3話:俺、低血圧なんで。
新しい方々が出てきます〜
サブタイトルは色々迷ってて
ハルの言葉から取りました(テヘ
5月30日
学校も終り、今日も部活は出ないで俺は帰ろうとすると
美咲が俺の方に体を向けもう誰もが持ってるだろう
文明器具を目の前に突き出してきた
「なんの嫌がらせや」
俺はそう言いながら顔をそらした。
「あっちに居る間は使わないだろうって解約されてたん
だけどね、親がこっち戻ってきた時に新しいの買ってくれたの!」
突き出してきたものは携帯だった。
「そんで?アドと番号なら変わっとらんから
勝手に登録でもなんでもせい」
「変わってなくても覚えてるわけないじゃん!」
「元カレの連絡先くらいメモっとけよ」
シーン。
ざわついていた教室が一気に静かになった。
まずくなぁい?
クラスの男子が1人来て俺と美咲を交互に見てから
「2人って付き合ってたのか!?」
と聞き始める
俺は焦っても事態をややこしくするだけと判断
「んなん知るか。それじゃ帰るわ」
と言い切って教室を出た。
そういえばさっきあの沈黙の時隣を見たら深川と
北岡から殺気だったものを感じたがなんだったんだ?
まぁいいか。
靴を履き替えているとバスケ部の先輩が通りかかった
「ぁ、ハル!!お前ますます部活で無くなったじゃねーか」
「俺最近低血圧なんで」
苦笑いしながら姿勢を低くして体調が悪そうにしてみる
「ったく、いつも元気だろーが。明後日の一年生大会には出るのか?」
「ん〜気分次第で」
「おいおい。吏緒も寂しがってるぞ〜」
「吏緒が?それじゃ出ようかな・・・」
燈花吏緒。
俺より2年上でバスケ部、中学のころから仲が良かった。
俺が最も尊敬する人だ。
まず、容姿は背は高いし顔立ちもキリッとしてて
カッコいいし、勉強も出来るし運動も出来る。
俺は「容姿端麗頭脳明晰完璧人間」
なんていないと思っていたがそれを覆したのが吏緒だった。
だから昔から誰よりも尊敬している。
「お前、運動神経はいいし、身長もあるし、技術もある。
そんだけ才能あるんだから部活出ろよ」
「分かりました。それじゃ明日から試合終わるまで部活でます。
じゃ、さようなら」
俺は話してる間に靴を履き終わり昇降口を出た。
後ろから
「・・・・当日含めて2日だけじゃねーか!!」
と叫ぶ声が聞こえた。
俺は生まれながらの運動神経のお陰で
結構バスケもうまかった。
でも、別にバスケに何を賭けてるってわけじゃないし
大好きって程でもない。
なのに何でバスケ部に入っているのかは
吏緒への憧れだったのかもしれない。
帰路を一歩一歩確実に歩く。
「は〜るっ!」
ガシッ
人間の腕が俺の首に無造作に組まれる
横を見ると
玲那がニカッと笑いながらいる。
こんなんいつもの事だから気にしない
その横で能天気に笑ってるのは
秋月 玲那
一応1年上の先輩である
「何や。部活はサボりか?」
「サボる訳ないじゃん。顧問が休みで陸上部も休みぃ〜」
この通りとにかく元気で運動神経が良く、陸上の大会で
数々の成績を残している。
外見は可愛いと美人を足したような感じで
スタイルは良くて顔だちも整っていて面倒見も良く、
学級委員もやっていて人望も厚くしっかりしていてやっぱり
先輩だと感じるが子供のような笑い方が少し幼さを見せる。
玲那と俺が仲がいいのは家がお互い真正面にあること。
言ってみれば幼馴染という関係なのかな?
玲那も高校に入り一人暮らしを始め、時々俺の家に来て
飯作ったり世話をやいてくれる。
あの元気な性格のせいか、俺を見つけると大抵俺の首に腕を組むか
ジャンプして来たりする。
最初はそうゆう行動には抵抗があったがもう今は完全に慣れてしまい
仕方ないと思ってる。
中学の時も俺と玲那と吏緒は仲が良く、学年は皆違ったけど
よく遊んだ。
まぁ遊びと言っても皆運動は出来る方だったから
サッカーやバスケ、野球と言ったスポーツをやっていたのが
殆どだったのを良く覚えている。
玲那は中学から陸上をしていて、美咲が転校して
しばらく俺が部活に出てる時期に帰る時間が重なって
いたので会うたびにさっき述べたようなことをされ
一緒に帰っていて一時期は「俺と玲那は付き合ってる」
なんて噂が流れたときもあったが断じて違う。
玲那は毎日熱心に部活に出ているので
俺と帰るって事は最近滅多にない。
「久しぶりに一緒に帰ろうねっ。ハルくん」
ちなみに余談ではあると思うが俺のことを
ハル君と呼ぶ。
ハルとか羽流葵とかは良く呼ばれるが結構長い
付き合いなのにくん付けで呼ぶ。
まぁ、別に構わないけど。
微妙なトコで切ってしまいました;
まぁ今後に期待!ということでー・・・・
そろそろ本気で見放されるかも。。




