新月 美裂 ①
人の魂からの叫びは、時に次元さえ越える。
新月美裂の元へ届いた、幾万の悲鳴は彼女の胸の奥を常に揺さぶり続けていた。
見て見ぬふりは美裂の考えでは論外と言える。
しかしながら、彼女の現在の能力ては「次元の壁」はどうすることもできない。
あくまでも「現在」は、という注釈がついているのだが、それは過去における戦闘の一幕によるものだった。
スポーツにおいては、自らを鼓舞する意味合いから、または気合いを入れるために「声を上げる」という行為は効果的という結果が、スポーツ医学の見地からも実証されているらしい。
それは「戦う」という行為についても同様である。
例えば剣道や野球など、力を込めた際に漏れる叫びは、自身を奮い立たせ、同時にその威力も数%程度上昇するというデータも存在する。
力が同等ならば、その数%が明暗を分ける場合もある。
地球に訪れる「外敵」の中には、ごく稀にそういった搦め手で攻めるヤツも存在する。
美裂を弱体させるため、通常以上の力を削ぐことを目的として、地球外の化物が考えたのは「感情を奪う」戦略であった。
人間が生きる目的として、喜びを感じ、理不尽には怒り、悲しみには涙し、そして楽しみを享受する。
こういった、人にとっては喜怒哀楽こそが、ある意味では人生の指針とも言えるだろう。
人類と同じ「ヒトの姿」をした美裂にもその理屈が適用されるだろうと、敵が考えるのも無理からぬ話ではある。
そして、宇宙人の思惑通りに美裂は、予想外の罠にはまり、その感情を消去されてしまう。
だが、彼女を弱体化させる作戦が、思った以上には効果のない下策だったのを敵が知ることになるのは、その首が切り落とされた瞬間だった。
美裂を「ヒトと同じ生物」だと思い込んだのが、まず最初の間違いだったのだ。
そもそも新月美裂が、人の体から生まれた存在ではないことを敵は知るはずもなかった。
限りなく人という種に似せられた存在、彼女の総称は「偽人形」と呼ばれている。
その正体は、人類が文化を持ち始めたのと同じ時期に地球により作られた、「人間と人形の中間」の紛い物である。
その身体では新陳代謝が行われていないため、老化や寿命などとは無縁である。
すでに何万年、いや何十万年生きたのか、美裂自身も明確には覚えていない。
ただ、おそらくは「誰かを守る」というために作られたのだと、美裂にはわかってはいた。
その守るべき相手が何者なのかは不明だが…
地球から使命を受けたわけでも、命令されたわけでもない。
奇しくも江戸の頃より、人の中枢機関との縁から、美裂は「神の使い」「星の代弁者」「天照の巫女」という、政治屋の勝手な崇拝による願望で、政への関わりを余儀なくされる。
現在は美裂は特に否定することもなく、自身の行動が制限されない理由もあり、お互いがうまく利用する、持ちつ持たれつという関係である。
美裂自身、感情を失う以前より寡黙な性格だったため、それがより一層神秘性を醸し出していたわけだ。
政治に携わる人間たちも、美裂にとっては救う対象であるのは言うまでもない。
性格による好き嫌いで命の選別を考えるのは、美裂の判断基準には存在しない。
ある程度の「割り切り」というのが、美裂が人と接したうえで、最も役立ったことだと言えよう。
さて、そんな美裂であるが、ここ数日は別の件で少しの引っかかりを感じている。
先日は同種の外星人を始末したのだが、そいつらは特に人狩り志向が強いことから、想像するよりも多くの人数が地球に入り込んでいる可能性が高いと美裂は考えた。
ヤツらは人間や周囲の風景に擬態し、その両手は鋭い刃物になっている。
典型的な「悪の宇宙人」そのものであるが、嗅覚や逃げ足も早いとなれば、典型的であるがゆえに厄介な相手ではある。
最河魅麗の姉と、黒鋼美佐緒の婚約者の命を奪ったという前歴がある。
その逃げ足の早さから、その二匹を美裂が始末できたのは数年越しのことであった。
この瞬間にも敵は暗躍していると考えるのが妥当だろう。
正直に言うなら、そういった敵に対抗できるのは今のところ美裂のみである。
圧倒的に人手が足りない。
同時に別の場所に敵が現れることなどは日常茶飯事だ。
