18 やっぱり………。
田中さんに言われたことを私は考えていた。私は、安斉くんのことをどう思っているのか?
確かに安斉くんのことは気にはなっている。気がつくと、目で安斉くんの姿を追っている。何故なのか?自分でもわからなかったけど………。
今まで、こんなことはなかった。だから私は、好きという気持ちがわからない。でも………私の気持ちは、田中さんのいうことには、好きという気持ちらしい!
安斉くんが他の女の子と仲良くしているのを見ると、私の胸がザワついていた。これが好きという気持ちなんだろうか?私は、田中さんに正直に話してみた。
「だから真綾ちゃんね?それってさ~。ヤキモチって言うんだよ?」
「そうなんですか?私………今まで、そういうことなかったので………」
「そういうことなの!良かったじゃないの?初恋ね!やっぱり真綾ちゃんは、安斉くんのことが好きなんだよ!」
田中さんに言われて、初めてこの気持ちの正体がわかった!私………、安斉くんのことが好きなんだ!田中さんの言うことは、間違いじゃない!人に言われて気がつくなんて…………。
私は、自分のこと何もわかってない!田中さんありがとう!やっと、自分の気持ちに気がついた!
やっぱり私は、安斉くんのことが好きなんだ!




