転生者の納得できないチャーシュー?作り
遅くなってすみません
商業ギルドに着いた。中に入り受付に並び順番を待つ
「いらっしゃいませ、ご用件を伺います」
「魔物の魔石の買取りと、素材の買取りをお願いします」
「疑問ですが、何故冒険者ギルドに行かないのですか」
「そりゃ~商業ギルドなんですから、冒険者ギルドよりは多少お高く買取りをやっているのかなっと?思ったんですよ」
「なるほど、確かに品不足の場合は色をつける事もありますね」
「それで買取りは?」
「あちらのカウンターに置いてください」
「これで全部です」
「少々お待ちください!┅┅┅┅┉┅お待たせしました。全部で7万ギエルでどうでしょう!」
「はい、それでお願いします」
商業ギルドを出て、次は薬剤ギルドでお買い物、店内で品物を選ぶ、大豆、小麦、塩、を買う
会計後自宅に戻り、庭に作った一軒家に入る
さぁ、ビッグボアのスープを作ろう!ビッグボアの骨を綺麗にセルフに洗わせる。洗った骨を粗く砕き、ザッと水で流す。寸胴にたっぷりの水を入れ砕いた骨を入れ火をつける。
その間にロースの部分を紐で縛りチャーシューを数本作る、次はバラ肉のチャーシューを紐で縛りこちらも数本作る。
紐で縛った二組のチャーシューをスープの寸胴に入れる。
中華街のチャーシューも作りたいけど、水飴、醤油などをまだ作ってないので、今回はつくらない。がしかし、皮付きバラ肉のチャーシューはできそうなのでやってみる。皮の毛を剃り塩をふり、じっくり炙り焼いていく、今度はひっくり返しセルフにじっくり炙り焼いてもらう。最後に皮の面をもう一度炙り焼いてもらう。肉をつるしそのままあら熱をさましておく(ほおっておく)
ロースのチャーシューができるまで90分~100分くらいかな、セルフに火を見てもらい俺は食堂に行き夕食をすませる。夕食を終えた俺はセルフを呼ぶ、収納からセルフの夕食をだしたべてもらう。
「さき程、ほおっておいた~バラを切り取って味見┅皮がサクッ、シャクとしていて食感がいいな、塩味もいい塩梅だ」思わず笑顔になる
「セルフ、味見だ」
「はい、それでは」セルフがバラ肉を口に入れて咀嚼している。笑顔で頬を動かし続ける。
「うまいか?」
「とっても美味しいです。ジュワ~て出てきます」
「そ、そうか、ジュワ~って脂身か?なんだ┉美味いならいいか」
次はロース肉のチャーシューを寸胴からだす。タレに漬け込みたいけどないからな、薄味の塩水を沸騰し、砂糖少々、乳油の調味液に70分くらい漬け込む
それから90分たち、バラチャーシューをあげて、ロースと同じように漬け込む。
漬け込み終わったらロースとバラを冷凍し収納をする。
(醤油、どんこ、はちみつ、干し貝柱、干し海老、昆布)
これさえあれば、チャーシューを美味くできるのに~!
スープはまだまだ時間がかかりそうだ、フールとデミを呼び、セルフに火の番を頼み俺はフライングディスクで、2頭と戯れる。
┉┅
┅セルフの回想「私は成人したばかりの世間知らずなエルフ、親の注意も聞かず里を飛びだしてしまい、人の悪い面に気がつかずに接触、結果騙され奴隷にされた。
私達の種族は奴隷として高値で取引されているらしく、里の周辺で違法の奴隷狩りをしていた連中に話しかけて、騙されるという失態を演じてしまう。
仲間の場所を聞かれたが黙秘した、尋問をされている時に数体の魔物の襲撃、拘束されている私は動けるはずもなく襲われた┅気が着いたら馬車の中で、自分の身体の状態を知った。死にたい、そう思うものの勇気もなく、時間だけが過ぎていく。
奴隷狩りの連中に、自分のような醜い者を買う馬鹿はいない、殺せと挑発するものの┅今の私にも需要があるらしい。
今の醜く、役立たずの自分でも欲しいと言ってくれる者がいるのなら┉┉
奴隷商会に売られて何日たっただろう、私を欲しいと言う人はいない、身体も弱ってきているように思う┉!?話し声が聞こえる。どうせ冷やかしであろう┉目の前で私の事を覗きこんでいる子供がいる。
そう、綺麗な顔立ちの少年がいる、私の名前、できる事に受け答える。少年は私を抱えると、ご家族に私を紹介する。その後は自室にてフールとデミを紹介され、2頭に身体中を舐められた。この時は普通に私の身体を治す事ができたはずなのに、あえて2頭をけしかけて、私がフールの顔を両手で挟んだことで違和感を感じ┉身体が治っている事を気づかせてくれた。
このご主人様は、俺が治してやったぞ!ではなく、フールとデミの紹介のついでに治しただけ!とこのように行動を装う。恥ずかしがりや屋さんのようである。
その後はご主人様┉いえメディ様と皆で水浴び、2度ほど身体を洗っていただいた┉非常に優しく、繊細かつ大胆に、場所によっては強く洗ってくださり夢心地でした。
メディ様は、また一緒に入ってくださるだろうか┉┅」
┉┅
┅
フライングディスクで遊び疲れ、床に寝転びながら木桶に飲み水を出しフール達にあげる。
さぁ次は醤油に手をだそう、茹であがった大豆をテーブルに広げ、炒った麦、スキルで麹菌をつけてまぜる。
これを小さめの室部屋に入れて、温度、湿度の管理をして、3日間寝かせる。
3日後に麹が完成し、木桶に麹と塩水を入れてモロミの状態にする。
1年後絞って醤油の完成の予定だが、まずは3日後麹になってからだな。
主人公も少しずつ大きくしていく予定です