空間を繋げることで移動時間を節約できる「ゲート」を使えるとはいえ、ヤツらにとっては人の命を奪うなど、ほんの数秒もかからないことだ。
その犠牲になった人々の魂が空を翔けて行く光景を、これまで美裂は嫌になるほど見てきた。
救えなかった命に涙する行為を二度としなくても済むことが、美裂にとっての唯一の願いでもある。
全身を黒一色で飾る新月美裂のその姿は、犠牲者に対する哀悼の意であった。
「…?」
街はずれの人通りが少ない地域に美裂はいた。
以前に街中で大規模な火災が起こった場所のすぐ近く、黒鋼マリーが住むKB市N区のすぐ近所だ。
「…これは…この波動…」
日中には人の姿を見かけるのが珍しい住宅街。
少し寂れた様子の古い家が並ぶ通りに、一軒だけ大きな建物がある。
公共の児童養護施設。
いわゆる親のいない子供や、親からの虐待を受けたりという児童たちが暮らしている建物だ。
堅く閉ざされた門の向こうでは、数人の子供たちが走る姿が見える。
そのうちの一人、年の頃は小学生の低学年だろうか。
日の光を浴びて輝く金色の髪が目を引く。
そしてその後ろ側に伸びた三つ編みと、前頭葉から生えている長くハネた髪の束。
人はそれを通称「アホ毛」と呼んでいる。
「ねぇねぇ、お姉ちゃん、何見てるの?」
人懐っこい笑顔を見せながら、美裂に近づいた少女はふいに声をかけてくる。
「…君は? ここに住んでいるのか?」
「うん、そうだよ。まだここに来て二週間ぐらいだけど」
表面上は笑顔を見せながらも、少女の様子は少しぎこちない。
無理に笑おうとしているのが美裂には透けて見えた。
「…そうか、お父さんとお母さんと離れて暮らしているのか?」
「…えへへ…お父さんとお母さん…この間の火事で死んじゃった」
「…そうか、思い出させてしまったか…」
「ううん、大丈夫、私毎日頑張って泣かないようにしてるから」
その少女の口から出た「火事」という言葉に美裂は心を留める。
おそらくは先月起きた大規模火災のことだろう。
溶岩の塊のような石が市街地や住宅街に飛び火し、それにより多くの死傷者や家屋の損壊が数十にものぼった災害を差す。
結局のところ事件性はないと発表され、多くの人々が泣き寝入りするしかなかった、痛ましい事件であった。
国にしろ、警察や消防では未だ「凶悪な宇宙人」といった存在は公に認めていない結果がこれである。
政府自体の色んな兼ね合いもあるだろうが、美裂にはどうすることもできない。
できることと言えば、ただ被害を起こさないよう食い止めるだけだ。
「けどね私、その時にわかったんだ。みんなが、ご近所の人や知らない人まで私を心配してくれたから。本当はみんな、人って優しいんだって」
「…そうか…そうだな」
目の前にいる小さな少女の言葉に、美裂は精一杯の穏やかさで肯定する。
ツラい経験以上に、その少女は人の優しさを信じていることに、そのまま真っ直ぐ生きていて欲しいと美裂は密やかに願う。
「マナちゃーん、そろそろ学校に行く用意をしないと」
「あっ、はーい! わかりましたぁー」
おそらくはこの施設の職員だろう。
マナと呼ばれた少女は返事を返すと、そのまま立ち去ろうとする。
「あ、お姉ちゃん、よかったらまた来てね!」
「…あぁ、わかった」
お互いに軽く手を振り合い、建物に向けマナは走り出す。
「…そうか…今は『人』の身として…」
マナの姿が見えなくなるまで美裂はその場に立ち尽くしていた。
同じ境遇の子を、たとえ誰であろうと不幸を背負う人を増やさないためにと、美裂の望むことは、ずっとそれ以外にはなかった。
「チッ…ミョーな波動が動いてやがるな…なんだってんだ?」
次元の異なる世界、先進的機械都市・ヘビーブロッサムの街角。
身体の一部を機械に替えた人や、マスクで顔を隠した人々といった、怪しげではあるがただの善良な市民が路上を行き交う。
その集団に紛れ、白い制服を身に纏った新月美裂が異変に気づく。
明らかな「悪意の波動」が街のそこかしこに点在していたからだ。
たとえどんな姿であろうと、その全身から発する「波動」により、美裂には一目瞭然だ。
もちろん人間自体にも妬みや嫉妬・殺意を抱く者もいる。
しかし、生まれた星が違えばその波動も微妙に異なる。
