転生者の早朝散歩その2
うん~ふぁ~んんー朝だ。と言うか早朝だ┉窓を開けた後に木桶に水を溜め、顔を洗って水は庭に流し、濡れた顔と手は風の万能魔法で吹き飛ばす。
ベッドに腰掛けてボーッとする。外はまだ薄暗い┉散歩でも行くか┅┉
その一言に2頭の耳がピーンと立つ(えっ、何散歩、本当に、行っちゃう?)
「散歩行こうか、薄暗いけどいいよね。」2頭がいない┉┅話が終わる前に窓に移動してるし、ソワソワしている。可愛い奴らめ!
「フリュイ、散歩行くよー」(忍者のように音を出さずに、静かに俺の頭の上に乗る。)
「窓を閉めてっと、フール、デミ、空に上がるよー」
空高くに上がり、フール達とフライング·ディスクをして戯れる。いや~癒されるなぁ┉そりゃーッ!フライングディスクが物凄い勢いで飛んでいく、それを身体全体で回転しながらキャッチするデミ!そして2頭が満足するまで俺は投げて、投げまくる。
ふぁ~楽しかった。さて、久しぶりに城まで競争するかな~
「フール、デミ、フリュイ、城まで行くよーーい┅┉ドン!」
フリュイを頭に乗せたまま城まで飛んでいく┉┅ええ!結果また負けました。少し悔しいからいつかは負かしてやる!それは~まぁいいとして、今日は朝も早すぎるし、あの娘はまだ寝てるかな?
俺は前回来た時の窓に、視線をむける┉?!あれ?見つかってる~何かスッゴイ見られてる~あっ!手を振りだした┉よし寄っていくか~そのつもりだったしな、俺は窓に近づきあの娘の前で挨拶をする。
「わ~た~し~はー、天使だぁ~」俺は笑顔を向けながら言う!すると顔を真っ赤にして俺に話しかけてくる。ふふっこいつ可愛いかも!
「もうもう、相変わらず意地悪なのです!」
「はははっ、いや~ついね。言いたくなるんだよ」
おおっ~頬っぺたが膨らんでいる。これは指でつつけとゆう事だな!
そして指で頬っぺたをつつく┉
「?!、!!┉むぅーーー!┉┅ぷぅ~」
「ふっふははは」ヤバイ!空気の抜ける音と、指でつついた時のリアクションが笑えるし、さらに顔を真っ赤にしてもうもう言ってる。
「もうもう、怒っているんですよ!」
「はははぁ~うん、ごめん、ごめん!それで身体の調子はどうだ?」
「むぅー、謝り方に誠意を感じません!!」
「そっかー謝ったんだけどな~伝わらなかったんだったら今日は帰ろうかな~?」
「来たばかりで帰るのはダメです!もう怒っていません。」
「本当に?」
「はい!怒っていま┉┉いえ、又来ると言ってくれたのに、なかなか来てくれなかった事に少し┉怒っています。でも来てくれたので、怒っていたのが嬉しいになってしまって、ふぅ~もういいです」
「そっか、待ち疲れで怒っていたのか、じゃあその分楽しもう。それで体調はどうなんだ?おまじないは効いたか?」
「はい!元気になりました。」
「よし!まずはこれで遊ぶか?ほいっと」俺はトランポリン擬きを出す!
「┉┅┉」
「この台の上に乗ってくれ、そして身体を少し小さくするからな!準備は整った┉さぁ~後はこの上で飛び跳ねるだけだ、いくぞー」
「┉┉?!は?ちょっと待って!何処から出したの?」
「その質問に答えて遊ぶ時間がなくなるのと、答えずにこのまま遊ぶのと、どっちがいい?」
「遊ぶのがいいです」
「じゃ俺のマネをしながら乗ってみな~ほれーボヨ~ン」
俺はトランポリン擬きで跳ねまくる!
「何それ~よし、私もいきます。はい」ボヨ~ヨ~ン
「もっと跳ばなきゃーこんなふうにぃぃーとんでぇ~みなーははは」
「はい!とびまぁーぁすぅ~きゃぃぁ~はははぁ」
┉┅┅
┅┉
┉
「よし休憩」
「はぁ~疲れました」
「ほら、これを飲め!ハチミツとレモンを水に入れたものだ。」
「ありがとうございます。あっ、美味しい」
「だろ~俺のお気に入りだからな、それとぉ~綿菓子をやろう!ちぎって口の中に入れるか、そのまま噛みついてみろ」
「食べ物なんですか?そ、それでは~」(この時、私は勇気を出して口の中に綿菓子を入れました。)
「どうだ~うまいだろう」(おっ、目がパチパチ動いてる。凄い速さで手と口が動いているな、まさに一心不乱だ)
「はい!全部口の中でなくなってしまいました!!」
「全部食べるの早すぎるだろ!いや、いいんだけどさぁ」
「もうありません┉」
「そんな悲しそうな顔をするな、次は俺の取って置きを分けてやるよ、ほ~らパチ綿飴だ!」
「ありがとうございます!ハムッ、ウン?!これ凄いです。口の中で何かが踊っているようで、美味しくて楽しいです。」
「うんうん、そうだろう!美味くて楽しいだろう、さぁ休憩はおしまい。もう少し遊ぶぞー」
「はい!」
┉┅┅
┅┉
片付けも終わったし、身長も戻したし帰るかな~
「どうだ、楽しかったか?動いて汗をかいているだろうから、ちゃんと汗を拭いて服も替えるんだぞ」
「はい、わかりました!」
「じゃあ、帰るな!」
「はい┉」と言いつつメディの服を掴むペーシェ
「あーっと、ねぇ離してくれない?」(はい、と言っておきながら、何故に俺の服を掴むかな~)
「今度はいつ来てくれますか?それから名前を教えて下さい」
「メディだ!次は未定だが又来る。フール、デミ、帰るぞーじゃあな~」
「あー!もうもう~私の名前~」(酷いです。自分だけ名乗って私の名前を聞いてくれないなんて)
ははは、もうもう~って又言ってたな~さていい加減セルフは起きてるだろう!俺は窓から部屋に入る!
「セルフおはよう!」
「メディ様ベッドにいないので心配しましたよ!無事が確認できたのでよかったです。」と言いつつ二度寝しようと横になるセルフ
「起きろぉー二度寝すな!」
さぁ~飯を食って、今日は何をしようかな?
本当にマイペースですみません。