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07『祈り』

 ――森の王は、王とは名ばかりの、途轍もなく醜い姿をしていた。


 崩れ落ちる肉と、滴るように流れる血。

 少し目を離していれば、手を下さずとも死んでしまうかのような風体だった。

 魔樹の影で隠れていた少年は、瞬間、身を躍らせて魔王を襲う。


 狙うは心臓だ。

 魔力の源たる心臓さえ貫いてしまえば、森の王とて永らえられまい。

 そう確信して少年は、木陰から飛び出て魔王に襲撃する。


「――――ッ!」


 少年の奇襲に、けれど魔王は気がつくことさえない。

 ただ漫然と樹を見上げていた魔王は、そのまま心臓を少年の剣で貫かれる。

 迸るように散る血液。それが少年の綺麗な肌を汚していく。


 ――った。

 少年はそう確信し――直後、魔王の反撃をその肉体に受けた。



     ※



「――もう、手遅れかもしれないわよ?」


 魔女は少年にそう告げて、少年は当然のように魔女の言葉に反発した。


「な、何を言って……」

「教会の人間から聞いたんでしょう。聖女が、病に罹ってるって」

「……そう、だけど」

「正確にはそれは病気じゃない。魔力の過剰摂取による肉体変異――魔物化よ」


 何を言っているのか、少年にはまるで理解できなかった。

 魔女にもそれがわかったのだろう。

 彼女は噛み砕くようにして、少年に説明を続けている。


 ――彼にとっては、聞きたくもない現実を。


「魔力は毒だから。多く取り込みすぎると、やがて肉体に変調をきたすわ」

「肉体に、変調だって……?」

「そう。――わかりやすく言えばね。人間だった聖女は、やがて魔物に変わってしまうのよ」

「どうしてっ!?」

「だから、魔力を取りすぎたから。結界を越えて、森の魔力は少しずつ外へ溢れていくわ。こんな風に、魔力の吹き溜まりとでも言うべき結界は世界の至るところにある。――そして、その場所には必ず聖女がいるわ」


 ――溢れた魔力を、その肉体へと取り入れるために。

 魔女の説明が、次第に理解を伴って少年を襲う。

 それは、つまり少女が――彼の知らないうちに身代わりの犠牲になっているということで。


「嘘、だろ……」

「残念ながら事実よ。あと一ヶ月もしないうちに、と言ったわね。なら確実に肉体に変調が出ている時期だわ。――たぶん末端から、片腕か片足くらいはすでに魔物化している頃合だわ」

「…………そん、な」


 魔女は、珍しく微笑さえ浮かべずに少年へと問うた。


「――魔物に変わってしまっても。それでもまだ、少女を助けたいのかしら?」


 無論、それでも。



     ※



「が――――っ」


 丸太のように太い腕が、少年を吹き飛ばして地べたへと横たえる。

 一瞬、意識が飛んでしまっていた。沈んだ意識が、痛みによって強引に引き戻されたのだ。

 自らの攻撃の衝撃で、ぶちり、と魔王の腕は腐り落ちるように千切れていた。もちろん千切れると同時に回復していくが、その速度は思いのほか緩慢だった。

 とはいえ、被害は少年のほうが強く受けている。

 口から血を撒き散らしながら、少年はその背をしたたかに魔樹へと打ちつけた。その痛みで再度、口から血を吐き出す。

 ――痛みと不可解が少年の全身を包んでいた。


 強すぎる。一撃で少年は、覚悟を根こそぎ奪われていた。

 勝てるわけがない。

 そも心臓を貫いてなお死なぬ魔王に対し、聖なる武器とはいえ所詮はナイフしか持たない少年に、可能な抵抗などあるわけがないのだ。

 少年は死を悟っていた。

 悔やむのは、けれど自分の弱さと――それ以上に、少女へ果実を持ち帰れなかったことだけ。

 死への恐怖は今もなおなかった。

 少女のいない世界になど、興味がないから。

 ただ――自分がいなくなったのち、彼女がひとりになってしまうことだけはわかっている。

 それが、少し心残りだ。


「……?」


 だが、少年はそこでふと疑問した。

 なぜ自分は、ここで後悔に身を浸らせていられるのか、という点に。

 見れば、魔王は少年に対して追撃をしていない。

 なぜか狂ったように身を躍らせて、暴れ回っているだけだ。

 ――先ほどの一撃が、効果を上げていたのだろうか。

 一瞬だけそう思ったが、どうやら違うらしい。魔王の傷はすでに完治していた。

 もちろん、治る先から肉体は新たな崩壊に襲われているが、初めから傷だらけだった魔王が、今さら自己崩壊で狂うはずもない。

 ではなぜ――?

