授業決めた後はサークル見学行くよ〜ん♪
次の日、学校へ早速授業の時間割を入力しに行った。
とはいえ入ったばかりの1年生、それもまだ仲の良い友もいない入学したての1年生には荷が重いのだろう。
みんな悩みながら入力していた。
一部には同じ高校の友達や先輩に聞いて授業を決めた人もいるみたいだが奏音には同じ高校出身の友などいない為、1人で自力で考えて決めた。
一応理学部には同じ高校の知り合いいるんだけど、その子とは犬猿の仲である。
みんな考えて授業を決めている中で奏音は誰よりも早く入力し終えてサークル見学に行くことにした。
サークル活動・・・大学生になった人はみんなサークル活動に憧れを持つだろう。しかしサークルはしっかり考えて選ばないといけない。
高校の時も野球をやっていたから大学でも野球をやるっていうのは悪くはないが、サークル内の人間関係が悪いといくら上手くても灰色の大学4年間となる。
つまり、サークルにどういった先輩がいるか?どんな空気なのか?をしっかりと見て感じたうえで決めないといけない。
その事に奏音はすぐに気付いていた。
奏音は高校の時、陸上部で大活躍した化物である。短距離を走れば高校の記録を軽く更新し、砲丸を投げても記録更新をした紛れもない化物だ。
そんな奏音は大学でも陸上をやろうかとは考えていなかった。
陸上部の陽キャなノリが苦手で二度と運動系はやらないと決めていた。正直、高校三年間の部活動はノリの合わない人ばかりで灰色の3年間であった。
なのでサークル見学には真っ先に文化系を見て回ると決めていた。
「さて、どのサークルにしようかな〜?あたしが出来そうなのは美術、茶道、書道、ボランティア?」
美術・・・奏音は簡単なイラスト程度なら書けるけど、ガチ勢には遠く及ばない実力だ。
茶道・・・高校の時の友達に茶道やっていた子いたな〜って程度の実力だ。
書道・・・中学の時に陸上部と掛け持ちしていたし、結構楽しかった記憶があるって程度の実力だ。
ボランティア・・・実家が神社の奏音には金にならないボランティアはやりたくないっていう程度の実力だ。
「よし・・・」
これは言うまでもない。書道サークルしかない、そう思って書道サークルへと足を運ぶ。




