X 創魔少女は平穏がお好き
R06/01/19・編集
庭
さてどうしたものか
戦いは嫌だけど…やらなきゃよなぁ…
『今回は私協力しないからね』
なんで!?いいじゃん私ここにきてちょっとしか経ってないんだよ!?
『いや、私が手伝ってもリミーの成長にはならないでしょ?』
そう言われるとそうなんだけど…
流石に私一人は無理だよ
「よーっしリミーよ!早くやるぞ!」
私の気も知らず満面の笑みを浮かべている、カメリアは戦いが純粋に好きなんだろう
「かかってくるのだ!」
魔王は後攻が好きなのか…?先手必勝とか知らなそうだし
にしても竜って何が弱点なんだろ…
「逃げても無駄なのだ!竜ノ眼!」
なんだそれ…眼…?
『精神への干渉の確認』
なるほど、精神攻撃か、無効化持っててよかった
「む、効かないか、流石に精神攻撃無効は持ってるよな」
ってかリエルも一応教えてくれるのね、ありがたい
『ぼさっとしてないでさっさと戦いなよ』
ういっす
でもこっちからは何もできない…ん?いや、なんか習得すれば勝てるんじゃね?
多分魔王だから物理攻撃も魔法攻撃も効かないよな…もちろん精神攻撃も
技能の弱体化ができる結界とか…創れるだろうな
創造魔法使って…
…できた、かな?
「技能使用不可区域使用」
「ん?ほう、技能を使わせない結界か、面白いな」
あと…魔法使用不可区域も併用するか…
「魔法使用不可区域使用」
「おぉ!二つの結界か!これで私もリミーも魔法も使えなくなったってわけか!楽しくなってきたな!」
なんで楽しんでんのこの魔王
さてどうしたものか
何も使えないとなれば…あ、破壊魔法使えないかな…
何かこれで創るってことは…
うーん…なくないか?
⦅凝縮破壊魔法⦆
なんだそれ…凝縮…?
(リエル、これどれだけの被害が出る?)
『…』
(リエル、言って)
『…大した被害じゃないよ、使ってもいいと思う』
(わかった、ありがとう)
カメリアが死にそうになったら私が対応すればいいし…よし、使うか
「凝縮破壊魔法!」
「なんだこの魔法は!」
「降参するなら助けてあげるよ」
「わかった!降参するのだ!だから助けてくれなのだ!」
「わかった、いいよ」
ふぅ、すっっごい魔力使った…疲れた
「まぁ力量はわかったのだ!鈍ってなさそうなら良かったのだ!」
「そりゃ良かった」
「それじゃあ私は帰るのだ!またな!」
そう言って転移魔法か何かでカメリアは帰って行った
「ふぅ、疲れた、白夜、紅茶お願いね」
「かしこまりました」
じゃあ私はコリアン王国について考えなくちゃね
戦闘とか情景はやっぱり苦手です
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