 疑問する少年の視界の端に、ふと小さな赤いものが捉えられた。


 それは、魔樹に実る不死の果実だった。


 少年が激突した結果、果実がひとつ、結界の内側から転がり落ちたらしい。

 落ちた果実を見て、少年の心中にひとつの考えがよぎる。

 ――この果実を食べれば、森の王を殺せるのではないのだろうか。

 甘美な誘惑だった。

 魔女のと契約を、ある意味では裏切ることになるのかもしれないけれど。構うことがあるだろうか。

 不死ならば、あるいは魔女を殺して、強引に果実を奪うことも可能だという気がする。

 少年は、そっと果実に手を伸ばした――その瞬間だった。


「――――La」


 ふと、心地のいい歌声が、少年の耳に届いたのだ。

 それは町で待つ少女が、よく教会で歌う祈りの歌だった。

 少年がいちばん好きな歌だった。

 それが、どこからともなく聞こえてくる。


 初め、少年はどこかで少女が歌っているのだろうかと疑問した。

 だが教会で臥せっている少女がこの場にいるはずもない。よく聞けば、その歌は少女とは違う声だったし、少女よりも少し下手くそな歌声だった。

 けれど――どうしてだろう。それでも、その歌声は少年の心に響く。

 きっと歌い手が違っても、込められた祈りが少女と同じものだったから。そんな風に少年は考えた。


 高く透明で、澄んでいながら力強い。そんな歌声だった。

 見れば、魔王が動きを止めている。

 先ほどまで痛みに狂っていた魔王は今や、涙を流して歌声を聞いている。


 血の涙じゃない。

 無色で、とても綺麗な涙だった。

 隙だらけの姿だった。

 少年は、咄嗟に魔女から貰った武器を手に取る。


「――――――――」


 その瞬間、少年の脳裏に流れ込んでくる映像イメージがあった。

 いつか夢で見た光景の続きだった。

 少年は、そこで初めて、その光景がかつて同じ武器を持っていた誰かの記憶だと気づく。

 自身とよく似た、けれど確実に違う経験を持つ男の記憶だと。


 男には、愛する聖女がいた。

 だが彼は、聖女を喪ってしまうのだ。

 聖女とは世界に流れ出る魔力を一身に集め、世界を浄化する人身御供システムの一角であったから。魔法の素養、という名の巨大すぎる魔力容量が、聖女を濾過装置として作用させる。

 だがいかに大きな器であろうと、決して無限ではない。

 限界を超えた聖女は、その姿を醜悪な魔物へと変貌させてしまった。


 ――その魔物を、彼は聖女と知らずに斬り殺したのだ。


 事実を知った青年は嘆き、自らを罰した。

 血を吐くほどに嘆き苦しみながら、彼女の死の原因を教会や民衆には求められず、ただ自らの無知と無力だけを嘆いた。

 魔物を討伐した功績から勇者の名を戴いた彼は、その後、魔物を殺し続けるだけの旅に出る。

 それは延命のための対症療法だった。

 世界に数多いる聖女の寿命を、ほんのわずかだけ延ばす作業だった。

 だが魔物を殺すには当然、魔法の力が必要になる。

 魔女は聖なる力と魔力は別のものだと言ったが、それは教会の流布した嘘だった。両者は本来まったく根源を同一にする力なのだ。その点で言えば、少年は魔女からも騙されている。

