始まり。
学校は嫌いだ。
どうせ今日も机に落書きされているんだろうな。
そんな事を思いながら、少し早足で目指す。うつむきがちになりながら。
周りからの視線が怖くて、顔を上げることができない。
早くこんなとこから解放されたい。
こんな学校、卒業したい。
一体、何故だろう。
中3になってから、世界が変わった。
周りから避けられるようになり、次第にそれは、いじめにまで発展した。
正門を抜け、玄関に辿りついた。
夏なのに、風が冷たかった。
教室までの道が長く感じる。
周りからの目も、軽蔑してるようにしか感じられない。
ようやく教室に着いた。案の定そこには落書きがされていた。
死ね
カス
汚い
そんな言葉が自分の机に書いてある。
その時の周りの視線は廊下とはまた違い、軽蔑に加えて、哀れみも感じた。
惨めだった。
落書きが教師にバレないように、急いで消した。
担任教師は僕がいじめられている事なんて知らない。
知る筈もない。
相手はバレないように僕を傷つけているのだから。
“暴力”なんて言葉で済まされない程の事をされてきた。
刃物で腕を切りつけられたこともあった。
普段は見えない背中に、たくさん痣ができたこともある。
言い訳ももう尽きた。
消し終わったと同時に教師が入ってきた。
「おはようございます」
挨拶でさえ、悪く聞こえる。
これには少しだけ、過剰だなと自分でも思った。
「おはようございます」
他の生徒が口々に挨拶をしていく。
その中に僕のいじめの主犯格もいた。
そいつは教師から優等生と思われている。
なんともおかしな話だ。
疑われることなど無いのをいいことに、僕をいじめ続けている。
理由なんてわからない。本来関わる事ない人種だし。
サンドバッグのような存在である
死ねばいいのに。
その1ヶ月後の事だった。
難しいですね。小説って。
あ、無駄話でしょうか、、、(笑)
「僕」の感情が表現出来ません(° °; )
誰か教えてくださると有り難いです。
(- - )(_ _ )ペコリ