34.舞台の裏
お久しぶりです。スランプでしたので少しの間創作から離れておりました。
帰ってきましたよ、フェイライ(タイトル略)の仲間達が!!!
では、どうぞ。
広い空が見えた。
暗澹だ。真っ黒の雲が立ち込め、朧月の霞んだ光だけがアリスに視界を与える。皮膚を突き刺すような寒風はなく、生温い風だけが、獣の吐息の様に頬を撫でた。
月を仰ぐ。もう屋上まで来てしまった。ぐらりと眩暈がし、揺れる視界には地上五階分、はるか下の地上がある。
人間ならば、此処から飛び下りれば無惨な残骸に成り果てることだろう。折れた脊椎が露出し、内臓が破裂して液体がぶち撒けられ、黄色いゼリー状の脂肪がどす黒い色に混じって床を汚すのだ。そしてそれらの遺体の断片は、血を血たらしめる鉄臭さに包まれ、赤黒い海に預けられる。
想像したというよりか、その異様な光景を思い出した。自らの肉体が引き裂かれ、健が断裂し、骨が悲鳴を上げる。腹に力が入らないため、声帯は緩やかに力を失い、掠れた吐息が精一杯の苦痛の叫びだった。血は滲み、溢れ。
背後に気配を感じ、一瞬の身震いの後振り向く。
突如、ガタン、と鉄扉が揺すぶられる。
呼吸が浅く、早くなるのがわかった。肺は恐ろしさに慄き、体中の関節が思うように動かない。
四メートルほど向こう、しかし”アレ”はそれほどまでにアリスを追い詰めた。
錆びた扉が鈍い音を立てて小刻みに揺れる。
アリスは恐怖か生存本能か、俯いた。
飛び下りる。本来なら自らの命を投棄するということが、今になって唯一の救いだ。今助かりたいなら足を踏み出せばいい、そんな簡単な事。
「……だ、だめ」
また視界が暗くなる。眩暈だ。じわりと広がるノイズのかかった灰色が晴れると、アリスは悪寒に縮み上がった。数歩後退れば、扉からサンドバッグを叩き付けるような重い音が断続的にアリスの背を殴る。
四面楚歌というのだろうか。
飛び下りないのは、恐怖ではない。
頭の中が真っ赤に染まっては闇に戻り、必死に警報を鳴らしているのだ。きっと、潜在意識がミュートにしている本能を彼女が自覚してしまえば、それは凄惨な破局に陥る。何かとてつもなく恐ろしい、身を削るような不吉な予感がした。
固唾をのんで待つ。
扉一枚を挟んだアレは、人間ではない。
幽霊でも、人外でもない。
ひゅっ。
アリスの横を、扉が吹っ飛んでいった。
立ち尽くす。急に視界に黒い穴が空いた。後ろ髪が突風になびき、力なく背中に垂れ下がる。
がくん、と脳が揺れた。気付けば地面にへたり込んでおり、腰を抜かして崩れ落ちたのだとやっと自覚する。膝に痛みはなく、それで思考回路が鈍ったままだったのか。いや、そもそも。わたしは死ん__
__あぁ、鉄扉って重かったような。まるで小鳥でも飛んだかのような軽やかさだった。
そのとき、耳元で固い靴音が響いた。
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ライベリーは床に胡座をかいて、気絶させたロンドとマリン、エリスのフィルムを編集していった。
トライアングル武器は基本、主人に合った形状へ変化するのだが、元の形である小型のナイフへ変形することは可能だ。フィルムや空間に干渉できるよう性質を開発されており、ナイフなら繊細なフィルムも加工できる。彼ほど手練であれば、専門用具がなくてもほとんどの操作はお手の物だった。
大人しく突っ立っているヴィクターを背後に、調査や学生生活から外れた記憶を切り取りながら子供組の状況を分析していると、目に引っかかるものが写っていた。
ここは__噴水へ向かう廊下だ。
視界の端にいる、綺麗な金髪の少女の姿が霞んでいる。バッジから見て、クオンの言っていたアリスだろうか。
