奏音ちゃん、マイナーアニメ『巨神ドベカス』のグッズを見て興奮するw
オムライスを食べて店を出ると・・・相変わらず大賑わいの秋葉原。
人混みは得意と思っていた奏音だけど、それは鳥取での人混みが得意なだけで『本物』の人混みは苦手みたいだ。
「うう・・・人混みに酔いそうになるなぁ・・・」
何だか段々と気分が悪くなってくる。秋葉原っていうか・・・都会の人混みって田舎者にはキツいんだな・・・。
とか考えながら人混みの中を歩くとあるグッズが奏音の目に入る。
「あれ?」
気のせいか?と思ったが気になったから立ち止まってよく見てみる。
「あぁっ〜!『巨神ドベカス』じゃん!」
その目に映るグッズは奏音が大好きなマイナーなアニメである『巨神ドベカス』だ。
奏音が高校の時に深夜に放送されていたロボットアニメで勉強で忙しい高校時代の奏音の心を支えてくれたアニメだ。
マイナーではあるが密かな人気があり、今年の夏にアニメ3期が始まる。4人の漢達が1つの巨神と呼ばれるロボットに乗り込み世界を救う物語である。
「ふふぅ〜!ドラゴン立浪とかベッドイン浅尾!カットマン土田!スピード尾田くん!のグッズがあるぅ〜〜!」
当初、特にグッズなんて欲しいとは思わないと思っていた奏音であったが、まさか自分の好きな作品のグッズがあって大はしゃぎ。欲しくて欲しくて堪らない!
しかし財布を見てみると・・・お金が無い!
「ぐぅぅ!お金が無い!こんな時に限ってぇ!ATMはどこだぁ〜!」
奏音は高校の時のお小遣い、お年玉、たまにやっていたお祓いの仕事や短期バイトのお金が結構貯まっているからお金自体はある。
だからお金を下ろしにコンビニに行くと・・・
「え、ウッソ!対応していない!?」
銀行ATMでお金を下ろそうとしたのだが地方の銀行が対応していなかった。
「嘘ぉ〜!大学近くコンビニにあるATMでは使えたのに〜!」
田舎の銀行カードはコンビニによっては提携していない事があるから不便だ。
「あぁっ〜!東京暮らし用に都会の銀行カード作っておけば良かった!」
不機嫌な顔をしてコンビニから出る奏音はそのまま大手銀行へと歩いていった。




