紹介コーナー※ネタバレアリ
【人物】
ディス:生まれ持って強い力を手に入れてしまった存在。国宝である聖剣を唯一使うことが出来る。途中から敵が持っていた魔剣を奪い取り愛用した。我儘でめんどくさがりな性格。勇者になった経緯は国に使える占い師によってその存在が明るみに出てしまったことから。強過ぎる力を持ってしまったが故に実の両親からも毛嫌いされ大量の金とともに喜んでトレードされた。その後、度の道中で仲間を作りながらサクッと魔王討伐。出会ったことが無い人からは五聖の英雄譚よりかなり美化されているが、会ったことがある人からすると苦い顔をされる。黒い髪と目を持ち、魔族、魔王と陰口されたこともある。
フェア:ディスの最初の仲間になった妖精。この世界における妖精は翼や髪、瞳などの色が白に近いほど高い才能を持つとされているが、フェアは純粋な黒。しかし、歴代の妖精の中でも圧倒的な魔力量を誇り、そのために同族である妖精から忌み嫌われていた。成長と同じくどんどん膨れ上がる魔力に恐怖した長老などが彼女を森深くに封印すたところ、ディスが偶然と力付くで封印を破壊する。それが縁で一緒に旅をするようになり、境遇が似てるためかディスへの忠誠がを誓い、ディスからも仲間と認められている。攻撃、防御魔法が得意でどちらも最上級までを一人で行える。
クリッド:順番としては一番最後に仲間になった。幼い頃から神童と呼ばれ優遇されながら育ってきた。そのため、自分と同じかそれ以上の力を持つディスとフェアに大いに興味を持つ。同時に、狭い教会の中から出るいい口実だとディスに同行する。しかし、道すがらディスの人柄に幻滅していくが、同時に彼も人なのだと思うようになり少しずつ認めて行く。最後はディスと良き仲間であり友となる。攻撃魔法と肉体強化魔法が得意で肉体強化に限って言えばその極致にまで達している。村正装備状態であればディスとタイマンはれる。が、アクスとブランが出しゃばるため苦手だが一応使える回復、補助魔法に専念。それでも上級まで使える。
アクス:酒屋で腕相撲して負けてなんかついてきた。ディスは名前を覚えておらず戦士と記憶している。十分強いのだが上記三名と比べると圧倒的に劣り、しかしそれに気づかずディスも周りをうろちょろするもんだから完全に邪魔者扱いである。
ブラン:元は盗賊だったがディスの周りが面白そうだったので勝手について来た。暗殺スタイルでいいとこ取り。しかしピンチになると速攻で逃げ、優勢なると戻ってくる。ディスは斥候と覚えブラン自身も名前を覚えられてないと薄々感じ取る。それでも暇だからついていく。
魔王:再生の魔王と呼ばれ超再生能力を持っている。その実態は素の回復能力に加え聖魔石と呼ばれる鉱石を取り込んだために手に入れた半不死状態である。同じ聖魔石を使ったエクスカリバーでしか体内の聖魔石を壊すことが出来ない。故に、それに気づかないディスは愛用の魔剣でボコる、刻む、殺し続ける。さらには聖剣を抜かれたら秒殺されたという。哀れ。復活後は多大なパワーアップが施されたが、聖魔石は壊されたままのため聖剣無しでも倒せるように。クリッドに倒されてしまう。手の込んだ咬ませ犬。
コル:勇気ある子ども。
【武器】
聖剣エクスカリバー:聖魔石と呼ばれる強大な魔力を秘めた鉱石が使われた剣。聖魔石は同じ聖魔石でしか壊せず、体内に聖魔石を取り込んだ魔王への切り札となった。使用者の身体能力を上げるが、それに耐えうるスペックが無いと一振りで常人は死ぬ。
魔剣レーヴァテイン:魔王十天と呼ばれる魔王の配下であり幹部の一人、魔剣将軍と呼ばれる者が使っていた剣。ディスに傷をつけた剣でそれゆえに狙われ盗られた。基本性能は聖剣より高く、そのためディスに愛用された。
村正:エクステンドと呼ばれる肉体の限界値を底上げする能力を持つ剣。一般人なら大した意味を持たないが、肉体強化を極めたクリッドとはとても相性がいい。