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それはそれは眩い輝きを放つ蒼の光は、下手するとその場を包み込んでしまいそうだった。
そんな様子をものともせず男は小さなサングラスをくいっと上げ直し、その光りを放つ石をそっと拾い上げた。
「それがあなたの探していたものですか? カルムさん」
カルムと呼ばれたサングラスの男はニコッと口角を上げて声の方を見やる。
「そうかもしれないね。片翼の天使さん?」
片翼の天使と呼ばれた少女も、カルムの微笑みに同じような表情で返した。背中に携えた、片方しかない翼もふわっと羽ばたきを返す。
そうして光はカルムの手の中で、溶け込むように静かになった。




