表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハーレム建国記 〜女の子はみんな俺が嫌いです〜 ReMake  作者: Red/春日玲音
第二章 激動!?クレイドルの街とセシル共和国

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

32/33

味方の増やし方?

「みなさん、ちゃんと並ぶのですよ〜。」


アリスの言葉に、囚われの兵士達が行儀よく並ぶ。


ここは城の裏庭。捕虜の居住スペースだ。


最初、捕虜を地下牢に、と考えていたのだが、地下牢は女の子達で一杯であきがなく、空きがあったとしても、80人からなる捕虜を収納するには狭すぎた。


だからそれなりに広い裏庭に不可視の城壁で囲ったスペースを作り、その中に放り込んだのだ。


一定範囲から先へはいけない、ということを除けば、野営しているのと変わらないため、捕虜の顔色は悪くない。

聞くところによれば、以前はもっと過酷な状況下での野営を強いられてのだとか。それに比べれば天国だという。更にアリスのような可愛い子が、食事を配給してくれる……またその食事も大変美味なのだから……兵士たちにとって、囚われてからのほうが待遇が良いと、評判で、このままこの国に仕えたほうがいいんじゃないか?という声も、ちらほら上がりつつある。


「うめぇー、こんなメシを食ったら、戻れなくなる。これで最低限だと?だったら普通の食事って……」


「言うな。悲しくなるから。」


「アリスたん可愛ぃ。さっき手が触れたんだぜ。俺もうこの手洗わねぇ。」


「いや、洗えよ。ってか、お前普段からろくに手洗ったことねぇだろ。」


「アリスたん、可愛いなぁ。ペロペロしたいぜ。」


「それな。」


兵士たちの話題が、食事からアリスへと移っていく。


「お前ら、口だけにしておけよ。あの娘は偉い人のお気に入りだから、手を出したら、死んだほうがマシ、という目に合わされるらしいぜ。」


俺はさり気なく忠告をしておく。

コイツラの根がいい奴であったとしても、俺の女に手を出すのは許さん。


「そうなのか?ちなみにどんな目にあわされるんだ?」


兵士の一人が、興味津々といった体で聞いてくる。


「……コレは、以前アリス………さんに、ちょっかいを掛けていた貴族の話なんだが………。」



その貴族は、ある朝、目覚めたら知らない場所で、裸で拘束されていた。


「……何だ?なんで儂は縛られて……っ!」


眼の前で、妻と娘が拘束されて辱められている。


「誰だっ、何故こんな……。」


「アンタがアリス様に手を出そうとしていたからだとよ。」


貴族の言葉に、どこからともなく現れた屈強な男が答える。


「まぁ、奥さん達のことより、自分の心配をするんだな。」


いつの間にか、貴族の男は、マッチョな男達に囲まれていた。


「ちょ、まっ……。」


その後の事は、貴族は黙して語らなかったという……。


…………。


……………………………。


「それマジ?」


それまで黙って聞いていた兵士の言葉に、俺は頷くことで肯定する。


「うっわぁ……。」


「ひくわー。」


「どんだけ魔王なんだよ。マジ魔王~。」


兵士たちの間でどよめきが走る。


「(ねぇ、アンタ、マジにそんなことしたの?)」


アリスと同じく、捕虜への炊き出しの手伝いに来ていたミアがきいてくる。


「(いや、実際には、そう言う幻覚を見せただけなんだけどな)」


「(だ、だよねー。いくら何でもそこまではしないよね?)」


「(いや、必要が有れば、もっとえげつない事でもするぞ?)