「敵」に該当する外宇宙の者は、その中でも桁違いのドス黒い波動を放っている。
近づくだけで吐き気を催すほどだ。
人格はごまかせても波動は嘘をつけない。
どの次元の地球においても、それぞれの地球には一人だけ新月美裂が存在する。
全員が波動を元に、人に害を及ぼす外星人と一般人を判別していた。
なぜ「人間」を守るのか、自身にもわかってはいないが、人が殺害されるのをただ見ているだけの考えは、どの世界の美裂も持ち合わせていない。
「…もしかするとこりゃあ…大規模な計画が進行中ってヤツか?」
背中に少し悪寒を感じながらも冷静に考える。
敵の攻撃の準備が整ってしまうと、さすがに美裂の能力では太刀打ちできるか不明なためだ。
できるなら未然に防ぐのが好ましい。
ここ最近は地球人の存在が他の星にも意外に広まっているらしい。
殲滅した何人かの敵から、「アース星人は絶好の狩り対象」という悪い噂を聞いたことがある。
そのため、余暇やストレス発散のためだけに地球を訪れ、地球人を殺害する質の悪いヤツらがいると美裂は耳にしていた。
「…ふざけんじゃねぇよ…」
冷静でいないといけないはずが、白服姿の美裂は短気すぎる。
「先進的都市」とは言いながら、ここヘビーブロッサムの劣悪な環境が、美裂の人格に多大な影響を与えたためだろう。
真っ白な制服、ピンク色の髪とショートポニーテールという、一見控えめにも見える美裂だが、実際は猪突猛進の考えるより先に手が出るタイプである。
だが、そういう時に限って、次元を超えたお説教がその耳に飛んでくるのだから、正直うっとおしいことこの上ない。
「やめなさい! あなた一人で突っ走ってどうするの? 脳が最適化されてないの? 罠は仕掛けるもので、ハマるものじゃないって何度言えばわかるの?」
「またかよ! うるせえ!」
案の定、激しい罵倒がその耳に飛び込み、美裂の苛立ちに拍車をかける。
「おまえはホントうるせえな! 今ならあたいの力で一気に殲滅できるはずだ! ナメんじゃねえ!」
「ふふっ、典型的なバカのルーティンね。窮地になってから気づくのよ、あなたみたいなのはね」
「…なんだってんだよもうー、おまえには関係ないだろぉー」
事あるごとに別次元から来る非難の嵐に頭を抱えざるを得ない。
耳を塞いでも、暴力で黙らせるわけにもいかないのでどうにもなるはずもなかった。
「いい? 今は敵の様子をよく観察して。それによって、いざという時は私も手伝う」
「は? おまえが? 手伝うって…ここに来るのか? わざわざ危ない目に会いに? バカはおまえの方だろが」
バカさの張り合いはどうやらひと段落ついたようであった。
次元の違う地球をわざわざ助けに来るという、その声の主に対し、美裂はドヤ顔で返した。
「私も新月美裂だから…それ以上の理由は言わないでもわかるでしょ?」
「…あ、はぁー…そうだな、それ以上の理由なんざいらねぇな」
言い争いはやはり苦手だとわかった。
饒舌になるのは敵を罵倒する時ぐらいである。
やはり生きてきた環境によって、同じ存在であるとはいえ、各世界によって性格はかなり違う。
それでも根本的な部分は皆同じ --- 他次元だろうが関係なく、人の命が理不尽に奪われるのを許せるわけがない。
「まぁ…心配してくれてんだろうけどさ…」
なんとなくそんな台詞をつぶやきながら、被害が出ない限りは少しおとなしく観察することに努めた。
「…まったく、あんな粗雑な『私』も存在するのね、信じられない」
呆れた口調で、新月美裂は豪華なベッドに倒れ込む。
別次元の地球が消滅したのを感知して以来、次元チャンネルを開くことで大雑把ではあるが、他の地球の様子も少しはわかるという力を頻繁に活用している。
それぞれの地球には自分と同じ新月美裂がいるのだから、わざわざ自分が首を突っ込むまでもないというのは正しい。
しかし、今の美裂にとっては、毎日を侯爵様との甘い生活に費やす日々である。
愛欲に溺れてはいても、本来やるべきことは存在意義そのものであった。
この次元・エルペンブロイにはまだ悪の波動の気配はない。
よって、正直に言うなら、美裂には圧倒的に戦闘経験値が足りない。
--- こんな私がいざという時に侯爵様を守れるだろうか?
