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第百話~カイトVSデザートアーケロン~

ストーリーの途中ですが、一旦ここで打ち切りとさせていただきます。


今まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。

さてさて、ボアードを戦場に送り出せないとなると、俺かカーミラの出番となる訳だが、カーミラはこれまで何度もゲート(転移門)を使わせてマナを消費させてしまっているし、この後も使ってもらう予定だからここで消耗させるわけにはいかない。


となると、ここはやはり俺の出番か。


「ボアードよ、ご苦労であった。あのままお前に倒してもらっても良かったのだが、お前の戦闘スタイルでは周囲に与える影響があまりにも大きい。すまんがここは一旦退いてくれ。」


「もっとやりたかったッスけどしょうがないッスね、了解しましたッス。」


「ではカイト様、ここは私が。」


「いや、カーミラ、お前はゲートで多くのマナを消費させてしまっている。それにここの用事が済んだらまたゲートを開いてもらうつもりだ。ここは私が出よう。お前はマナを温存させておいてくれ。」


「承知いたしました。ではカイト様の戦いを目に焼き付けさせていただきます。」


「あぁ、すぐに終わらせる。ここで待っていてくれ。フライ(飛行)。」


じゃあ一丁やりますか。

ボアードとのやり取りを見た感じだとあの甲羅はかなりの強度だな。

だとすると、いつもの調子で魔法を放っても多少のダメージは入るかもしれないが、手数を増やす必要があるか・・・それは面倒だな。


じゃあ今回はちょっとだけ本気を出してみるとするか。マナを手に集中させてと。


俺はいつもより気合を入れて右手にマナを込め、凝縮させる。


「な、なんスかあれは。カイト様の右手に大量のマナが集まっているように見えるッス。」


「あら、あなたでも見えているのね。まぁあれだけ凝縮されたマナなら魔法に疎いあなたでも感じ取る事が出来るでしょうね。それにしてもなんて密度のマナなの。カイト様はあのマナでどんな魔法を発動させるのかしら。」


どうやら魔法鈍感なボアードも俺のマナを感じ取っているようだった。


だとすると、奴も既に気付いているか。

相手がさぁお前の全力をぶつけてこい、とでも言うならもう少しじっくりマナを込めたいところだが、あの怪物がそんな思考を持ち合わせているとは思えないな。


さっさとお見舞いしてやるとするか。


マナを込めた右手を天に突き上げ広げると、上空に巨大な魔法陣が出現する。


「グングニル(裁きの槍)!」


カイトがグングニルを唱えると、魔法陣から巨大な三又の槍が出現し、デザートアーケロンに狙いを定める。


アーケロンはカイトの出現させた槍に警戒し、口を大きくと口の中から光が溢れ出す。

「ガォーーーーーン!」


次の瞬間、アーケロンは槍に向かって白い光のブレスを放った。


カイトはそのタイミングで上げていた手を振り下ろすと、槍は勢いよくアーケロンの放ったブレスに向かって飛んでいく。


両者は互いにぶつかり合うも、槍は勢いを失う事なくブレスを切り裂きながらアーケロンに向かって突き進む。


「グサッ!」


ブレスを切り裂いた槍はアーケロンの甲羅にグサッっと刺さり、腹を貫通して地面に突き刺さる。


「ギャオーーー!ドシーン。」


そして致命的なダメージを負ったアーケロンは、断末魔を上げてその場に倒れ息絶えた。

グングニルの槍は役目を終えると光の粒となって宙に消えていくのであった。


「終わったか。ブレスを吐いてきたのは予想外だったが、たいした事はなかったようだな。」


カイトはその場を後にしてボアードとカーミラの元に戻る。


「待たせたな。無事にあの亀を屠って見せたぞ。どうだった、私の戦いっぷりは?」


「な、なんて無茶苦茶な魔法ッスか。。。」


「え、えぇ、カイト様なら圧勝すると思っていましたけど、これ程までとは私も想定外でした。。。」


あれ、無事に勝利したのだけれどなんか二人の様子が変だぞ?いつもなら「流石はカイト様ッス!」とか「流石は我らのカイト様でございます。」とか労いの声をかけてくれるんだけどなぁ。


っていうか、これは何か引かれていないか?ちょっと張り切って本気出しちゃったってのはあるけど、そんなに凄い事だったのか?


「お、おい、お前達、そんなに引かなくてもいいじゃないか。確かにさっきのはやり過ぎたかもな、私もついつい全力を出してしまった。はっはっはっ。」


「な、なんだそういう事ッスか!さっきは全力を出されたんスね!道理で凄いと思ったッス!」


「そうでしたか、私はちょっと本気をとおっしゃっていたので、あの魔法でもまだまだ余力をお持ちなのかと思いまして。」


やっぱりさっきの魔法でドン引きされていたか。


まぁ何にしろ、これで無事にあの怪物を倒す事が出来た、これで一件落着だ。


そして戦いが終わると、ボアードとカーミラを引き連れて、サンドワーム達の元へと戻るのであった。


「待たせたな、どうだ?見ての通りデザートアーケロンは私の手によって滅ぼされた。これでもう、ここら一帯を荒らす者はいなくなったぞ。」


「さ、流石はカイト様でした!あの巨大な怪物をあのような強大な魔法を使いたった一撃で倒されてしまうとは。ゆ、夢でも見ているかのようでした。」


やはりこいつらもボアードとカーミラと同様に私の魔法を見て引いてしまっている。


あの二人でさえも驚かせてしまったのだからな、こいつらにとっては先程の出来事が夢か現実か分からない程の事であっても無理がないか。


「うむ。レッドよ、労いの言葉感謝する。それでだ、我々がここに来た真の目的について話をさせてくれ。」


こうして俺は今回ここに来た目的と壮大な計画をサンドワーム達に話した。


「な、なるほど、それで今回我々の力が必要とおう事ですね。カイト様のお役に立てるのであればこのマスター・オブ・デザート一同、精一杯協力させていただきます!」


「ほう、それは頼もしいなレッドよ。他の者も問題ないか?」


「(ブルー)ふっ、俺も問題ないぜ。」


「(イエロー)僕も頑張ります!」


「(グリーン)僕達に任せてください!」


「(ピンク)私も頑張るわ!」


「(ブラック)俺もブラックだけに陰ながら頑張らせてもらいます。」


「よ、よし、では話はまとまったな!では数日後、他の準備が整った段階でお前達を迎えに来る。それまでは自由に過ごしていてくれ。」


「はい、分かりました!ではまた数日後にお会いしましょう!」


「あぁ、さらばだレッド、そして皆の者よ。」


こうして俺達はカンナ砂漠を脅かす巨大なデザートアーケロンを討伐し、無事にマスター・オブ・デザートの協力を得る事が出来たのであった。

「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


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