そして目の前にはシャイルとルークの背中がある。こちらは大事を取ってノイズに任せてあるので、生徒陣との話が噛み合わないことも無いだろう。これまで通りクオン達の良い友、教師へ戻ってもらう。
真っ赤なドロシーらしき”異形”、血の滴る噴水、そして異形に追い回される三人の子供……ライベリーと出会ったところまで、大体クオン達の動向は確認できた。
邪魔になりうる子供達は、堪忍袋の尾を切らした天使か誰かに回収してもらう、というノイズの梟の目は見事的中したらしい。そうでなくともライベリーがさっさと帰す手筈だったが、天使が奮起した分より良い未来である。
矛盾がないように繫げ合わせ、綺麗に接続されたフィルムを眺める。こんなものだろうか。手を離せば、それはエリスの胸へ吸い込まれて消えてしまった。
一息ついて振り向けば、酷く退屈そうなヴィクターと目が合った。吸い込まれるような白髪に褐色肌、薄い紫の瞳、袖口から感じる視線は例の蜥蜴だろう。やはり話に聞いていた少年か。眼は人間だと言っているが、何らかの能力か加護がついていてもおかしくない。特に天使の”羽”があるならば厄介だ。
「ヴィクターだっけ?」
「はい、フェイトカット先生。何か?」
ライベリーは立ち上がると、片手に渦を巻く紙片をちょうど槍を持つような塩梅で支える。それはすぐ金属化し、担げば立派な斧へ戻った。
「直球に言うけど、この学園もう用済みじゃねぇの?天使が存在を誤魔化すでもなく追い払おうとするなら、ココに利用価値はあっても死守する価値はないってこと。俺らが”上”に天使の関わりを報告すれば、あっという間に処罰だし」
「その場合は貴方がたもとばっちりを受けますよ。まぁ私は一切存じ上げませんので、観念してくださいな」
「……俺らが”任務じゃない”、とは言ってないぜ?」
協会の公式任務でないことは、学園内では天使のみが知るはずだ。
狡猾な悪魔が相打ちを考えるはずないと思ったのだろう。またトライアングルの差し金でないことも”知るに足る事実”があるということ。何らか裏があると踏んで、探りを入れるため人間を”動きやすく”した。
人外だと学園では動きにくいが、元からいる人間なら問題ない。情報さえ与えれば自己判断の精度も上がる。
ライベリーは一通り思考を巡らせ、眉を顰めた。
__天使は、メモワールフィルムの技術を一体どこまで広めたのだ?
殺すのはナンセンス。では捕らえるか?いや、この少年は吐かないだろうし、まず天使の直接的な傘下がどの程度存在するかわからない今、下手に駒を潰せない。
やり過ごすしか無いのだろう、だから安易に彼を寄越した。
「お前__この世界をどこまで知ってる」
「……全貌を掴んでおりませんので、何とも。それ、回収してもよろしいでしょうか?」
表情を落として問うてみるも、彼は何の反応も見せなかった。
やはり天使直接の配下だろう。死か、最早生に執着する必要がないようにされた人間だ。これ以上の詮索は諦めるべきかと早々に手を退く。
「まーいいケド。つかこれ持てんの?人間の筋力で?」
「いえ、友に手伝ってもらおうかとね。爬虫類は大丈夫でしょうか?」
「おー、袖にいる蜥蜴?異獣か」
「そんなところです。メリィと申します、賢い女ですよ」
その口調に妙な違和感を覚え、ややあって降ろした左腕が伸びたかと見てみれば、黒く艷やかな蛇が地面に滑り落ちた。
蜥蜴ではない、蛇だ。何故?人間で言う人外、それが異獣だからか(もし人間と人外を、外見的やその他の性質で類似すると仮定すれば)。
深緑の瞳が、苔むした川底のような瞳が、探るようにライベリーを見つめる。そこに宿る知性の光は獣特有の神秘の蓋然性ではなく、確かな意図を持って腹の中を見透かそうとする類だった。
「あっ。そうか、お前飼育係だったな。兎の」
