搬入作業と世界の変化
ちょっとだけ長くなったよ。
公民館に引っ越すことにした。
今日は公民館に荷物を運んでいく。
本当は昨日のうちに終わらせておく予定だったのだが、公民館前に化け物がいたからできなかった。
正直あれを事前に防げ、て言うのは無理だと思う。
銃とかがあれば勝てるのかな。
勝てないんだったら自衛隊もやばいだろうな。
そんなことを考えながら新居(公民館)に荷物を運んでいく。
二周目が終わって俺のアパートへ戻ろうとした帰り道、あるものを見た。
「ん?」
思わず声が出てしまった。
ゴブリンのくせにちょっといい服着てやがる
魔導士ごっこかよ。
杖なんか持っちゃって。
とか思いながら隠れて様子を見る。
いつもなら無視するのに、何故か見ておいた方がいいと感じる。
ゴブリンの杖の先に火が出る。
「はあ?!嘘だろ!」
これまで見てきたゴブリンは獲物を追っかけて食うことしか頭にない低脳だったのに。
マッチで火を起こしたようにも見えなかった。
もしかして、魔法?
まさか、でもこの目で見てしまった。
ゴブリンが火を起こす瞬間を。
しかも、化学の力を使わずに。
ん?
ゴブリンがこっちを見ているような気が‥‥‥
やっべ、気づかれた!
でもどうしよう。
まっすぐ逃げても意味ないしな。
とりあえず建物の中に。
ふう。
とりあえずだいしょう‥‥‥ドカーン!!
うわ!
もしかして、撃ってきやがった!
魔法を。
まじかよ。
壁に穴が!
威力たっか!
当たったら即死じゃね?
やばすぎんだろ。
遠距離攻撃持ち相手に下手に逃げても背中に打たれるだけだな。
あれはここで倒しておきたい。
ちっちゃいのに対物破壊力高すぎなんだよ。
ゴブリンって行動範囲狭そうだし、放置してると俺の公民館も壊されるかもしれないからな。
魔法があるってことは、魔力的なものもあるのかもしれない。
流石にゴブリンでも魔力無限とかはないだろうから、魔力切れとか起こしてくれたらいいんだが。
あのレベルの威力の遠距離攻撃を持ってる相手に迂闊に近づかないからな。
さ〜て、どうすっかな。
何すりゃ勝てるのか。
遠距離攻撃を無駄撃ちさせるには、何をすればいいのか。
全部避け続ける?
いや、弾速結構早かったからあまり現実的ではないな。
となると、自分のいないところに撃たせるのがいいのかな?
そうだな、そうしよう!
とりあえず、なんか投げるか。
落ちたところに音が鳴るから、それに釣られて売ってくれればいいんだが。
てい
隣の家の敷地に落ちたぞ。
反応してくれ。
数秒先、
ドカーン!
「よし!!」
思わず声が出てしまった。
やべこっちむいた!
急いでこの場から離れる。
急げ急げ!
ボワァ
「へ?」
変な音が聞こえた。
めちゃくちゃショボい音だった気がする。
ゴブリンの方を見てみる。
杖の先から火花みたいのが出ているけど、さっき撃っていた、魔法とは比べ物にならない代物だ。
もしかして、魔力切れ?
やったー!
思ったより少なかったな。
やるなら今しかない。
ダッシュで相手の間合いに入って脳天に金属バットでフルスイング!
一発で終わりかよ。
普通のゴブリンは一発では死なないのに。
防御力的なのが低いのかな?
まあ、いっか!
今回はいつものゴブリンとは違って戦利品がある。
そう、ゴブリンが持っていた杖である。
よく見ると先端に赤色の石が付いていた。
魔石かな?
一応取っとくか。
何かに使えるかもしれないからな。
「やっと終わった〜。」
全ての荷物を公民館に持ってくることができた。
丸一日かかってしまった。
とりあえず一階の部屋のうちの一つを片付けて、そこに荷物を運び込んだ。
残りの部屋はまだ一切手をつけてないから、はやく片付けないとな。
片付けで出たゴミ(死体含む)は全部に顔の部屋に放り込んだから、それもはやく片付けないとな。
まあ、今日は疲れたし空いたから始めるか。
暑くなってきた夏に運動した後のざるそばは冷えててうまいな。
季節は初夏くらいだよ。




