表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/23

隠岐を直轄化して半島貿易を始めよう

こんにちは尼子詮久(2周目)です。


塩冶興久の乱が終わったばかりですが、隠岐為清が調子に乗って叛逆してくれたので新宮党を送ってみました。


ええ、陸戦はめっぽう強い新宮党ですが、海戦になるとさすがに勝手が違うのか苦戦しているみたいです。


仕方がないので援軍を送って今度も新宮党を囮にして叩き潰しました。

天文4年(1535年)


 塩冶興久の乱、隠岐為清の乱と立て続けに本国で叛乱が起きてしまったね。


 1周目と同じ展開だね。新宮党で苦戦しながらも踏み潰して直轄化することに成功。


「隠岐を直轄化しても得るもの何もないのじゃなくて?」


 いや、まずは叛乱を起こした奴は徹底して討伐し、その地を没収することを明確に打ち出すことが大事。結果として隠岐為清とか国人衆がどこかの勢力に寝返っても一向に構わない。


 1周目にも第一次月山富田城の戦いで宍道氏、佐波氏、神西氏の惣領を追放、三沢氏の領地削減没収していたのを隠岐為清の乱で適用しただけだよ。


「そうですけれど、案の定、隠岐為清は反発しているのじゃなくて?」


 反発していても彼に抵抗する力はないよ。隠岐は直轄化して代官の統治下で、彼はここ富田の武家屋敷に事実上の監禁状態。隠岐家の家臣団……我らから見れば陪臣だけど、彼らも残らず富田へ移住か帰農させたしね。


「帰農しても彼らは武装すればいつでも蜂起出来ますわ。それにはどう対処なさるの?」


 当面は刀狩りだね。農民、町人、社寺に至るまで武器を取り上げる。そして武器の類を持ち込ませない。


「それこそ一揆が起きる元じゃないかしら?」


 起こせばいいんじゃない?


「え!?」


 だから、起こせるものなら起こしてみろと、そう言ったのさ。


「それでは何の為に乱を鎮圧したのかわからないのではなくて?」


 白露さぁ、隠岐って絶海の孤島。いくらある程度は自給出来ると言っても、塩や米のいくらかは出雲や伯耆から海路運ばれるのだよ?


 それを封鎖すればどうなるか、しかも、長期間に渡って封鎖すればどちらが先に音を上げるのか……答えはわかるよね?


「我が殿は鬼畜ね……」


 為政者は時に冷酷非道であるべきなのさ。いつも甘い顔してばかりじゃない。


「けれど、そんな価値の少ない隠岐を直轄化する意味って?」


 まぁ、ありていに言えば、いつでも踏み潰せるから実験するには丁度良い手頃な場所だっただけさ。それと、大陸貿易をするのに寄港地は必要だろう。


 この時代の朝鮮半島は少なくとも利用価値のある存在だ。絹や綿の中継貿易とか高麗人参とか、そういうモノを、この時代の日本では量産出来ていないものを手に入れるには中継寄港地は必須だ。


わたくし(石見銀)というものがありながら浮気だなんて……」


 はいはい。


挿絵(By みてみん)


 とは言っても、売るものを造らないといけないからね……隠岐に次は三沢を踏み潰さないとね。三沢の領地である仁多・横田辺りは砂鉄の採れる地域だ。あと、あの辺りで収穫される米は上質だしねぇ。是が非でも押さえておきたい。


「侵略戦争ですわね……」


 将軍、あなたは戦争経済をご存じない!


「わたくしは韋駄天ハインツ(グーデリアン)ではなくてよ?」


 そこには資源がある、そして穀倉地帯でもある。ここを抑えれば、経済が潤う。戦争をすることで経済が潤い回る。まさに戦争経済!ビバ!戦争経済!


「殿、どこぞの総統や総帥みたいになりたいのかしら?」


 我が尼子家の繁栄のためには必要な犠牲(こと)だよ。そして、侵略される様な資源があるのに力を持たない方が悪い。力こそ正義。戦は数だよ。謀は大殿と鬼畜(元就)にさせておけばよい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