135/154
第113話
冬休みに入った
「さて、打つ手無しか? 先程から、動かんが?」
クソ、内蔵が裂けてる。身体が動かない。このままだと大量失血で死ぬ、クソ、目が眩らんで来やがった。喉に血が溜まって声が出ねぇ。
「言い返す事もできないか・・・殺してやろう」
クソ、クソ、クソ! 死にたくねぇ、誰か! 助けてくれぇ。
「たす、けて」
「死ね」
ヤツが手から "空" を放つ。
「目には見えないけど、実体はあるはずだよ」
ッ! 水?
俺は身体に逆らい後ろを見る。
「確かに見えねぇが、防げたな」
「彼がどんな魔力を持っていたとしても、君なら対抗できるだろう? ニン」
「見えねぇ魔力は初めてだけどな」
二人は俺の横を通って前に出る。
「アイツら殺したのか?」
ヤツが、笑った顔で聞く。
「殺してはいないよ、捕縛はさせてもらったけど」
「甘いな、お前たちは決して殺さないと?」
「・・・一つ、ソイツらに頼まれてな」
「頼まれた?」
ヤツは少し不思議そうな顔を浮かべる。
『王を殺せ』
ヤツは、満面の笑みを浮かべ、高らかに笑った。
夏休みの課題は直ぐに終わらせれるのに冬休みの課題は終わらせれないの何でだろね




