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Bloom Code ―太陽女学院ゲーム開発部―  作者: れんP
一学期編

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第十九花「お泊まり会!」

私は染井 芳乃(ソメイヨシノ)

城津 芽草(シロツメクサ)ちゃんと星咲 睡蓮(ホシザキスイレン)さんと糸刃 翔(イトバ ショウ)ちゃんと花森 菫(ハナモリ すみれ)ちゃんと顧問の風信子 桃花(ヒヤシンス ももか)先生といっしょに太陽女学院でゲーム開発部をしています!


 


今日は――


 


開花祭が終わってから、

睡蓮さんのお家でお泊まり会!


 


※桃花先生はお仕事で不参加です。


 


 


「こ、ここか睡蓮さんのお家……豪邸じゃん!」


 


 


目の前に広がる、大きなお屋敷。


 


門からしてもう違う。


 


 


「そうみたいね、はいりましょう。」


 


 


芽草ちゃんが落ち着いた様子で言う。


 


 


「う、うん!」


 


 


 



 


インターホンを押すと――


 


 


「どうぞ」


 


 


静かな声。


 


 


門が自動で開いた。


 


 


 


「すご……」


 


 


 


中に入ると、手入れされた庭。


 


 


噴水まである。


 


 


 


「……テーマパーク?」


 


 


翔ちゃんがぽつり。


 


 


 


「ち、違うよね!?」


 


 


 



 


玄関。


 


 


「いらっしゃい」


 


 


 


睡蓮さんが、いつも通り落ち着いた様子で出迎えてくれた。


 


 


でも――


 


 


「……私服、かわいい」


 


 


 


翔ちゃんの一言。


 


 


 


「あっ……!」


 


 


 


確かに、制服じゃない睡蓮さんは少し新鮮で、

どこか柔らかい雰囲気だった。


 


 


 


「ありがとうございます」


 


 


 


少しだけ、照れたように微笑む。


 


 


 


「お、おじゃまします!」


 


 


 



 


リビングに入ると――


 


 


「わぁ……!」


 


 


 


広い。


 


とにかく広い。


 


 


 


「芳乃、はしゃぎすぎ」


 


 


 


「だってすごいんだもん!」


 


 


 


「ふふっ」


 


 


 


菫ちゃんが小さく笑う。


 


 


 



 


「では、まずは――」


 


 


 


「お疲れ様会、しましょうか」


 


 


 


テーブルには、お菓子やジュースがずらり。


 


 


 


「やったー!!」


 


 


 


「開花祭、お疲れ様!」


 


 


 


「「「「お疲れ様ー!!」」」」


 


 


 


ジュースで乾杯。


 


 


 


「いやぁ……楽しかったね!」


 


 


 


「えぇ、大成功だったわ」


 


 


 


「……人、多かった」


 


 


 


「はい……ちょっとびっくりしました」


 


 


 


「でも、嬉しかったよね」


 


 


 


 


「えぇ」


 


 


 


芽草ちゃんが優しく頷く。


 


 


 



 


しばらくして――


 


 


「ゲーム、やる?」


 


 


 


翔ちゃんが言う。


 


 


 


「やるやる!!」


 


 


 


「何やりますか?」


 


 


 


「……対戦系」


 


 


 


 


結果――


 


 


なぜか白熱。


 


 


 


「えっ、強くない!?」


 


 


 


「慣れてるので」


 


 


 


「睡蓮さん強すぎ!!」


 


 


 


「……負けた」


 


 


 


「もう一回!!」


 


 


 


 



 


次は――


 


 


「トランプとかもありますよ」


 


 


 


「やろう!」


 


 


 


ババ抜き。


 


 


 


「誰がジョーカー持ってるの?」


 


 


 


「さあ?」


 


 


 


「……顔に出てる」


 


 


 


「えっ!?」


 


 


 


「芳乃、バレバレよ」


 


 


 


「うそぉ!?」


 


 


 


 


笑い声が、部屋に広がる。


 


 


 



 


夜も深くなってきて――


 


 


「そろそろ、お風呂どうぞ」


 


 


 


「はい!」


 


 


 


交代でお風呂へ。


 


 


 


「広っ……!」


 


 


 


「……温泉みたい」


 


 


 


 



 


そして――


 


 


寝る準備。


 


 


 


大きな部屋に、布団が並ぶ。


 


 


 


「なんか……修学旅行みたいだね」


 


 


 


「ふふっ、たしかに」


 


 


 


 


電気を消して――


 


 


少しだけ、静かな時間。


 


 


 


「ねぇ……」


 


 


 


私がぽつりと話し出す。


 


 


 


「みんなとゲーム作れて、ほんとによかったなって思う」


 


 


 


 


少しの沈黙。


 


 


 


「……うん」


 


 


 


翔ちゃんが答える。


 


 


 


「私も……です」


 


 


 


「えぇ」


 


 


 


芽草ちゃんも静かに言う。


 


 


 


「これからも、もっと作りましょう」


 


 


 


睡蓮さんの声は、やわらかかった。


 


 


 


 


「うん!」


 


 


 


 


今日の楽しかったこと。


 


 


これからやりたいこと。


 


 


少しずつ話しながら――


 


 


 


気づけば、眠りに落ちていく。


 


 


 



 


こうして――


 


 


開花祭のあとの、お泊まり会は終わった。


 


 


 


楽しかった思い出と一緒に。


 


 


 


ゲーム開発部の物語は――


 


まだまだ続いていく!

ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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