そういった不安が頭をよぎり、できるなら「戦い慣れ」する必要があると考えたのが経緯である。
いくつかの地球の様子を探ってみて、偶然直接的に接触できたのが「ヘビーブロッサム」の地球だった。
口が悪い・お下品・てめえ! などとおよそ女の子らしからぬ言動・猪突猛進で戦ってから考える、という計画性のなさを見るに、お節介ながら文句も言いたくなるのだ。
「…外星人の戦力があれほど大きいなんて…」
一瞬で地球を破壊する兵器を敵が有していたのは、美裂にすれば完全に想定外であった。
しかし何よりそこに暮らしていた人々の命が奪われたことに、美裂は心を痛めている。
失った人々の命は戻らない ---
あの「地球が消滅する際の人々の声」が未だに耳を離れない。
それを踏まえたうえで、美裂は強くならなければ、と考えるのだった。
「…確かに、悪意のない生物は地球にとっては守るべき対象だけど…けど…」
新月美裂の苦悩は未だ絶えることはない。
地球が救ったはずの命をまた奪うのは正しいのか?
それでも美裂にとっては、「生存本能」のみで人間を食らう獣は、自分が倒すべき対象だ。
はっきり言うなら、地球自身は人間が考えるような尺度で考えてはいない。
地球にとっては人類だろうが獣だろうが、同じ命という認識だろう。
生存することに関して、「自分たちが危険だから他を排除する」という行いは悪意でもなんでもない。
おそらく地球はそこまで関知していない。
人間側が理屈をつけて小難しく考えているだけだ。
だから地球は、人を守るために獣の命を奪う美裂の行為は咎めてなどいないのだ。
美裂の思考は人間に近すぎる。
本来は新月美裂が持っていないはずの、憧れや夢を心に抱いている。
おそらくは常に人の中で暮らすうちに芽生えた感情であるだろうが、他の美裂からすれば、かなりの異端だと言えた。
「…アークエスタはもうない…あたしはこの先どうすれば…」
人の姿など一切見えない暗い山の中。
長い年月をかけて自然が作り出したであろう洞窟の奥で座り込み、美裂はずっと考えている。
「…はっ!」
またしても美裂の背後から黒い影が近づく。
すでに今日だけで五匹の獣からの襲来だ。
「またかっ!」
数センチの間合いでその攻撃をよけるや、美裂は間合いを取って構える。
「もしかしたらこいつらの巣がこの近くに?」
頻繁に自分を狙って来る獣の様子からそんな推測を考える。
「…だとしたら…悪いけど放っておくわけには…!」
美裂の指先から黄色い閃光が伸び、自分よりも三倍の大きさはあろうかと思われる獣に斬りかかる。
だが、その巨躯に似合わず敵は素早い。
同じように寸でのところで獣は美裂の攻撃をかわし、その一撃が洞窟の壁を切り裂く。
「グゲァーーー!」
ひと声鳴いたかと思うと、どうやら獣は美裂を食うのは危険だと察知したのか、背中を見せて去っていく。
「…逃げた? 頭のいい個体もいるか…」
獣の姿が洞窟からサルのを確認すると、美裂はようやく警戒を解き、その場に座り込んだ。
とはいえ思案を巡らせる必要は感じている。
獣の巣がこの近くになるとなれば、この場にずっと留まるのも危険だとは考えるのだ。
「どうしようかな…場所を移すといっても、そう都合のいい場所が…」
しばらく美裂は考えていたが、先程外した攻撃で切り裂かれた壁から少し光が零れているのに気づく。
「…?」
明滅する光がぼんやりと光っている。
その損壊した裂け目から、天井が崩落しないとも限らないと考えるが、壁の向こうから洩れる光の方が今は気がかりである。
「…この壁…もしかしてかなり薄い? 何かが隠されてるのかな?」
自然にできた洞窟にしては少し不自然さを感じる。
もしかしたら人工的な物かもしれない。
なぜかはわからないが、少しだけその光に魂が呼応するように高鳴っていた。
ここに長居するのはやはり危険だ --- 早々に結論づけた美裂は、再び指先から閃光を発し、思い切ってその薄い壁に通れる程度の穴を開けた。
「…えぇ? こ、これは…」
目の前に広がるは、まるで古代の祭壇のような趣のある拓けた場所。
灯りもない暗闇ではあるが、その部屋の中心には氷の塊が鎮座している。
「…氷の中に…中に誰かいる」
先程から光を放っていたのは、まぎれもなくその氷の塊だった。
まだ生きているように、意思があるように緩やかな光が周囲を照らしている。
「白い髪…女の子…?」
氷の中に長く白い髪と全身を白い服で纏った少女の姿を美裂は見つける。
『…来たのか…私を…必要とする時が…』
「なに?」
美裂の姿に白い髪の少女が気づいたのか、氷に閉じ込められているはずの少女の手が動く。
物理法則を無視するかのように、氷には傷ひとつつけずに、少女は氷の中から出て来る。
「ひさしぶりだな…ん? 姿を変えたのか?」
