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桜色に彩られた日々  作者: 彩未
開花 ―かいか―
13/13

十二話 小野原純の、日記。

《四月七日 今日から高校生。

 この日記も、記念すべき二十冊目を迎えました。

 今までに書いた日記を読み返すと、色々なことを思い出して笑っちゃう。

 毎日のように涼ちゃんのことが書いてある。そして多分、これからもそう。

 涼ちゃんと同じクラスでした。嬉しい~!

 友達たくさん出来るといいな。


 四月十日

 **ちゃんと友達になった!

 友達がたくさんできて嬉しいけど、涼ちゃんと一緒にいると一番楽しいなって思う。でも、周りからすればそれは変なんだって。だって、私たちは性別が違うもの。

 周りの偏見なんて、私たちの関係に何の支障もない!


 四月十二日

 うちの学校の桜って、何回見ても綺麗だよね!

 涼ちゃんとの待ち合わせ場所にしたよ!


 四月十六日

 そろそろ涼ちゃんの誕生日です。

 去年の九月から頑張って編んだセーター、もらってくれるととっても嬉しい。

 涼ちゃんのことだから、ポーカーフェイスのふりをして、口元をにやけさせながら受け取ってくれるんだろうな。

 肝心なのは、プレゼントにつける手紙。

 何回書いてもおかしくなっちゃう。でも、涼ちゃんの誕生日はもうすぐだから。急がなきゃ。

 

 四月十七日

 手紙はいくら書いてもおかしくなったけど、何とか様になりました!間に合ってよかった~。

 明日も明後日も、涼ちゃんと一緒にいれますように。


 それが、私のただ一つの願い。』

 

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