兎小屋は比較的新しく頑丈だが、その奥に廃れた小屋があった。蛇が住み着いているのを管理人が見ているからと放置していたらしいが、それがメリィというわけだろう。兎は元気なので賢いというのは本当らしい。が、管理人が死んだ今あの小屋がどうなるかは知ったことではないが。
「フィルムの処置は施しといたのと、人外に関する記憶は全部切り取ったからな。変なこと言って混乱させんなよー」
「まぁそういった指示は受けておりませんから、ご安心を。では」
「おー、美術課題出せってルーク先生からの言伝ね〜」
蛇の片目が紫に変色すると、その長く逞しい体躯の輪郭が朧気に散る。彼は不気味なほど口角を引き裂き、黒い煙に飲まれていった。
マガと似て非なる真っ黒な霧は、廊下一体に充満した後あっさりと晴れていった。閑散と静まり返った廊下にライベリー以外の姿は見当たらない。
ただ嫌な余韻を最後に残して消えた、天使の使節。
__あの瞬間、少年の目もまた仄かに灯っていた。同じく、左だけが。
契約で同調能力__力の拝借は使用できない。あくまで使役、一時的な主従関係にある。つまり人間はただの人間で、眼が光るなどという非科学的なことは起こり得ないはずだった。
あの二人の関係を推し量ろうとするならば、必然的にメリィが上になるだろう。彼は気に入られた、そして対等を許されている。
「……あの女、一体誰なのかねぇ〜」
△▼ △▼ △▼ △▼ △▼
「……」
「……おい」
「しーっ、あれが退いたら向こうの階段まで走るよ」
「いや、それはいいけどさ。お前らの所属機関ってこんなのばっかやってんの?」
「今聞くの……!?」
「あー、まぁ機密っぽいもんなァ」
「……状況の、方だろう」
三人は廊下の三叉路で立ち往生を食らっていた。あの後無事逃げられたは良いが、屋上への階段はひとつしかないので、何とか異形達をやり過ごしながらここまで来たのだ。
廊下をTと見た時、ジャラ達は下側に身を潜めている。階段はそのまま一直線だが、案の定口を異様なまで開いた異形が彷徨いていた。ちょうどTの上部を行き来している具合だ。
銃で撃退しても良かったのだが、過去の二の轍を踏みたくはない。ここまで来て追いかけっこなどまっぴら御免である。
異形は四肢が発達しており、蜘蛛のように長く、骨のように真っ白で貧相だった。天井間際の頭部に毛髪はなく、猫背でストレートネック、長い腕をゆらり、ゆらりとぶら下げて徘徊する。
人間と捉えてよいのなら裸体だが、例のごとく乾ききった血を身に纏っていた。腹から内蔵が溢れ出ており、まるで臍帯のような腸が地べたの臓物と繋がって引き摺っている。その跡は、生々しい血痕として床を汚していく。
眼は白濁している。恐らく視覚が欠けているのだろう。その旨を二人に伝えれば、シャイルの顔が僅かに明るくなった。
「それを早く言えって……!見ろ、バケモンの徘徊ルート、結構長いだろ?コイツ無音で歩けるし、私は元軍人だからそのくらいの芸当はできる。次アイツが左に向かったら行くぞ」
彼女の言葉に頷く。
普段見ていて違和感があった体の動き。社会人特有の気怠さがなく、俊敏な獣のような印象を受けた記憶がある。シャイルなら大丈夫だろうし、ルークは確かに足音が全く聞こえない。気配も薄い。
湿った音と、サンドバッグを叩き付けるような重い音が重なる。化物は痙攣しながらカチカチと尖った歯を鳴らし、彼らの前を通り過ぎて行った。その極端に色素の抜けた躰は、暗闇の中で深海魚の様にほんのり光って見える。
今だ、と直感で頭の中が張り詰める。それは二人も同じだったようで、息を殺して異形の後ろを駆け抜けた。暗くて色の失せた視界に、階段を映す。
「っ……」
背後から息を呑む気配がし、一面に広がるのが闇ではないとようやく理解した。
凹凸の判別すらつかない真っ黒な階段。ルークがランタンから布を取り外すと、鮮烈な赤色が浮かび上がる。
血痕だ。恐らく、異形の。
(捕食者がいる……それとも、獣性型の異形?)