「ひさしぶりって…あたしは知り合いじゃないよ!」
異様な気配に気づいた美裂は咄嗟に身構える。
獣でもない、人間でもないその少女の波動に一抹の不安を感じたのだ。
「隠すな、おまえは『新月型』だろう? それとも私を忘れたのか?」
「『新月型』? そ、そうだけど、あたしはあなたなんか知らない!」
「ひとつの次元に我々は一人のみ存在する。そう聞いたのだが、そうなると同じ次元に私が知っている新月型とおまえ、二人の新月型がいることになる。有り得ない、それにその甲冑、どういうことだ?」
無表情ながら、白い髪の少女はわけがわからずきょとんとしている様子だ。
「私は、別の地球から避難して来た」
「なるほど、理解した。一時的に別の次元へ新月型がジャンプするときもあるが、おまえのように何ヶ月も定住することはないからな」
そう言ってようやく自身の疑問が晴れたのか、白い少女は初めて笑顔を見せる。
「すると…あなたもあたしと同じ新月美裂なの? あ、けどひとつの次元にひとりだけって…」
「違う、私は新月美裂とはまた別の存在だ」
「えっ…」
長い髪をかき上げながら少女は美裂の問に答える。
「私は月黄泉美散、地球自身により生み出された、新月型とは別の偽人形だ」
いやもうね(;^ω^)とりあえず時間がかかりすぎて申し訳ありまおんせん。
暑くてもう倒れそうな中、個人的には色々がんばっております、こう見えてね(*'▽')ノ
ちょっとね、春生まれなんで暑いのは苦手でしてね。
なんとか倒れずには踏ん張っておりますが、早く涼しくなるのを願うばかりです。
さて、まぁ順当にいきまして、今回は「人間以外」の連中の話です。
この作品は流行りのマルチバースを取り入れておりますので、まぁ色んな世界があるという設定なんですよ(*'▽')ノ
どの地球にも新月さんはおりまして、それぞれ容姿や性格は違いますが、目的は同じです。
なぜか人間を守っているわけですが、ちょっと正義の味方とは違う立ち位置にしております。
正々堂々とか、んなモンはいらねー! ってのが共通してますね。
基本スペックは同じだけど、性格は本編にもある通り、環境によって違う性格ですね。
どれだけいい子ちゃんでもあれた毎日をおくると、なんかすさんでいく感じです。
存在は同じだけど別人ですからね(*'▽')
あと、今回出て来た小学生の要マナですが、これはマリーさんが霧島君と敵に襲われた時、市街地に向けて石を放り投げたヤツのエピソードで名前が出た子です(*'▽')b
あのあと、両親を亡くして親戚もいないので、児童施設に預けられてます。
この段階で小学校一年ぐらいですね。
まぁ、あとあとえらいことになる子なんですが(;^ω^)
それと、ククロエ・ミツキの扱いが、原作であるところのAI音楽動画とはかなり変えております。
ククロエは結構長い間ずっとひとりきりだったというのが元の話だったんですが、じゃあその間何してた? と考えた時に、その間関わってたヤツがいるんじゃないか? と考え、急遽元ネタにはいないキャラを投入しました。
それが今回初登場の月黄泉美散になります。
まぁコイツも人間じゃないですが、色々と迷惑なヤツだったんでずっと封印されてたって感じですね(*'▽')
いや、この先コイツの話は全くの未知数なんで、まだ自分でもどうなるかわかりませんがね(;^ω^)
意外に面白いヤツになればご喝采ですわ(*'▽')
まぁ今回はこんなところで(*'▽')ノ
とはいえ、主人公であるはずのマリーさんが登場しないのはいいのかこれ?(;^ω^)
ではまた一応今回も原作動画のurlを載せておきます。
こちらは自分のYouTubeチャンネルですので危険性がないのは確認済です。
営利目的とはほぼ無関係ですので規約違反でもなく、またヤバいサイトにもつながりません。
もしかしたら以前に紹介したのも含まれてるかもしれませんが、そこは勘弁してね(;^ω^)
星々が描く物語 → https://www.youtube.com/watch?v=cdNLPrGhqfs
BEATING SOUL → https://www.youtube.com/watch?v=32Ei8KwbCfo
Innocent Eyes → https://www.youtube.com/watch?v=8ehEOMn6k4Q
WANDERING SOUL → https://www.youtube.com/watch?v=RfdISt7p7mU
REBELLION SOUL → https://www.youtube.com/shorts/G0MRvmkeHt4
CRYING SOUL → https://www.youtube.com/shorts/LpsEhrlANRE




