第二話の一 ケース・オブ・サンシャイン・ハーバー、『笑顔の影のパラダイス』
きらめく海辺の町、サンシャイン・ハーバー。
そこでは毎日がお祭りみたいに賑やかで、誰もが歌い、踊り、笑い合っていました。
主人公は人気者の青年、オリバー・ブライト。
いつもニコニコしていて、町の人たちから「サンシャイン・ボーイ」と呼ばれています。
ある朝、オリバーは窓を開けて歌い始めます。
♪ 「グッドモーニング・スマイル」 ♪
(軽快でポップなメロディ)
「太陽が昇れば、心も踊るよ!
みんなに笑顔を配りに行こう♪
こんにちは! 元気? 最高の一日にしよう!
ぼくの名前はオリバー・ブライト!」
町の広場ではパン屋さんや魚屋さん、子供たちが集まってきて、一緒に手拍子を打ちながら踊ります。
オリバーはみんなの中心でくるくると回り、町中をハッピーにします。
しかし夜になると、彼は静かに家を出て、誰も知らない小道を歩きます。
そして翌朝、町に小さな噂が流れます。「また誰かがいなくなったらしいよ……」
その噂を追っているのが、明るく元気な探偵の少女、ルーシー・スパーク。
彼女は大きな虫眼鏡をぶら下げて、いつも元気いっぱいに歌います。
♪ 「なぞなぞ探偵ソング」 ♪
(ワクワクするスイング調)
「手がかりを探して、町を駆け抜けろ!
消えた人の影を追って♪
犯人はきっと、身近にいるはず!
わたしが見つけて、笑顔を取り戻すよ!」
ルーシーはオリバーと出会い、すぐに親友になります。
二人は海辺を歩きながら、デュエットを歌います。
♪ 「ふたりのサンシャイン」 ♪
「君の笑顔が好きだよ、オリバー
君の元気が好きだよ、ルーシー
この町を守ろう、手をつないで
永遠に輝く、サンシャイン・ハーバー!」
物語が進むにつれ、ルーシーは少しずつ気づき始めます。
消えた人たちは皆、オリバーと最後に楽しく話していた人たちだったのです。
クライマックスの夜、町では大きな花火祭が開かれます。
みんなが輪になって踊る中、オリバーは突然立ち止まり、静かに歌い出します。
♪ 「ほんとうのぼくの歌」 ♪
(少し切ないけれど、綺麗なバラード調)
「笑顔の奥に、隠していたもの
ぼくはただ……静かな場所が好きだっただけ
でももういいよ、隠さないよ
みんなに知ってほしい、ほんとうのぼくを」
広場がしんとする中、ルーシーが一歩前に出ます。
彼女は怖がらず、優しく手を差し伸べます。
「オリバー、ひとりで抱え込まないで。
一緒に新しい歌を歌おう。」
そして最終曲。
♪ 「新しい朝のハーモニー」 ♪
(大合唱のフィナーレ)
「過去は波に流して、未来はキラキラ!
間違えた道も、学びになるよ♪
手をつないで、歩き出そう
サンシャイン・ハーバーは、今日も笑顔でいっぱい!」
「Let's sing and dance!
カニバリズム・カーニバルッ!
さぁ、僕ら手を取り合って歌い踊ろうっ!
新しい日々への祈りを捧げる為にっ!」
オリバーは大人たちに連れられていきますが、町の人々は彼を憎まず、
「もっと早く気づいてあげればよかった」と涙を流しながら手を振ります。
ルーシーは「いつかまた、一緒に歌おうね」と小さく歌いかけます。
朝日が昇る海辺の全景と、みんなの大合唱で物語は幕を閉じます。