「(………。)」


黙りこくるミアを一瞥して、俺はあの貴族の、その後の事を思い出す。


あのバカ貴族は、その後も目に付いた平民に手を出すのをやめようとはしなかった。

ただ、その相手が、男に限定されていたので、俺はあえて、それ以上の事はしなかった……男などどうでもいい。


因みに、奥さんと娘は、夜中にしっかりと頂いておいた。親娘丼は中々いいものだとだけ述べておく。


「さて、そろそろ、本日のメインイベントだな。」


俺は食事を終えてまったりとしている雰囲気になったところでそう呟く。


「ねぇ、本当にやるの?」


片づけを手伝いに来たレリーシャが、俺の呟きを聞き咎める。


「やるよ?何ならレリーシャが代わりにやるか?」


「遠慮しておくわ。発情期でもないのに発情させられるなんて絶対イヤよっ!」


「ハイハイ、分かってるから、それを置いたら連れて来てくれ。」

嫌悪感を露わにして憤るレリーシャを宥めながら、俺はそう言って、レリーシャを送り出す。


暫くして、レリーシャに伴われて、レッシィと、他2名の親衛隊の女の子がやってきた。


「おいっ、あの方は……。」


「間違いない、姫の親衛隊のレッシィさんだ。」


「レッシィさんが何でここに?」


突然現れた親衛隊の姿に、兵士たちはどよめく。


「あー、静かに、みんな集まってくれ。これから、こちらの方からお話があるそうだ。」


俺はそう言いながら兵士の皆さんを集める。


「(ちゃんとやらないと、わかってるよな?)」


俺は兵士たちに聞こえないように、レッシィの耳元で囁く。


「(わ、分かっている……だから、お前こそ、約束を……ンッ……。)」


「(それは終わってからの話だ)」


俺はそれだけを言って彼女から離れる。


レッシィの背後にいる二人に目をやると、彼女たちは頬を赤く染めたまま俯いていた。


「こ、ここに居る皆に告げる。この国の兵士として任官することを誘われたと思う……ンッ……が、いまだ信じられぬ者もいるだろう、また、条件を把握していないものも多いと……ンッ……聞く。」


途中、少し詰まるのは緊張しているからだろうか?などと思いつつ、兵士たちはレッシィの言葉に耳を傾ける。


「ま、まず、任官した時点で諸君らは、この国の住民と……して認められる。住民はこの国の……ほ、法に……し、縛ら……ぁっ……し、縛られ……、またこの国に守られることになる。……んふっ……かの国に家族を残してきて心配なものは申し出るがいい。……っ……数日後には……無事この国へと送り届けられるだろう。」


その言葉を聞いて一部の兵士たちが安堵のため息を漏らす。やはり国許に家族や護るべき人を残してきてるのは心配だろうからな。これで、心残りは消える筈だ。


「住民と……なった諸君らには、自由と政治……んっ……に参加する……ぁぁん……権利及び納税・兵役な……クッ……ど、国のために働くぅっ……義務が……はぁはぁ……生じることとなる。」


レッシィは皆は法の下に自由であることを始め、獣人や亜人、魔族などに対して……もちろん同じ人族にもだが、差別をしてはならない、奴隷は王もしくは王に下賜された場合を除き、所有を禁じる。万が一理由あって所持する事態が起きた時は、すぐに報告して指示を仰ぐこと。他に兵士としての待遇に、支払われる給金の額などを告げ、所定の稼ぎに対応した税金を払う義務が有る事と、それ以外にも一定年齢の男女には兵役の義務が有ること。兵役と言っても、男性は国家事業の人足として、女性は、様々な場所でのボランティア活動として働くのがほとんどだという事、そして、あらゆる法を超えたところに王がいる為、王に逆らってはいけない事……特に王の庇護下にある女性に手を出した場合、極刑が待っていることなどを、時々、色っぽい吐息を交えながら告げる。


「これが本当なら、オーキスにいるよりよほど楽な生活が送れるよな。」


「あぁ。俺、この国の兵士になってもいいかも……、イヤなりたいね。」


「俺もだっ!……でも、レッシィ姐さんの様子おかしくないか?」


「あぁ、なんか色っぽいというか……。」


「それに、陰に隠れていてわかりづらいが、奥の二人も何かおかしいぞ?」


「そうだな……なんか顔が赤いのと……もじもじしてるよな?」


兵士たちのざわめきがレッシィにも届いていて、さらに顔を赤く染め上げる。


……そろそろ限界も近いはずなのに、中々頑張るよな。


俺は少しだけ、送る魔力の量を増やしてみる。


「く…………い、以上だっ。分からない事は、そこにいる男に聞けっ!」


刺激に耐えながらも言い終えて、俺を指さすレッシィ。


……頑張ったのは認めるけど、そこで俺を指さすのはいただけないなぁ、目立っちゃうじゃないか。


俺は、レッシィの身に着けている装置に、魔力を多めに流すことにした。


……目立つのはキミの役目だろ?