 魔力を使えば使うほどに蝕まれ、寿命を縮めながら、それでも勇者は旅を続ける。

 誰にも理解されず、感謝さえされず、ただひとりで続ける贖罪の旅を。

 そうして、ついに自らの死期を悟った彼が、かつての仲間である弓使いの元を訪れたとき。


 そこで――ひとりの聖女に出会ったのだ。


「……そっか」


 と、少年は小さく呟いた。


「この果実を食べさせても、あいつは助けられないのか――」


 かつての勇者の記憶を経て、少年はその事実を知ってしまった。

 果実では少女を癒せない。どころかむしろ逆に症状を進行させてしまうだろう。

 だがもはや、魔女を恨む気にはなれなかった。

 彼女が背負っているものまで、彼は知ってしまったから。


 少年は、気づけば魔王の目の前に立っていた。

 その右手には一本の剣――かつて勇者が持っていた聖剣がある。

 ただのナイフでしかなった武器が、今は聖剣として完全な覚醒を果たしていた。

 もちろん、そんな都合のいい話は本当なら存在しない。この短時間で、少年が聖剣を扱えるほど強くなったわけじゃない。

 きっと、かつての勇者が力を貸してくれているのだろう。


「――La――」


 下手くそな歌が森に響いていた。

 魔王は今も、剣を持つ少年を目の前にしてもなお、ただ滂沱の涙とともに立ち尽くしている。

 それ断罪を待つ、咎人の姿にどこか似ていた。

 少年は、重たい剣をゆっくりと、天上へ掲げるかの如く振り被る。


 ――祈りよ、どうか天へと届くように。

 この悲しい歌を、どうか最後まで聞き届けてくれるように――。


 そんな祈りを込めながら。

 少年は、聖剣をまっすぐに振り下ろした。



     ※



「――遅くなって、ごめんなさい」



     ※



 ふと気がつくと、少年は寝台ベッドの上にいた。

 飛び上がるように起きた瞬間、全身の筋肉が鋭い痛みに貫かれる。

 思わず呻いた少年を、押し留めるように上から押さえる手があった。


 ――魔女である。


「無理しないの。いきなり全開の聖剣を使ったんだから、身体に大きな反動があるわ」

「……魔女? こ、ここは――」

「私の家。気絶した貴方を、私がここまで運んできたの」

「…………」

「おめでとう――いえ、ありがとう、って言うべきかしらね」


 魔女は、無垢は表情で微笑んで言う。


「契約は履行されたわ。――彼を殺してくれて、ありがとう」

「……でも」

「森の外までは――いえ、聖女のところまで、私が魔法で連れて行ってあげるから。そうしたら彼女に、この果実をあげなさい」


 言って魔女は、小さな果実を少年に手渡した。

 それは魔樹に実っていた赤い果実とは違う――真っ白な色をした果実だった。

 けれど、少年は素直に喜べない。

 聖剣から断片的に流れ込んできた記憶が、果実の危険性を少年に伝えていたからだ。

 だが、魔女はゆっくりと首を振って告げる。


「この果実なら大丈夫。これは魔力を与える果実じゃなくて、魔力を吸い取る果実だから。彼女の汚染は、これで全て解消するはずよ」

「そんなもの、どこに……」

「森の王からの贈り物よ。死んだ彼が、最期に遺してくれた果実」

「…………」

「不死の呪縛から解き放たれたんだから。彼もきっと、貴方にお礼をしたかったんでしょう」


 少年は、ゆっくりと寝台ベッドから身体を下ろす。

 今度は魔女も止めなかった。


「……なあ、アンタ――」

「話はいいでしょう。今は早く、彼女の元に行ってあげなさい。きっと、貴方の帰りを心から待っているはずだから。完全に魔物に変わる前に、この実を食べさせてあげなさい。手遅れにならないうちに」

