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ドラゴン物語り  作者: kurokuro
桜閣城編
72/154

第60話 桜の少年

ゲン視点~

捕まった。やっぱりちゃんと作戦を聞いておくべきだった。あ~あ。こんなことになるぐらいなら、いっぱいリンの理科を食べておくことだったな。頼む! 誰かと助けてくれ~!


「このスピードならすぐに着くな!」

ん~! やっぱ気持ちいいな! 風は。最高~! あとどれくらいで着くんだろう。

「ビミオンまであと、少しだね。」

おお! あと少しか! ふんふ~ん! ん? ってことはドラゴンの背中には乗れないのか! て言うか、ドラゴン着いたらどうするんだ? このままの姿なら襲われるぞ。はて? どうするのやら。まぁドラゴンのことだしなにか考えがあるんだろうな! きっと!

「ん? この魔力は。おい! お前らビミオンの国王が居るぞ。どうする?」

「どうするもなにも、降りてくれ。」

「しっかり捕まっておけよ。」

顔に。違う。体全体に風が当たる。これが、風圧。こんなところで感じたくはなかった。

「竜? じゃなくて君たち!」

「やっほ~!」

さぁ、来ました! ビミオン! って言いたいところだけど、こんなところでいったい何をしていたんだろうか。森の中。辺りには、背の高い木や低い木がたくさんある。その中に一つの菜にかがあった。おいおいそれはなんだ? 気になる。

「なんだそれ?」

「ああ、ちょうどよかったゲン。ほら、君がお願いしてた″アレ″用意できたよ。」

″アレ″? いったい何のことだ? さっぱりだな。

「もしかして覚えてない? まさかね! だって君がお願いしたんだよ。忘れるはずがないよね~。ほら~″アレ″だよ。″アレ″。」

う~ん。まったくもって分からん! なんだよ″アレ″って。なにかお願いしたっけな~。う~ん。なんだろう。

「それじゃ心の準備はできてるよね? 3、2、1、それ!」

そこに合ったのは、水の国に行く前にお願いした家的なギルド的なドラゴン団の本拠地だった。想像してた数10倍はでかかった。思わずスゲーと言ってしまったしな。

「でもこれ、どこに置くんだ?」

「あ、、、そっかそっかけっこう場所とるもんね。後は頑張って! バイバーい!」

「あっ待て! って足早い。」

さて、どうしたもんかね。

「おい! ゲン! これはどう言うことか、説明してもらおうか。な?」

怖い怖い怖い! ニンの後ろから殺気が出てる出てる! 殺される~!

「ああ、本当にそうだ。説明しろよな? あれ? どうして疑問系になった? まぁいっか! ほら説明しろよ。」

目で殺しに来てる来てる。ハッ! こんなときこそ助け合い!

「ハカセ! 助けてくれ!」

「ああ、ごめんね~。今小説読んでるから。」

「テメェ。この、悪魔! 鬼! 化け物!」

「あ~聞こえない聞こえない。なにも聞こえないな~。」

このやろう。ふざけんじゃねぇ。

『さぁ、説明してもらおうか。』


「と、言うこと何です。」

「つまり、ゲンがミライ国王に無理を言ったあげく、そのお願いを忘れてた何てな。とんだクズ野郎だ。

「だってぇ~。」

「弁明の余地なし!」

「ひどいん! いた!」

頭を殴られた。なんてひどいんだ。痛いよ~。

「ん? 後ろに二人か?」

「大人一人に子供一人だね。」

ん? ニンとハカセがなにか言ってる。

「お前どっちにする?」

「僕が大人の相手をするよ。」

「なら俺が子供の方だな。」

「お前らいったいさっきから何をいってんだ?」

と言った次の瞬間。二人が消えたのと同時に鈍い音がした。

「行くよ! ゲン!」

「何がなんだか分からないけどな!」

やっと追い付いた。50メートルぐらいは走ったぞ。たぶん。そう言えばドラゴンはどこ行った?

「俺ならもうお前の中に居るぞ。」

ああ、なんだかもう入ってたのか。な~んだ。心配させやがって。まったく。リンが驚いた顔で見てる気がするけど気のせい気のせい。居た。ハカセが大人の男を木をくくりつけている。ニンはどこ? あっ居た居た。近くに居るのは、、、子供? っと言っても俺と同じぐらいだ。

「お前らは? 聖騎士か?」

どうやらひどく弱っているらしい。子供の手にはなぜか桜があった。


このときの俺はまさかこの後捕まるなんて思ってもなかった。て言うのが言い訳です。だって~これぐらいの回想しか今することないし~あ~あ助けてくれないかな~正直言うと、暇です。

「誰か~居ませんか~? 誰も居ませんか。そうですかそうですか! 誰も居ないんですね! 出せ~!!!」

鉄格子をもってそう叫ぶ。くそ~! どうやったら出れるんだ? もしかして俺はこのまま一生、、、まさかな。そんなまさかな。きっと! 助けに来てくれるはず。お~い。もったいぶらないでいいぞ~できればはやく来てくれないかな~? あの~。

「ウガァァァ~!!! はやく出さんかい! つか、見回りも兵士も番人的な感じの人も居ないとかどうなってんだ~! おかしいだろ!」

だっておかしいだろう。誰も居ないなんて。そんなことあるか? ないだろう。でも居ないんだよな。これ事実。遅いな。こんなにも遅いことあるか? いやね。そうだよ。俺が作戦をちゃんと聞いてなくて捕まったのはあるよ。けどさ~それでもね~。あれれ? もしかしてみんな俺のこと忘れてる? ハハハハ~

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