「……ドロシーか」
あぁ、なるほど。
そこまで行ったか。
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------アリス回収後、未明
薄暗い理科準備室。戸締りがしっかり行われているため、室内は薬品の臭いが充満している。真ん中のテーブルに、クロヴン除く彼ら五人が会議を始めていた。
議題は、後にまとめて記憶を消すか、手間はかかるが途中途中でリセットするかだった。
「後者の方がリスクも低いけど、クオンはまだ簡単な加工しかできんやろ。あんま頻繁にやらせるんは危険やし、おれもライベリーもそんな都合よく動ける思わんのよな」
「逆に前者はリスクが高すぎ。下手したら俺らの動きも牽制されるし、万一は混乱を招きかねないぶっちゃけ脳筋作戦ってワケ」
人間の介入は妥協せざるを得ない。
何故なら此処が人間の世界だからだ。潜入において郷に入っては郷に従うのは暗黙の了解である。
ジャラはちゃっかりウルの隣で実験器具を遊ばせながら、元気よく手を挙げた。
「はーい!ウル個人のフィルム加工技術で補助したら、クオンもバッチリ完璧パーフェクトだよ!ね、ウル」
「まぁ……知識は古いから、少し調べておくよ。僕らが上手に動けば、それほど難しい編集もしないでいいだろうし」
「余計な記憶ぶった切るだけだしなー。少しの矛盾なら記憶違いとかでいけるだろうしよ、俺はサンセー。二人は?」
「基本二人で……あ、ジャラもいれて三人で行動すれば大丈夫じゃない?ね」
「まぁせやな。実際にお前の技量知らんから何とも言えんけど、今のところ肩書がデカいからなぁ……」
外の概念を知らない彼らにとって、ウルのスキルはほとんど未知だった。それも会話などを交えて、最近上方修正されている。
結果、後者採用になった。
次に、天使達の意識を彼らへ誘発させる方法。
悪魔と知られていない以上、トライアングルの規則に則り下手に動けないのは此方だけだ。逆に言えば、此方を悪魔と認識さえすれば、彼らも慎重に動かざるを得なくなる。争いは禁じられているのだから。
「期間を考慮すると、大人しく動くのはナンセンスね。ちょっと派手にやって怪しいですよーって主張するのが楽だけど、相手のテリトリーだから既にバレてる可能性もあるんだなー、これが」
「人目のつかない場所で一戦持ち込めたら早いんだけど。これはやっぱり地下水路がいいかな、来るか否かは別として」
「来るよ?」
ジャラの言葉に視線が集中する。彼はそれを物ともせず、体を左右に揺らしながら三角フラスコを見つめていた。
「なんかね、毎晩あそこで喋ってるの。噴水の所あるでしょ、そこだってランタン達が言ってた!ねね、調査も人間連れて地下に行けばいいんじゃない?天使が来たらさ、気絶させて後はフィルム加工しようよ!子供の魂は臆病だから逃げるだろうけど、どうせ何もできないから都合いいときに回せるし!」
話している内楽しくなったのか、口の中が真っ黒に戻っている。顔だけは可愛らしい笑顔だ。
「あー、いいねそれ。でもフィルムは翌日でいいと思うよ、双子の件考えたら僕ら子供組に余裕ないし」
「ならアリスには逃げ切ってもらわないとね。しばらく走ったら屋上に行くよう伝えておくよ、ドロシーの躰は”異形化”しているから、幽霊のように透過性はない。まぁ、アリスに分があるってことだよ」
「あ、魂は無事みたい!天使が何かしてるっぽいけど、詳しくはわっかんない」
ノマド二人の話によると、ドロシーの状態はこうらしい。
・魂=自我は無事だが、異形化した躰に閉じ込められている状態。
・異形は怨念の塊であり、今回はドロシーの殺された恨みやアリスへの悔恨が具現化したもの。また異形としての特性は、命令を聞く以外変わらない。
・本来は幽霊にすら成れなかったはずの魂を天使達が捕らえ、何らかを施した結果、怨念の分離・具現化に成功。
・具現化したモノをドロシーの魂の表面に受肉した結果、今の状態になった。
・視界や聴覚など外部からの入力は可能だが、彼女は自分の意思を出力することができない。
・異形の躰自体は聾(聴覚がないこと)
つまり、彼女の魂は異形の動力源として生かされているのだ。今も彼女自身は、見て聞いて考えていることになる。
それも百年という間、絶えずだ。
