『面倒が此方にこなけりゃ良いんだ❗』

「…ひでえ親子だ❗」

『ソレガナニ❔』

「…」



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