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九話 隣にいることが、当たり前だと思っていたのに。
隣にいることが、当たり前だと思っていた。
純がいつまでも隣にいると、勘違いしていた。
やっと気づいた俺の想いを伝える相手は、もういない。
知らなかった初恋の相手は、もういない。
そんなことを考えながら、俺は目を覚ました。
学校で泣いたあの後、俺はどうやって家まで帰ってきたのか覚えていない。
――夢だったら、良かったのに。
純が死んだことも、何もかも、全て。
いつも通りに純が来て、それで……
「やめよう」
つまらない妄想は。
現実を受け止めるって、決めたんだ。
両頬を思いっきり叩くと、スマホを取り出し、春さんに電話をかける。
「あ、もしもし……」
電話の向こうから聞こえてきた声はかすれていて、俺はまた泣きそうになるのを堪えながら、頼み事を伝えた。
最近全然投稿していたかったのに、久しぶりに投稿したと思ったら短すぎだろー!とか、思うところはあると思います。すいません。
そろそろ完結……の、予定なんですが……((汗
これからまた、更新できるように頑張っていきます!




