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つながり  作者: しゃもん
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5.すき間-第二側妃

 きちんと着替えて食事を摂り終わったところで、先程第一側妃に使いに出した侍女が帰って来た。


 侍女は第一側妃が自分の招待に応じたことを告げると、その場を下がって行った。


 ふと、先程見た実父からの手紙が気にかかった。


 もし、第一側妃が身籠っているようなら手段を選ばずにそれを阻止するように、そう書かれていた。


 第二側妃には相手が身籠っているかどうかを見通せる魔力が備わっている。


 彼女が身籠っていたならすぐにそれを阻止するように動かなければ、第二側妃たち一族はかの人の祖国に市場を抑えられ、破滅する。


 この国で一番物を言うのは、王の血筋なのだから・・・。


 第二側妃は昼に訪れる第一側妃の為に庭にお茶会の準備を整えるように傍にいた侍女に指示を出すと、自分もドレスを着替える為立ち上がった。



 庭に咲く色とりどりの花が香しい匂いを漂わせるテーブルで、二人の側妃が微笑み合いながら、お茶を飲んでいた。


 二人はたわいない話をしながらどちらからともなく笑い合い、お茶を飲んだ。


 その後、第一側妃を呼びに来た侍女が現れ、かの人は帰って行った。


 第二側妃の視線が第一側妃のお腹を凝視していたのに気づかずに・・・。


「ほのか?」


「はい。」


「父に知らせなさい。」

 主の声に侍女は力強く頷くと、すぐに彼女の意を汲んでその場からいなくなった。


 もし彼女が身籠っているなら、そう言った父の声が第二側妃の心を苛んだ。


 それと共に、第一側妃側の閨に自分より多く足を運んだ王を恨めしく想っている己に自嘲的な笑みを浮かべた。

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