表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/23

第十九話


 すっかり熟睡してしまっていた。

 

 あれ?先生がいない。

 辺りを見渡すと先生の姿はない。


「せんせー!」


 呼んでみるも返事がない。

 きっと私の寝顔が可愛くて隠れてるんだろうな、そう思っていた。


 しばらくすると、先生は入り口のバリケードの隙間に居た。


「先生何してるんですか?」


「しー」


 先生はドアに耳を当てて、私に静かにするように言った。


 もしかしてゾンビが来たのか!

 私は屋上から校庭を見渡すと、そこにはあれだけいたゾンビがいない。


「先生‥‥」


「大丈夫だから、ね?」


 私は先生の言うとおり静かにしていた。


 その時、ドアの向こうから声が聞こえた。



「おーい、開けてよー」



「先生、誰ですかね?」


「この声からすると‥‥刈谷くんか?」


「えっ生きてたんですか?」


「分からない、開けてみる??」


「そうですね、どっちにしろゾンビではなさそうですし」


 先生はドアのチェーンを外すと、ゆっくり開ける。


「先生達やっぱりここにいたんですね!」


 そこには全身血だらけの刈谷くんが立っていた。


「刈谷くん!大丈夫か!」


「先生、本当酷いですね!僕を置いて行くなんて」


 何故か笑っている刈谷くん。

 私にはゾンビより怖く感じた。


「ねぇ、怪我してるの?」


「大した怪我じゃないよ、それより朱理ちゃんが無事でよかったよ」


 あれ?刈谷くんなんか普通になってる気がするんだけど気のせいかな。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