「やっべぇな、趣味ワル~。じゃ普通に攻撃していいのね?」
「いいよ。異形の躰を殺しても、彼女は幽霊だから意識しない限り斬れない」
「ほな最終的な目標として、屋上でドロシーの討伐な。天使は毎晩……」
ジャラが人差し指と親指をくっつけて、丸い形を作る。にかっと笑う姿に思わず苦笑した。
「0時、ドロシーの出現時間と同じか。なら、ドロシーは出現するというより”呼び出され”とるんとちゃうか?」
「そっか、それなら腑に落ちるね。じゃあ生徒陣と教師二人で、ドロシー名目に地下水路探索までこぎつけとく。天使に武器を出させるように」
「子供の方はジャラの言う通り逃げちゃうだろうから、ライベリーが回収してくれる?演技派でしょう」
「酷いなァ、血も涙も通ってる悪魔だぜ?任せな」
そのとき、突然ノイズの目が灯る。動きが無いので、直感的に梟を使ったらしい。
「あ。ライベリー……多分天使の息かかっとる奴が、ええタイミングで回収しに来るわ」
「は?」
唐突な言葉にライベリーは変に口角を上げた。ん?と首を傾げるも、思い当たる人物はいない。
「多分……あ~、ルークんとこのや。クリムゾン寮……あ!前言ったあの蜥蜴少年やコレ!」
「そいつか!なんだっけ、ヴィクター?」
「そうそれ。そのまま引き渡してええと思う、学園内の余計な混乱は天使も避けたいんやろな。もしおれらがトライアングルの手先やったとして、悪魔が何するかわからん~て踏んだんやろ」
「じゃあその通りでいいじゃん、その間調査優先で素人丸出しの潜入しようよ。悪魔らしく馬鹿みたいに」
「うわ~天使にも俺らにも親切ねクオンちゃん。この寛大さを見習ってほしいわ、あのビスクドール共にも。エコってやつ」
「はいはい。で、ノイズは前言ってた通りに僕らと集合でしょ?ドロシー仕留めないとだし」
「そうそう。ライベリーはどないする?先行っとくか、屋上に」
「おー、早いとこアリスの無事も確認したいし、いなけりゃドロシーに喰われたってことで処理も楽だし?」
「だめ!食べるのは僕だから!守って、ちゃんと!」
「ワリィワリィ、冗談!ま情報源としても貴重だし、アリス死亡ルートは回避ね」
「なら、ジャラは教師二人連れて先にライベリーと合流してくれる?」
「いいよー任せて!どうするの?記憶消す?」
「そう。ライベリーに引き渡して、屋上に繋がる階段の裏に隠しておいて。そこに小さい結界を張っておくから目も覚めないし、僕達以外には見つからないから。後で僕が戻しておくね」
「なら、生徒陣の調査の記憶は全消去ね?クオン達とはただの友達と生徒の関係、オカルト調査なんて過激な事したこともない。おけ?」
「うん。信頼関係は維持したいから、上手い具合に編集しておいてくれる?」
「もちろん。んで次は__ドロシーの始末ね」
これを契機に、改名しました。(唐突)
小説じゃないです、僕がです。
旧:うるフェリ
現:狼谷 朔
となります。
大丈夫です、正気です。まぁ順を追って話そうや。
苗字→狼が好き。
下→朔って始まり等を意味するんですよ。まぁ一新した意識でフェイライに取り組みますという、一種の喝ですかね。
これからもうるフェリ改め、狼谷 朔とFake and Liarをよろしくお願いいたします。
↓読まんくてええです。
あの……本当に言い訳苦しいのですが、僕実は現高校二年生でして……。
学業が忙しいんです!!!(大声)
本当に、社会人の方が何倍も忙しいんだろうとはわかりますよ!めっちゃ!!
その上で言います、うちの高校課題が多いんですってこと……。
ほんと、未熟者がえらっっっそうにすみません。
そして何となく予感している方もいらっしゃるでしょう。
そう、来たる来年は受験期。
みなさん、お耳を塞がないで。
”受験期”でございます。身に覚えがあるのでは?
……今のところ数学さえ抜けば、成績はかなり良い(マジで)とだけお伝えしておきますね。
文系無双をさせてくれたフェイライの為、そして何より読んでくださっているそこの貴方の為!
全力を尽すと、お約束いたします。
長くなりましたが、報告は以上となります。
いつも本当にありがとうございます。感謝してもしきれない。
それほどこの作品を読んでくださっていることが嬉しいのです。