「…………」

「魔法で送り届けるわ。教会の屋根裏の部屋でしょう? この町の聖女は、ずっとあの場所って決まってるのよ。百年以上前からね」


 そう言われては、それ以上に告げられる言葉などない。実際、少年だって一刻も早く少女の元へ向かいたかった。

 ただそれでも、なんの感謝もなく別れるのは違うという気がして。

 ふと思いついた質問を、少年は言葉に変えていた。


「――なあ、魔女」

「何かしら?」

「アンタの――貴女の名前を教えてくれないか?」


 その言葉がよほど意外だったのか、彼女はきょとん瞳を丸くする。

 それから吹き出すように大笑いして、心から楽しそうにお腹を抱えていた。

 まるで、時間を止められた少女のように無垢な表情で。


「――今代の勇者は、ちゃんと女の子の名前を呼んであげるのね」

「え……?」

「いいえ。独り言だから、気にしないで」


 彼女は立ち上がると、それから魔法を起動させる。

 咄嗟に反応する少年だったが、魔女が魔法を使うほうが早い。


「聖女の子によろしくね。――長生きするのが仕事だって言ってあげなさい。これは先輩からの忠告よ」


 そして、ふと気づけば少年は、見知らぬ部屋の中にいた。

 目の前の寝台ベッドには、驚きに呆然とする女の子がひとり。

 かつて同じ孤児院にいた、少年にとって最も大切な少女の姿だ。

 醜い魔物の腕を、隠すことさえ忘れて息を呑む少女。

 それを見つめる少年の耳に、ふと、こんな言葉が風のように残されていた。


「――私の名前は、ノルン」


 かつては、聖女と呼ばれていたわ――。

 そんな言葉だけを残して、魔女は姿を消していた。


「ロ、ロドニス……? どうして――」


 少年はかぶりを振って、目の前の少女に白い果実を手渡した。

 ――きっと、これでいいのだろう。

 この世でただひとり、目の前の少女にさえ名を呼んでもらえれば、少年はそれでいいと思っていた。


 彼女もきっと、同じように思う相手がいるのだろう、と。



     ※



 ――魔の森の奥に、一本の樹が立っていた。

 森の魔力を全て吸い上げる、それは魔法の白い樹だ。

 だが今や、樹は見る影もなく枯れている。葉は枯れて地面に落ち、果実は腐って森の空気に溶けている。


 そこに、ひとりの女性が立っていた。

 かつては聖女と――そして今は魔女と呼ばれる女性だ。

 その魔女という称号さえ返上したあとは、いったいなんと呼ばれるのだろう。

 そんな想像に、少女はくすくすと笑みを零す。

 百年の昔から時間が止まり、今なお少女の面影を残す彼女の笑みに、そっと割り入る声がひとつあった。


「――お久し振りです。と、私としてはそう表現するべきなのでしょうか」

「気にしないで。会うのは初めてなのだから、そこまで徹する必要はないわ」

「では初めまして――と」

「ええ、初めまして。――サギタ、と、そう呼ぶべきかしら?」


 問いに、男は頷きで答える。

 ――サギタ

 それは名前ではなく、時代で最も弓に長けた者が継ぐ称号のことだった。

 代々のサギタは例外なくある森の傍らに住み、かつてのサギタが、そしてその友人であった勇者がなせなかった祈りの続きを見届けるまで続いていく。それが使命だった。


「……百年。森を守っていただき、本当にありがとうございました」

「私は森なんて守ってないわ」


 彼女はゆっくりと首を振る。

 そうだ。そんな高尚っぽい考えとは、聖女だった頃から無縁なのだから。


「私が守っていたのは、とても大切なヒトとの約束と、かつて勇者と交わした義理くらいのものだもの。それも果たした以上は、もう森で暮らし続ける必要もないわね」

「…………」


 聖剣の勇者は、かつて自らの力全てを費やして、森に結界を構築した。先に百年は続く大結界を残し、かつての少年の成れの果てである森の王を封印。その剣を魔女へと託した。

 聖女は、森の果実を齧ることで、魔王と同じく不死になった。けれどその才能から魔物にはならず、代わりに魔女として百年を、この森の中でひとり生き続けた。

 そして全てを知って残ったサギタは、やがて封印が解けるそのときまで森を守れるよう、弟子に名を襲名させながら森の傍らで暮らし続けた。やがて現れるであろう聖剣を継ぐ者に、全てを伝えるため。


狩人サギタの役目も当代で終わりよ。あとは弟子でも――守人としてではなく、ただの弓使いとしての弟子でも取って、それで隠居しないさいよ」

「貴女も……ご隠居なさるおつもりですか」

「彼は、もう森に帰ったのだから」


 彼女はそんな風に告げる。

 それが答えであることにはサギタも気づいていた。

 かといって、返せる言葉があるはずもなく。

 百年前も、今代も。

 サギタにできることはただ、見守り続けることだけだったのだから。


「……次代の勇者へ、いずれ全てを伝えることがあると思います」

「ええ。それが貴方の役目だものね」

「そのとき、彼がどんな道を選ぶかはわかりません。けれど、私がそれを見届けます」

「お願いするわ。選ぶのは彼だもの――どんな道だってかまわないのよ」


 百年前の過ちを、彼が継いで繰り返す必要なんてない。

 少女は本心からそう思っていた。

 誰も、誰かを守ってあげる必要なんてない。誰かを守ってあげようだなんて、一方的な思いを抱くのは傲慢なのだ。

 そんなことは課されるべき義務じゃない。

 思いに理由をつける必要なんてない。

 ただひとり、大事な者とだけ、お互いに助け合っていられればそれで充分なはずなのだから。

 意志を継ぐ必要なんてない。

 ただ、想いを伝え合うことさえできれば、それだけで素晴らしいことなのだ。


「――――La――――」


 少女は、そうして歌を歌う。

 かつて幼馴染みの少年が、好きだと言ってくれた下手くそな歌を。

 祈るように、少女は捧げるのだ。


 きっと神に対してではなく、百年前に、ただひとり恋した少年のためだけに――。


 ――今夜は、とても星が綺麗な夜だから。

 今度は、あの空の向こうから、彼らを見守れたら素晴らしいと思う。


 そんな祈りを、かつての聖女は歌うのだった――。

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