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異世界で生きていく  作者: ゆう
独りで生きるのは大変
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6学園都市

召喚が6月(1年12ヶ月)で今は9月学園に入るとすると、学園都市と呼ばれる所に行きたい。


11月の始めに大学入試で言う前期、3月終わりに後期試験があって、講義期間が4月~10月。11月~3月は帰郷したりお金を稼いだりの期間。


入学は無く、どの学年に入るにも、進級するにも1年毎の試験で合格しなければならない。進級組の方が多い。

卒業は最高学年の12学年の中の卒業課題をクリアしたものだけが卒業生を名乗れ、卒業生となればその道で一生困らない。とても有名。年にすべての部門(技術、戦闘、魔法)それぞれ10人前後。

ちなみに、初等(1~4学年)が各部門300人、中等(5~8学年)が各部門200人、高等(9~12学年)が各部門100人。


下手に弟子入りするより、一度は学園出てからの方がより良い人の弟子になれる。冒険者何て危険度の高い仕事より生産職。いざというときの為に戦闘も学びたいが。


アガーテを連れて行けるかは、


「従者は仮宿でのサービスです。出張、新規契約(個人雇用)は別料金でございます」


そして、Lv78な一流メイドのアガーテの給料はあり得ないくらい高かった。切り詰めれば1人1年小金貨3枚の世界で年大金貨4枚(小金貨40枚)て。

世界の人は年齢が分かりにくいが、アガーテはもうろくじゅうq

ダン!!!?


余談

技術職(生産職、メイド等)は一番高い〈スキル〉が50を越えると一流。

魔法系は〈魔力操作50〉で一流。

戦闘系は3つ〈スキル〉が30を越えると一流。

その頃には、Lvは70越えるくらいが一般的。格上の相手がいなくてレベルの上昇が止まって来る。




?何だっけ?

そう。技術、〈調薬〉は繰り返したりして上げるので、それ用の高レベルな薬草とかの為に〈錬金〉を上げたい。

錬金は需要も多く人気な割に必要魔力が多いので、学園の中でも難関だ。


ここ(神国)から学園都市は魔車3日で着く距離にはある。前期も受けて様子は掴んでおきたい。


神国には従者学校もあるので交流はあり、定期魔車も出ている。

(従者学校は神殿への寄付でなり、孤児を主な対象としている。[契約]というもの(信用)があり、孤児だろうがメイドとして貴族にも雇用される。)


前期試験までに〈魔力増加〉をとっておかないと。

受けるのは、7、8歳に混じって1学年。ワタシ0サイダモン。

というか、下手に上の学年受けて落ちても無駄になる。学園入れば図書塔に入れるので、そこで勉強も出来る。次の年に自分に合わせた学年に入れば良いだけだ。


小学校低学年に本気になる元高一。大人気(おとなげ)ないとか言わない。

3ヶ月しか経って無いんだ!


倍率は高いので、親が錬金術師で最低限の知識は持ってますな場合は本当に落ちる可能性がある。泣きたい。


アガーテに〈錬金〉関係の本を選んで貰って、とりあえず写本。夜な夜な部屋では頭に叩き込み、魔力が空になるまで魔力操作。形成した魔力の表面積が多くなると魔力の帰化(自然の魔力に溶ける)でMPが削られると理解した。だからボール系が多い。


忘れることはないが、レベル上げにも短剣を振ったり筋トレしたり。もちろん、錬金の練習もお金がかつかつになった。〈錬金〉は失敗(素材半分消失)というものが有るから。100%成功は、レベルの半分という。下過ぎてレベルが上がらない。〈器用〉を上げれば、成功率も上がるが。


早2ヶ月が経ち、〈魔力増加4〉〈錬金3〉〈器用3〉を持ち、試験に向けて旅立った。



あれ?自分初めて街中に出たんじゃ。

街並みを見ると石の建物、木の建物がそびえ立ち、建物同士を橋で繋いでいるのが見れる。[強化]が掛かっているので、見た目よりは頑丈だが、地球の記憶からあの建物、橋には乗りたく無いなと思うのがちらほら。今通っているのは、魔車乗り場への道、雑貨屋が並ぶ通りだ。


結界が球状だから段々建物が低くなる。結界の内側になる様に壁が立っている。


結界は結界石という神様の贈り物が維持、神殿が売っている。

結界は中の生物のHP合計と同じ耐久を持つ。が、防御力というものが無いので、攻撃を受けるとガリガリ減る。回復はする、時間はかかるが。ので、壁の上とかから攻撃するものを殺らないと行けない。不法侵入とかも防ぐ為に見回りもある。

結界は外からの魔物と攻撃(HPや耐久を減らす物)しか防がない。内からは、素通り。


そして、魔車乗り場は壁の外。通行税の関係。身分証を神殿から貰ったので、門を通り抜け、やっぱり初めての外。


ここからは結界に守られていないと緊張しながら、学園都市方面の宿場町その1行きの魔車に乗る。魔車は先払い(小銀貨1枚)で、大体の時間はあるが、人が揃ったら出る。今回は2時間余裕を持ったが、1時間程で出発した。


魔物に遭遇したがランク1ばかりで、護衛の人が討伐してくれた。


ランク1でも魔物と1対1で戦うなら、戦闘系でも相手のLvの1.5倍は欲しい。魔物のスキルは戦闘系ばかりだし、知力の分のステータスが他に振られるので。(進化前)はステータスは均等。


無事に町に着いてホッとしていたら、魔車で少し話した学園都市に行くという父子が話しかけてくる。


「おう、あんた、大げさな。外は初めてだったのか?そんなので学園何て大丈夫か?」


「はい。外は初めてで魔物に殺られたらどうしようかと思いました」


「お兄ちゃんなよなよしてて女みてーだな!」


「そんな~」


「ハッハッハ。都市や町の近くは小まめに狩られてるから魔物はランク1しかでねーよ。心配になってくるな。特に決まってなければ同じ宿に泊まらねーか?」


魔物は互いに殺し合ってLvを上げていく。小まめに狩ることで、ランクが上がる前に殺すのだ。ランクが上がると進化の分強力になってしまう。

街から離れる程、Lvの高い魔物が出て来る。


ちなみに、魔物は繁殖せず自然発生が基本。自然発生は大体同種の物が近くに出る。統率種に進化したものが現れた時に限り群れる。小獣(ネズミ)だけが繁殖しまくる危険性がある。弱くても数の暴力。


結局父子と同じ宿に泊まって、学園都市まで残り2日も共に行動した。


「フェルディさん、ありがとうございました。べノン君剣術科頑張ってください」


「おう、ゆきも頑張れよ!」


「頑張る。またな!」


父の方、フェルディさんは高位冒険者()だった。そうだよね、学園行けるだけ稼いでいるってことだよね。



冒険者は強さを分けられギルドカードの色で呼ばれる、一般的には、


最高位、称号持ち黒に称号が書かれる。天才(器用な人)が努力。喧嘩は売るな。進化済。Lv100以上。


高位、黒。努力の人。進化前。Lv80~くらい。


中位、金。器用なベテラン。┓Lv50~

   銀。普通のベテラン。│スキルの

   銅。安定してきた。─┛使い方次第


低位、青。脱初心者。Lvが足りない。


初心者、白。玉石混淆。登録したて。最低1年。例外無し。

結界に押し込められるので、人口密度は高め。スキルがあるので、建物は頑丈に高く出来る。ただし、一番偉い人の居る建物(塔が一般的)より高くは出来ない。何故なら結界の端ぎりぎりだから。

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