表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で生きていく  作者: ゆう
独りで生きるのは大変
32/156

29訪問者

クラウが来る前、

「ここが……」

「小さくね?」

「称号持ちなんだよね」

「薬を安く売り過ぎて、貧乏なんでしょうか」

「……高Lv素材高い」

部屋の前には誰か居る様だ。

……今日も弟子達来たのか。


だが、近づいてみると人数合わない。、、、、、5人か。

貴族でも来たか?

商人なら余程で無い限りギルドで話し掛けて来るか、事前に手紙を送って来る。今日来ると言っていたのは断ったはずだ。


向こうもこちらに気づく。


「おはようございます。貴女が"星薬"さんですか?」


「うん。あなた達は?冒険者か。冒険者付きにはならない、帰れ」


冒険者の可能性も有ったか。直接来たらギルドに、力ずくで言うこときかされそうになった、と言うって脅したからあまり来なくなって忘れてた。


うん。どうみても神子ですね。それから、後ろでこそこそしているのが、


こそこそ

「本人も小さいな」

「かわいいね。あの子が凄い薬師かぁ。やっぱり80年過ごそうが理解出来ても馴れない」

「……おかしい。偽装が破れない」

「索敵の〈観察〉で見破れないって余程Lvが高いか〈偽装〉が高いのですね」



「すみません。でも話だけでも聞いてください」


「そうか。だが自分の部屋は狭い。入れないな」


「ええと、では僕らのファミリーで部屋をとっているんですが」


「はっ。何で初対面の奴らの部屋に連れ込まれるんだ?行くわけない」


「ですよねえ。ええと……、あ、ギルドの相談室が借りれたはずです。そこなら」


「付き合う義理は無いな。そもそも話を聞いているのもお前達が部屋の前を占領するからだ」


「話だけでも聞いてくれよ」


「そうよ。私達は薬が必要なの」


「あの、すみません」


「……」


「ちょっと、皆」


「しかも、自分はお前達が誰か知らない。予想はつくが?有名だからって名乗り方を忘れたか?」


「ちょっ、言い方……」


(待ってください、相手は称号持ちです。私とシュウも称号持ちですが本来言い争いに成ってはいけない相手です)

(でも、俺達もLv90は超えたぞ)

(……進化の差は大きい)


「すみません。ええと、僕達は、」


「いいから退けろと言っている。お前達の自己紹介も興味は無いな。自分は忙しい。"星薬"の意味は知っているか?」


(……"星薬"星の数の薬)


「星の……。そうですよね。お邪魔しました。また、出直して来ます。よければ、いつか……」


「ハヤテ、待ってください」

「……ごほん。私は"噴熱"のエルフィと言います。薬都に来てから過剰活性効果を持つ素材が少ないですよね」


「……」

そういえば、こいつらは元火山(火魔力が吹き出す)地帯と(水魔力が吹き出す)地帯がある、温泉と(特殊な素材を求める)冒険者の都市、温泉郷(大都市)から来たんだった。素材……。


「(良い感じです)私達、温泉郷から来たんですが、素材を沢山手元に残していて、薬都で売ろうかと」


「……そうか。良かったな」

いやいや【等価交換】があるから、うん。惜しくない。


「(う。手強いですねぇ)そこで、私達ある薬が必要で、その薬を作ってくださった方に譲ろうかと考えています」


「そうか、その薬は?」


「少なくとも、Lv50以上。『失明』解除薬です」


「失明?また、珍しい。目に『傷』を受けたあと解除薬で治さなかったのか?」


「ええ、実は、」


「待て、自分も興味が出た。Lv40以上なら黒でも出来るが、失明解除薬はレシピが伝わって無い薬師が多い。それに、"噴熱"は話がわかる、部屋に入れてやろう」


「ああ?俺達はダメだってのかよ!」


「レン君落ち着いて。私達はどうしたら……」


「お前達は何処へでも行っていろ。部屋の前で騒ぐな」


「え。待ってください。"星薬"さん」



バタン。





「さて、"噴熱"。話を聞かせてくれ、いや、取引相手になるのだから下さいか……」


「うえぇ?あ、あの、その」


「ヴヴん。"噴熱"さん?どうしました?誰が、どうして失明になったのか教えてくれます?」


「え(凄い口調変わりました)。……えっと『失明』なら、解除薬を作れば大丈夫なのでは?」


「さっきの話を思い出すと、Lv50以上、はっきりとは分からなかったんですよね。なら、目が見えないのが、傷を放って方っておいたからなのか、その攻撃に失明効果が有ったのか、呪いなのか解りません」


