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友達は悪魔野郎  作者: pauel
日本編
13/23

突然どうしたこの悪魔

 

 『じり、ちん』

 時計の針は午前4時を指している。「やれやれ」と口癖を言い、布団から出る。



 「うわ!」

シャワー室に続く廊下に飛鳥が倒れていた。


 ……死んでる?


 いや……呼吸に合わせて胸の辺りが上下していた。


 

 生きていたか。





 ドカッ!

 飛鳥を躊躇なく蹴る。



 「う、うう~」



 ドカッ!

 「な、なに……」飛鳥が薄目で蹴りが飛んできた方向、つまり涼に視線を向けた。


 「こんなとこで寝るな!」


 「涼……あれ、何でここにいるの…」


 「ここは俺の家ですから」と言いながらそのまま仰向けに寝そべっている飛鳥を跨いで、シャワー室に向かう。


 「うう……涼もしかして蹴った? 何か痛い」


 「蹴ってませんよ」とシャワー室から答える。


 「涼の嘘つき……」と飛鳥はそのまま目を閉じた。奴はただのしかばねようだ。


 シャワー室から出てストレッチと筋トレやって、そのまま走り込みに出かける。


 公園に向かうと、いつもの少女がいた。相変わらず砂場にいる。

 今日は朝から変なものを見てしまったから彼女で癒されよう。


 「おはよん」


 それに対して笑顔で軽く会釈をしてくる。


 イイネイイネー、カワイイヨー、というようなセリフ(カメラマンが言うような )は口にはせず、心に浮かべるに留めておく。


 その代わりに俺も笑顔で返す。


 そういえば最近身体が固いな、と少女の前でストレッチを始める。

 筋肉がついてきたからかなー、と、独り言のような、それでいて、少女の反応を期待するような感じで。

 少女はふんふんと、一応、そうなんだー、という感じの相づちをうってくれる。


 俺は癒されて家に帰ってきた。



 「さてと」


 例によって、プロテインと牛乳をミックスしたものを用意し、食パンにチーズを載せてトースターで焼き上げる。


 白いご飯と、インスタント味噌汁と、このくらいでいいか。


 飛鳥はまだ死んでいるようだな。ん? こいつ酒くさいぞ……

 うーむ……



 俺は死んでいる飛鳥を放置して朝ご飯を食べ始めた。


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