「……っつ、な……なんで……、お、終わったでしょ…………。」


皆の前で盛大に喘ぎだすレッシィ。それに触発されてか、後ろの二人も切なげな声を漏らす。


絶頂に達しその場に崩れ落ちるレッシィを兵士たちがぽかんと見つめる。


「親衛隊の娘達は、まだお仕置き中なんだ。功を成せば、親衛隊の娘たちとも()()()なれるかもしれないぞ?」


俺はそう呟くと、ぐったりと舌レッシィを抱え上げてその場を後にする。


遺されて裏庭で、兵士の一人がぽつりとつぶやく。


「俺、この国に任官するわ。」


その声を聴いた他の兵士たちも一様に頷くのだった。



「もぅ……許して……」


俺が、身を捩らせながら切なげに訴えてくる親衛隊の一人の前に行くとそう訴えてくる。


「……なんでこんな事……するの?」


俺が来たことで、責め苦が止まり、少し落ち着いた親衛隊員は、俺の顔を見るとそう聞いてくる。


「それは、お前らが攻めてきて、負けたからだろ?」


「だからといって、こんな酷い事……。」


「………お前名前は?」


「……マリアメイア=ラッセンブルクよ。」


「家名があるって事は貴族様か。だったらわかるだろ?もしお前らに負けていたら、ウチの女の子たちはどんな目に遭う?」


俺の問にマリアメイアは答えずに視線を背ける。


勝っていれば、このような目に合うのは自分ではなく、他の女の子達だとわかっているからだ。


「負けたらこうなることはわかっていたんだろ?それなのに、何故攻めてきた?姫様の暴走を止めるのもお前らの仕事じゃないのか?」


「……下された命令のもと、与えられた裁量の中で最大の結果を出すのが、私の仕事。今回も姫様に褒めてもらうはずだった。」


マリアメカがポツリとつぶやく。

俺の質問に対する答えではなかったが、要はコイツはレイナに褒めてもらうために従っていた、ということらしい。


だったら……。


「いいものを見せてやるよ。」


俺は、マリアメイアの首に鎖の付いた枷をはめ、鎖を持って、マリアメイアを引きずるようにして別の部屋へ連れて行く。


その部屋の壁には、女の子が全裸で拘束されて後ろ向きで並んで立っている。顔は壁の向こう側に突き出されている様でこちらからは見えない。


「いい眺めだろ?」

俺は、その女の子たちの身体を弄ぶと、壁の向こうから女の子の嬌声が聞こえる。


「ケーナ?キルマ?」


声に聞き覚えがあったのだろう。マリアメイアの顔が青褪める。


「じゃぁ今度はこっちだ。」


俺は、マリアメイアの鎖を掴んで反対側の部屋へと連れて行く。


そこでは、壁から顔と手、胸が壁の穴から出している親衛隊の女の子が、喘ぎ声を上げていた。


「カルナ、キルマ、ケーナ、コニア……酷い……。」


「お前らがこき使ってた兵士達な、俺達に帰順してこの国のために働いてくれるそうなんだよ。だから、アイツラのご褒美にこの部屋を使わせてやろうかと思うんだが?」


俺がそう言うと、彼女達の顔が青ざめる。


親衛隊の女の子達は、その殆どが、それなりに由緒正しい貴族の娘だ。

一方、兵士たちはほとんどが平民あがりで、中には近くの農村から無理矢理徴兵したものもいる。

そんな奴らに、弄ばれるのは貴族のプライドが許さないだろう。


「やめて、やめさせてっ!」


マリアメイアが涙ながらに懇願する。


俺は、そんなマリアメイアの耳元に口を近づけ囁く。


「お前が俺の言う通りにするなら、助けてやらんこともないぞ?」


俺の言葉に、マリアメイアがハッと顔を上げる。


「俺にはわかっているよ。お前は今まで頑張ってきたもんなぁ。あのレッシィと姫様の間で、事を荒立てないように立ち回るのは大変だっただろう?そのせいで、他のメンバーから陰口を言われて傷ついてるよなぁ。でもお前は頑張っていたんだ。俺はよく知ってるよ。」


「なんで貴様……いや、あなたがそんなことを……。」


「頑張っていれば、ちゃんと見ていてくれる人がいるってことだよ。」


俺がそういった途端、マリアメイアの瞳に涙が浮かぶ。


実は、これは全部マイから聞き出したことである。

マイは、親衛隊員全員のことを把握していた。その情報をもとに、こうして個別に探っているのだが、マリアメイアは承認欲求が高く、逆に言えば承認欲求さえ満たしてやれば、いいように扱える手頃な駒として使えそうだと、一計を案じたのだ。。


