XI アイリス諸国とコリアン王国
R06/01/19・編集
つっても、コリアン王国とか知らんし
コリアンってそもそもなんだよ
どうしたらいいってんだ
(リエルはどうしたらいいと思う?)
『知らないけど…どうでもよくない?コリアン王国なんて』
まぁ確かにコリアン王国が滅んでもうちの皆んなもリヴィも大丈夫だし…
グルーミーにでも聞いてみるか?
いやでもめんどくさいし…
『何か問題が起きてからでもいいんじゃないかな?』
そうだよね!うんうん!
となると何しよっかなぁ
「リミー!!大変なの!」
「アギシャン!?どうしたの急に」
アギシャンが転移魔法を使って来たみたいだけど…なんだ急に
「大変なの!私の領土にコリアン王国の奴らが来て…!」
コリアン王国って…なんで…いや、理由は明白か
「私への嫌がらせ…かな」
「多分そう、お願い手伝って!」
アギシャンには何もないけど…でも、友達だし
「わかった、手伝うよ」
にしても、なんでアギシャンを…?
『多分魔王の中で割と戦いやすかったのがアギシャンなんじゃないかな』
なんでアギシャンのとこが…
『土地の位置的にコリアン王国からまっすぐ南にあるアイリス諸国は襲撃しやすいんだよ』
『あとアイリス諸国にいる人鳥や小妖精、淫魔は人気高いからねぇ…売ったら売ったで高く売れるし』
なるほど…これが終わった後はコリアン王国にちゃんと牽制しとかないとね
「リミー、大丈夫?ついて来て!」
「うん!はよ行くよ!」
アイリス諸国前
ここがアギシャン諸国…なんか煙臭いな…
「攻めてきたのよ…コリアン王国の奴らが…!」
なるほど、この匂いは攻めてきた被害からか…
「早く行くわよ!さっさと行かなきゃ!」
アギシャンの顔色が悪い…不安なんだろうな
アイリス諸国内部
なんだこれ…家の半分以上が燃えてる…死者も出てるんじゃないの…?これ…
「おねぇちゃん…たすけて…!こいつ…このままじゃ…じんじゃうの!」
まだ十にも満たないような子供の小妖精。
この世界の人間の性根が腐ってることが見てわかる。心底怒りが湧いてきた
『回復魔法は持ってるよ、使う?』
もちろん
「回復魔法」
「おねぇちゃん…?あれ?足がちゃんと動くよ!歩けるよ!」
うんうん、嬉しそう、良かった良かった
「ありがとうリミー、この子たち助けてくれて」
涙目でそんなこと言うなよ、もらい泣きしそうになる
「お礼は後でいいから、さっさと行くよ」
涙をグッと堪えて頷くアギシャンを見て辛くなった
アイリス諸国深部
燃える家、町中から聞こえる悲鳴、血で汚れた壁
地獄絵図を体現したような空間
「被害者をこちらへ!!回復魔法で治療するわ!!」
焦ってる…やっぱきついよね
「貴様らが援軍か!」
誰だこいつ、アイリス諸国ってこんな衛兵もいるのか?
『いや、格好と種族的にコリアン王国の奴らだよ、甲冑ついてる血は返り血だろうね』
「なんだお前、何の用だ」
流石に敵だと分かった以上優しくする必要はないよな
「頭が高いぞ貴様、我はコリアン王国親衛隊…」
「うるさい」
その一言と同時にコリアン王国の衛兵の顔面が吹き飛んだ
アギシャンがキレてる…まぁ国を滅ぼされかけてるんだ、怒るよな、無関係の私もイライラしてるくらいだし
「ねぇリミー」
「ん?どうしたの?」
アギシャンが深刻そうな顔でこっちを見てる
「お願い、コリアン王国を滅ぼして、そのためなら私はなんだってするから」
「…なんだ、拍子抜けした。そんなこと初めからそのつもりだよ」
元々はコリアン王国も滅ぼさず説得の予定だったけど…
友達に言われたら、断れないよね
さて、となるとどう滅ぼそうか
『コリアン王国の奴らだけ狙って殺すことは可能だよ』
やっば、リエル有能やん
『でもなら技能獲得しといたほうがいいよね、なんか創っとくね』
まじで有能すぎて私出る幕ないんだけど
『破壊魔法と均等魔法を合わせてなんか創れないかな…なんか思いつかない?』
均等にやるやつよな…いやそれいらなくない?
『んー…まぁ確かに』
極端にもう殺す魔法とかどう?
『もういっかそれで、ってことでできたよ!』
早くないっすか
『空飛んで使ってね〜』
そういやまともに飛ぶのは初めてかな
「んじゃ、ちょっと行ってくる」
「わかった、いってらっしゃい」
アイリス諸国上空
アイリス諸国…ほんとは綺麗な街だったんだろうな
そう考えると殺すことも躊躇できなくていいね
「それじゃ、さよなら絶望破壊魔法」
皆が瞬きする間もなく死んでいく、全員がコリアン王国の者どもで一安心
後は街も綺麗にしないと…
『創設魔法使う?』
はい有能
んじゃ使わせてもらうか
「創設魔法使用」
お、すごい勢いで街ができてる、さっすが創造神
「リミーが全部やってくれたの?」
「アギシャン!その…迷惑、だったかな?」
やばい、怒られる?
「ううん、ありがたいよ、でも私の出番無くなっちゃったね」
苦笑いでアギシャンが言う
確かに、ちょっと、申し訳ないかも
「それじゃあ私帰るから、またなんかあったら言ってね」
「うん、またね」
アギシャンが心から笑っているように見えた
良かった、笑ってくれて。
アギシャンが主役でした、コリアン王国側は勝ち目なくて可哀想ですよね
リミーとリエルのチートさが目立った回だと思います
よければ評価、ブックマークお願いします