「ええ?何か違いが?」


「まあ、保険です。単純に失明解除薬だけ作れば終わり何ですが、呪いとかだと、ん~?Lv足りても治せるか半々?呪いは対価がある分強力ですから」


「ええ?実は、~」



「はぁ。人魔種には、ちょっかいかけないで下さい」


「貴女も人種じゃないと差別するんですか!」


「ちっ。お前達が薬都に来たのはいつだ。たった1日かそこらでそんなに薬都の住人は愚かに見えたか」


「どういう事ですか」


「あのなあ、"噴熱"、何の為に差別するんだ」


「何の為にって。人種じゃないから?元が魔物だから」


「じゃあ、元が人種だが魔物の姿をとれる闘人種はどうして差別されない?完全な人型の人魔よりも見た目は魔物じゃないか。攻魔人(エルフ)のお前は、あの獣人のは薬都で差別でもされたか」


「そんな、称号持ちを差別なんて!……!シュウは、」


「神子に毒され過ぎじゃあないか?名付きの魔物を崇める地域だって有るんだ、より人に近付いた人魔が実力者として歓迎されない訳がない」


「……そうですね。では、あの子の目を治さないのは」


「……。視線に文字通り毒があるんだよ。中途半端に隠すからこうなる。人魔は人魔で人に注意を払いすぎだ。あっちは人との交流が少なくて仕方ない部分も有るが」


「そうだったのですね。完全に早とちりでした。そうですか、私達は内輪だけで完結していた様です」


「ああ、帰れ。ちっ。本当に時間を無駄にした」


「お世話になりました。ああこれ気持ちですが、温泉郷の素材です。私の取り分ですからお気になさらずに」


「ああ、貰っておく。じゃあ」





後日。


「この間はすみませんでした」


代表してハヤテが話すが、後ろもお辞儀をしている。


「ああ、素材貰ったからもういい」


「あ、これ僕達からも、謝罪の気持ちです」

ハヤテファミリーは特に散財も投資も寄付もしないからお金持ち。高く売れる素材をポンと渡してくれた。

後はアピール。


「貰っておく」

謝罪はさっさと受け入れて縁を切ろう。


「それから、僕達は視野の広い人をファミリーに入って欲しいと思いました。僕達はダンジョンも潜れますし、いろいろと遠征して様々な素材もとってこれます。"星薬"さん、ファミリーに入りませんか」


「……。入らない。2度と来るな」


「そんな。僕達はしばらく薬都で活動しますし、ランク4も狩れます。それに"星薬"さんは可愛らしいですし、ファミリーも華やかになると思います。僕が"星薬"さん、いえ、クラウさんに来て欲しいんです」


称号持ちの能力ではなく、クラウ個人に来て欲しいと言う勧誘文句。

進化前からの友人以外にはほとんど称号でしか呼ばれない称号持ちが釣れる訳だ。

しかし、


「気安く名前で呼ぶな、帰れ」バタン



今日は部屋に居るときに声をかけられたので、すぐに扉を閉められた。何か言っているが知らない。

"噴熱"より"星薬"の方が偉そうなのは、"噴熱"の方が称号持ちになったのが後だから。


"噴熱"は元々丁寧語で話す。進化して10年程

"星薬"が相手によって態度を変えるタイプ。進化して30年程


ちなみにハヤテは(地球から)イケメン。Lvが上がり、一般人にはさらにイケメンに見える。

その他美男美女パーティー。


ハヤテは神殿出るとき神子20人を冒険者に連れ出した最大派閥。残り12人。5人死亡。3人離脱。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