「だからな、お前が頑張って俺の言う通りにするなら、彼女達を助けてやってもいいんだがどうする?」


「なに……を……すればいいの?」


「いいのか?辛くて苦しいぞ?」


「……でも、私が頑張れば……。」


「あぁ、皆も、レイナ姫はこれ以上無いぐらい感謝するだろうな。」


「何すればいいの?みんなを救うために。」


「そうだな、じゃぁ、制約の証として、ここでご奉仕をしてもらおうか。」


「そんな事……。」


「いやならいいんだぞ……オイッ。」


俺が外に向かって声を掛けると、男が入ってくる。


「レオさんよぉ、これでもオレっちも忙し……うわッ、なんだぁ?」


「カインさんのお陰で皆が我が国の力になってくれただろ?それを聞いたあのお方がたいそう喜んでな、この試作部屋を先駆けて使わせてやってもいいって……。」


「やめてっ!」


「……と、このように、こちらの方が、代わりにいいモノを見せてくれるそうだ。」


「マリアメイア副長……。」


カインがゴクリと喉を鳴らす。


「わ、わかりました……だからみんなには手を出さないで。」


マリアメイアはそう言って、ご奉仕を始める。



「あふっ……い、いやぁっ…… み、見られてる……見ないでぇ……見られてるのにぃっ……。」

マリアメイアが羞恥で顔を真赤にしながら、それでも、奉仕をやめようとせず続ける。

羞恥より快楽が勝り始めたのだろう。マリアメイアの動きが、徐々に激しくなっていく。

俺が果てたことでマリアメイアの奉仕も終わりを告げる。


それを見て、カインがソワソワと落ち着きをなくす。


「どうした?」


「いや、レオさんよ、その……。」


「なんだ、ヤりたいなら、そこのどれでも使っていいぞ。」


「あ、いや、その……指名とかは………。」


「人によるな。流石にあのお方の意向に反することまでは……。」


あのお方もなにも、俺のことなのだから、全く問題ないのだが。


「えっと、出来ればミルヘルム班長を……。」


カインがモゴモゴというのを聞いて、俺は思い出す。


ミルヘルム=カーライフ……クリっとした巻き毛をボブに揃えた、ロリ顔の娘だ。

特に、思い入れもないので下賜しても構わない。

だから、カインの忠誠をあげるためのエサにしようと考える。


俺は、メイドにミルヘルムを連れて越させる。


「カイン、今日は特別に許可するってことだ。」


「ウォォ……班長、班長、ずっとこうしたかったっすっ!」


カインはミルヘルムを連れて部屋を出て行こうとする。これからあてがわれた部屋で楽しむのだろう。


「カイン、あの御方からの伝言だ。」


俺は、その背中に声を掛ける。


『カインよ、お主が精を尽くして国のために働くと誓うのであれば、その娘を他人に晒すのは取りやめてやろう。お主が功績を上げ、望むのであれば下げ渡すことも考慮しよう。だから我が国のために励め。そして、他のものにも伝えてやるがよい。功績を上げれば望みは叶うかもしれない、と。』


「オ、ォオオオオ……。この身を粉にしてもセ・シール共和国のために尽力しますぞ、マイロード!」


カインは歓喜に打ち震えながら部屋を出ていった。


「さて、と……。」


俺は、部屋の片隅でうずくまっているマリアメイアに声を掛ける。


「愛しの姫様からの言葉だ。」


俺は貝殻のような魔道具をマリアメイアに見せる。

するとそこから声が流れてくる。


『……聞こえる?マリア、聞こえてる?……ごめんね、私が不甲斐ないせいで、あなた達には負担をかけてます。でも、きっと救い出すから……頑張って………。』


「姫様……姫様が……謝ってらした……勿体ない御言葉………。」


「いいか、レイナはちゃんとみてる。俺の言う事をしっかり聞いて、しっかりこなせば、ちゃんとレイナにも伝えてやる。だから、俺のために励め。」


俺がそう言うと、マリアメイアはこくんと小さくうなづくのだった。

ご意見、ご感想等お待ちしております。

良ければブクマ、評価などしていただければ、モチベに繋がりますのでぜひお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