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『教室』 『綴りし人』
教室
朝の冷気が通り抜け
床と机に光さす
カーテンふわり舞い始め
始まりの鐘なり終わる
みな一斉にペン握り
黒板見つめ走らせる
編まれた文字は整列し
時にはふらり踊り出す
終わりの鐘がなり始め
みな一斉にいなくなる
静まり返る教室は
ひとり寂しく泣いていた
綴りし人
朝の冷気を漂わせ
紙を見つめて想いふけ
ペン握りしめ走り出し
夢の中へと潜り込む
ひとり世界を探検し
文字の欠片を集めてく
集結された文字たちに
想いを託し送り出す
紡いだ言葉広がって
未知の世界をつくりだす
ペンを机に置いたとき
文字が恋しくなってくる




