XII 師匠は不法侵入者
ほのぼの回だと思います。
絶妙に下ネタがあるかもです。お気をつけて
R06/01/19・編集
館内
あ〜我が家は安心するなぁ
なんかほんと疲れちゃった
「お疲れ様です、お嬢様」
労ってくれる従者助かる…マジ有能
「そういえばコリアン王国の後始末はどうするおつもりで?」
「あれはアイリス諸国とコリアン王国のことだし、アギシャンから何か言われない限り手は出さないよ」
面倒ごとを押し付けてるだけだけどまぁ元々私が介入していいのかわかんない状態だったし、いっか
「そうですか、わかりました」
にしてもアギシャンは何を求めてるんだろうな
賠償とかなんかな?
まぁどうでもいっか
にしてもどうしよっかな、そうなると暇だな
まぁ暇って幸せだし、いっか
「なぁリミー?」
「リヴィか…いつの間に来てたの」
「ついさっきだ、にしてもどこ行ってたんだ?館を空けるなんて珍しいな」
あ、本当にさっき来てたのね
「アギシャンに呼ばれてたの、本当疲れた」
コリアン王国のことは…言わないほうがいいかな、言っていいなんて言われてないし
「なんだ?搾られでもしたか?」
「馬鹿言わないでよ、ちょっと鍛えてただけ」
「なんだ、つまらん」
なんだこいつ、思春期か?
「つまらないって…いやワンチャンアギシャンならやるか…?」
「これからはちゃんと気をつけろよ」
「これからは緊急時以外行かんとこ…」
「あそこ淫魔も大量にいるからな」
「行ったことあるの?」
「あるぞ、地獄だったけど」
「無駄に顔整ってるからそんなんなるんじゃん」
これだからイケメンは駄目、すぐ襲われる
「褒めてるのかそれ」
「うんうん褒めてる褒めてる」
イケメンは許せねぇけど事実なのがこれまた腹立つ
「っていうか、リヴィはなんでこっち来たの?遊び?」
「ん?あぁ、なんだそんなことか」
そんなことて、不法侵入なんだからワンチャン法が動くぞ
「ただ暇なのと鍛えたくてな」
「明日の筋肉痛やばくなりそうなんでパス」
「拒否権があると思ってるのか?」
「調子に乗るな殺すぞ」
イケメンはこんなこと言っても許されるの腹立つわぁ
「はは、怖いなぁもう、でもわかった、今日はいいぞ」
「いやぁ良かった、力尽くで分からせる必要なくて」
「おーこわいこわい」
こいつ舐めやがって
「んじゃ、今日は泊まってくぞ」
「まぁ別にいいけど…ってことらしいから白夜準備よろしく」
「かしこまりました」
うんうん、うちのメイドは優秀やなぁ
「じゃ、明日鍛えるからな」
憂鬱だ…
この二人のお話は書くのが楽しいです。お気に入りだからですかね?
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