表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で生きていく  作者: ゆう
独りで生きるのは大変
64/156

60村

朝。

西門に来たは良いが、どの魔車なのか。


冒険者や魔車が沢山門を出た所に居る。いつもは横を通り過ぎるだけだが、改めて見ると多いなあ。魔車は慣れているのかぶつかる様子も無い。


昨日確認しておくべきだった。開拓村に行くというので浮かれていたか。


そうこうしている内に魔車が連れ立って移動し始める。ざっと10個位の集団と6~9人単位のパーティー。門の外で溜まっていたのは待ち合わせていただけの様だ。


あ!何とか思い起こした昨日見た魔車。



「すまん。これってカペラに行く魔車か?」

それっぽい魔車の一団の護衛の一人に話しかける。


「ああ。そうだ。行く目的は?」


「開拓村にしばらく住む予定」


「はっはっは。そうか。俺は開拓村カペラに住んでいる、主に魔車の護衛担当カッタだ。よろしくな。おおーい皆!新しい仲間だ!」


とりあえず魔車の中に入れて貰う、わらわらと自己紹介されるが。


「まあ、追々覚えろ。で、お前は何が得意だ?」


「ライだ。黒の冒険者」


「黒か。それは頼もしい。……ちなみに、あぶれ者とか?」


「はい?」


「ああ。結婚出来なかった良い年の黒がよく開拓村に隠居しに来るんだよ。ちょうどお前みたいに一人でな」


「そうか。確かにオレは結婚して無いな」


「はっはっは。そうか。ま、気にするな!俺は奥さん居るけどな!綺麗だぞ~。うらやましいか」


「……」


「……だが、気を付けろよ。さすがに相方が居る(夫婦)のは大丈夫だが、一人(独身)は狙われるぞ、開拓村は他人との距離が近いからな。朝起きたら隣に女が寝てましたとか有るからな。現に父親が誰か分からない子が俺が知るだけで3人孤児院に行った」


開拓村は何時何が起きるか分からないから子供は都市に預けるものだが。それにしても、

「男女逆じゃね?」


「ああ。女は集まって寝るからなあ。男の方が油断してと言うか一人で寝て襲われると言うか」


「ふ~ん」


「嘘じゃねえぞ」


「まあ、気を付ける」


「ああ。でさ、~」



魔車での時間をカッタ達との開拓村の話で潰して過ごした。

開拓村までは運良く日が暮れる前に着いた。


曰く、

「いや~。良かったな。たまに襲ってくるランク4の対処で夜中に到着とか有るのに」


自分は魔車で過ごさせて貰ったが、カッタや他の冒険者はちょくちょく外でランク3の魔物とかと戦って居た。

さすが開拓村、魔物との最前線。道にランク3がしょっちゅう出る何て。


ともかく、着いた。村の周囲は結界の端を示す柵のみ。今、村に近付く魔物を迎え撃ちに村在留の冒険者が行った。


村自体は直径500mも無いような半球状の結界の中に何軒もの家が有り、中心には櫓が有る。


おお。小さい。ここで200人程が生活しているのか。内7割が冒険者らしいが。


「ライ。とりあえず、来たばかりの奴はこっちだ。お前みたいに突発的に来る奴はよく居るから。予備の部屋は十分有るぞ」


「分かった。一応手土産持ってきたが」


「おお!ラクダか。しかもコブが残ってる。サンキュー!今日の夕飯には間に合わねえけど、明日の夕飯かな!同時に歓迎会もしよう」


「いや。歓迎会は、」


「いいか。お前の為は半分だ。もう半分は俺達が騒ぎたいだけだ。良いな。歓迎会はする!」


「……分かった」


「じゃあ、この建物だ。まずはすぐ夕飯だ。好きな部屋選んで扉に何か分かるよう印付けとけ。俺のはあっちの建物2階でカッタって書いて有るぞ」


「……ああ」




扉にライって書いたらすぐ夕飯の場所、広場に連れていかれた。


「おお」

凄い……。


「すげえだろ。200人分だからな」


何て言うか、給食みたいにスープは大鍋にドンと6つ有る。

で、肉。丸焼き。豪快だなあ。朝夕の2食だからか、皆よく食べている。丸焼きは中央にあって自由に刺さっているナイフで切り取っていくし、スープは一人一杯最初に配られた後は争奪戦。激しい。


「丸焼き、中まで火が通るのか?」

サイズが、地球の牛より2回りは大きいが。


「熱魔法使いが居るんだ。熱操作して中までちょうど良い焼き加減に。まあ、俺達は生でもいけるが。お前はダメか?」


そうだった。この世界、食中毒はおろか、菌もウイルスも無いしな。食べてあたるとしたら魔物殺る際使った毒が残っているとか。


「いや。生でも大丈夫」


「そうか。熱魔法使いは一応料理担当じゃなくて冒険者だから中まで火が通ったのは週に1回だぞ」


「それって、丸焼きの必要ある?」


「見た目のインパクト?」


「……」


「冗談だ。ちゃんとステーキとかに調理される事も有るから。あ。ほら今日のソースも有るし。チーズのソース。後、ホワイトソースとか。乳製品をこんなに贅沢に使えるのは開拓村位だぞ」


「そうか」

まあ、毎日半生どころか表面以外の90%が生の肉だろうが、自分は取り込みするからそんなに関係無いけど。


「まあ、食べようぜ」


今日明日位は、食べよう。

「……美味しい」


おお。ランク4肉普通に美味しい。しかもチーズが単体でもいけるが肉と絡むとさらに味が濃く成って良い。料理人は。最高〈調理67〉持ち。さすが!町で食べようと思えば、大金貨(自分の月収多い月分)いくな。


「これ食べればもう町にゃあ戻れねえなあ!」

「そうだそうだ!」

「わははははは」

「今日も旨い!」


凄い騒ぎ。

の割に実力者。ちらちらライを確認しているし、これで酔ってはいない様子。


何にせよ。夕飯位は毎日ここで食べても良いかなあ。

〈○○感知〉

レベル1 半径10m

レベル2 20m 少しずつ精度は上がる

……

レベル10 100m

レベル11 200m

……

レベル20 1000m=1km + 大きさ(気配なら大体のLv)

レベル21 1100m=1.2km

……

レベル30 3km

レベル31 3.3km

……

レベル40 6km

レベル41 6.4km

……

レベル50 10km + 種類(気配なら種族毎に違い)

レベル51 11km


但し、最大範囲。感知範囲は任意。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