9 初めての………?!えっ?
お化粧の話しをしてから、何日かたった。私はきっと、みんなが冗談を言ったんだろう、そう思っていた。
「ネエネエ真綾ちゃん!今日の放課後あいてる?」
「特に、何もないですけど」
「じゃあ、放課後教室にいてくれる?」
「わかりました」
放課後いったい、何かあるのかな?マアいいか、放課後になればわかるから。
そして授業が終わり、放課後になった。私は、自分の席に座っていた………?
「ま、あ、や、ちゃん!お待たせ!ゴメンね!待った?」
「いえ、大丈夫です」
なんだか、みんな変だな?どうしたんだろう?
そんな私の気持ちを感じたのか……?
「あのね。この前さ、お化粧させてくれるって言ったでしょう?」
「ハイ……言いましたけど?」
「だから~今日!今日しようよ!」
「でも私……化粧品とか、持ってないですよ?」
「アアそれね?それは良いの!わたしたちのを使うから、それとも人の化粧品じゃイヤ?」
「イヤ?そんなことは……でも、良いんですか?私なんかに、化粧品もったいないですよ!」
「いいの!そんなことないから、変な気を使わないの!それじゃあ、真綾ちゃん!目を閉じてくれる?終わったら、教えるから」
私は、言われるままに目を閉じた?なんだか、顔にいろいろ塗ってる?お化粧って、こんなにいろいろ塗るの?私は、よくわからないから、マアみんなに任せよう。
どの位の時間、目を閉じていたんだろう?そんなにたっていないと思っていたら?声をかけられた!
「真綾ちゃん?目、開けていいよ?」
私が目を開けると、鏡をわたされた。私は鏡を見た?誰?鏡の中に誰かが………?えっ?これ……私?鏡の中には、美少女が……?イヤっ私なわけない!私は、こんなに可愛くない!……でも、鏡をもっているのは私………。
「ネッ?言ったでしょう?真綾ちゃんは可愛いって!」
「これって………これ……本当に私ですか?」
「そうだよ?ネッ?カワイイでしょう?真綾ちゃん、元が良いんだからさ、もっとお洒落しなよ!もったいないよ!」
ホントに私………だった!人間って……変われば、変わるもんなんだな?
「あのっ……お願いが……今度で良いんで、お化粧のしかた教えてもらえますか?」
「イイヨ!お化粧もだけど、今度ショッピングしようよ!洋服買いに行こう」
「ハイ!行きましょう」
私………変われる?




