宇宙デカトシヒコ!! ゲルマクー編 28 ゲルマクーの正体
とうとう、ゲルマクー戦も大詰め。負けるなトシヒコ!!
「パル、敵艦の構造のスキャンはできたか?大分走り回ったけど」
「うーん、だいたいスキャンできましたが、不自然です。一番上の部屋に、三人と一体の顔だけ野郎がいます。」
「聞いたことがあります、宇宙犯罪組織マクー、その首領はドン・ホラーといいます。」
と、エリがいいだした。ていうかエリ、お前いたのか!?
「彼は他の地球、「他の宇宙のおまわりさんの刑事」に倒されていると、宇宙デカの記録に残っています。」(エリ)
「その首領はドン・ホラー、宇宙刑事に倒されて、亡霊となったやつが、何年もさまよい力をつけ、たまたまこの地球を見つけたのかもしれません。」
「ちょうどわれわれ宇宙刑事に似た我々が居たので復習も果たすつもりでしょう。宇宙デカと宇宙刑事はライバル関係で似ていますから。」(エリ)
戦力的にも信頼度的にも、あっちに全く勝てないけどな!!
でも逆恨みは勘弁して欲しい。
「それでその首領の亡霊を倒せば、一件落着なのか?」(トシヒコ)
「首領がいなくなれば。降伏するものもあれば、残党軍が残るかもしれません。」(パル)
「まぁあとは各地の復興でしょうなぁ、こちらは何年かかることやら」(マデューカス中佐)
「はははっ.....。パル残りの3人は」(トシヒコ)
「うーんわかりやすく言うと、再生怪人ですね。でもよかったですね。まだ4体しか倒しいまていませんし、そのうちの1体はクルーゾーさんチームが勝っています。」(パル)
「クルーゾーさんぱねぇ」(トシヒコ)
「データによりますと、生前のドンホラーは、光線系の武装が多いです。首を切り離し攻撃することもできるそうです」(パル)
詳しいな、パル。
「とりあえず、外に出ます、シゲさんコンテナ射出準備をお願いします!!」
「おうよ!!」
トシヒコは外に出れそうな、ハッチを、蹴り飛ばして、外壁に出た。
ナノスキンスーツのぴったり機能でなんとか平たいところまで登り
ポイントをシゲさんに送る。
ボシュッ!!
パラシュートで、ここまで、降りてくる。
コンテナを開けて、素早く、中身を取り付ける。
一戸建て分の借金でできた新しい武装が輝いていた。
ナノスキンスーツより、防御力が強いプレート
丈夫になった棒
腰に短砲ヴェスバー
「うん、いいな」
特にナノスキンスーツより硬い両腕のプレートは嬉しい。
ガードという選択肢ができた。
これは、格闘技主体の俺には、有効な装備だ。
「それじゃ、いってきます!!」(トシヒコ)
「ご武運を!カッカッ!」(パル)
パルまで毒されたようだ。
目的の場所までダッシュし、扉を開ける。
待ってましたとばかりに、
4体の怪人がいた、一番奥がドン・ホラーの霊体だろう。
こういうのはまず、複製怪人から倒すのがセオリーだろう。
次の瞬間、嫌な感じがした。
空間が歪んだような感じがした。
「この空間では、怪人が3倍の強さになるのだ。」(ドン・ホラー霊体)
「これじゃ、装備の強化、意味ないかも」
トシヒコは戦慄する
一戸建て50年ローンの武器が紙になりかねない。
50年ローンの力を見せてくれ
しかしここは踏ん張りどころである。
棍を握りしめ、敵に挑んでいく。
ぶっちゃけ誰が誰だったか覚えていないので、
普通にバキ理論を使うことにしたのだ。
4人1度に相手にできれば、100対1でも勝てる理論。
勇次郎先輩、あやからせてください。
とりあえず顔見知りということで、最初から全開
「捻糸棍!!」
と同時に、ヴェスバーを打ち込み撃破。
次は、左右の怪人が、攻撃を仕掛けてきた。
「舞花棍!!」で弾いた。
その隙に、片方に「通背拳!!」を
もう片方に「捻糸棍!!」を
叩き込み、再生怪人を圧倒した。
怪人の強さが3倍になっていても、再生怪人だから強さ三分の1だったんだろう。
そして、霊体ドン・ホラーと1対1の戦いになる。
(霊体だから3倍効果無効説とかないかな?)
そんなものはなかった。
霊体は、光線を連射してきた。遮蔽物がないため
ガードで、何とかいなすが、
「あれ、ちょっと溶けてる!!?」
50年ローンが、いやそれより、このプレートが解けたということは、ナノスキンスーツに当たったら、大変なことになる。
「一度は、防げるでしょう、しかし、ナノマシンが焼き付いたナノマシンを排除して、再構築まで、時間がかかります、2連射を食らえば、確実に死にます。」(パル)
く、同じところに2連射で死か......。
いままでで、一番ピンチ?
なんとか、かわしたり、ガードしたりで、防ぎつつ、隙を見てヴェスバーを打ち込む、火花が上がった。
少しは、効くようだ。
ちょっと焦って、ヴェスバー連射してしまった。
すぐに焼き付いてしまったが、
敵は首だけになっていた。
勝ったのかなどと、一瞬思ったが、そういえばパルが、首だけになっても飛び回るとか言ってたな。
敵は、運動性が増し、光線を放ってくる。
回避、ガードは間に合わなくなってきた。
一度、ナノスキンスーツに当たり、ナノマシンが固着したが叩き割って、はがして、ナノスキンの修復を急がせた。
ガードに使っているプレートもどんどん融解していく。ナノスキンスーツも敗れた小さなところに火花が当たり火傷した。
ピンチ!ピンチ!ピンチ!
その時、心が静かになった、いろんなことが思い出される。
走馬灯かなと思ったが、思い出されるのは、大好きな漫画鉄拳チ〇ミの中身ばかり。
追い込まれれば追い込まれるほど冷静にんなるんだ!
最後まで、できることを探し続けるんだ!
ありがとう、チ〇ミ先生!!
俺は特攻した。
装備は多くの部分が融解
ナノスキンスーツの下の身体にもとうとう深刻なダメージが入った。
それでも1発目は勢いを殺すわけには、行けなかった。
「捻糸棍!!」
霊体は無理やり棍を押しとどめた。
ありがとう避けないでくれて。
霊体が、棍を保持している間にトシヒコは
棍から手を放し、通背拳の型をとる
そう通背拳には二つの使い方がある、一つは直接の打撃。
二つ目は、物体を通して気功を相手にぶつける方法。
今回は二つ目だ。
「通背拳!!!!!!!!」
ドン・ホラーの霊体は砕け散った。
そして、トシヒコは倒れ、意識を失った。
早く医療カプセルに入れてあげて!!




