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無限に死ぬ私  作者: お菓子い
第一章 破滅・招集編 
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第十五 興に乗れば乗るほど

 私達はジャックの家に向かっていた。そのジャックという人物も変わり者で、喋り方の癖、衣服、武器までも変わっていた。だから割と見つけやすいんだけど、あんまり話しかけたくない。彼自身が目立っているし、私以上の変人だから、周囲の目がね...。「うわっ、アイツの友人かよ。」みたいに思われる事がよくあったから、なるべく早く事を済ませたいな...。

 「ここだ。ただな、あのピエロ、もしかしたら出かけてるかもな。」

 「どこに?」

 「酒場。アイツ、昔から博打が好きだっただろ?そこに入り浸ってると思うぜ。・・・ま、一回アイツの家は確認しとこうぜ。いるかもしれないからな。」

 いなかった。全然出てこないし、挙句、隣人の人から酒場に行ってると思うとまで言われた。

 「あのバカ、マジで...」

 「気持ちは分からんでもないが、ここで癇癪を起こすなよ。今度は私が不愉快になる。」

 「んなもん分かってる。チッ、めんどくさーマジで。」

 「まぁまぁ。もう目の前の場所にいるって分かってるからさ。サクッと行って終わらせよう?」

 「それもそうだな。あ。あとそうだメビウス。」

 「ん?」

 「お前ここで待機。理由はジャックと一緒だとマジでうるさいから。」

 「別に良いじゃねぇかよ!久々の再会なんだぜ?会わせてくれよー!」

 「メビウス。私も、その、ちょっと2人を会わせるのは...。会わせてあげたくはあるんだけど、他のお客さんもいるから、ね...?騒ぐのはちょっと...」

 「私もハンソンと同意見だ。話をスムーズに進めるためには必要な事だ。なに、別に事が済んだらいくらでも話すが良い。」

 「・・・分かった。早く行ってこいよ...。」

 「なんかごめんね...。」

 意気消沈したメビウスは外で待機させ、私とクロン、ハンソンが酒場に入って行った。

 酒場は照明の関係もあって薄暗く、だけど昼ということもあってかお客さんはあまり多くはなかった。そんな中、一際目立つ人がいた。

 「なぁ2人とも。あれだよな。」

 「完全に私達が探している人物だな。」

 「そうだね。逆にあの人じゃなかったら驚きだね。」

 あまりにも目立つ衣装、大胆に賭場に座っている人物。酒場に入ってから数秒で発見した。やっぱり目立つ、目立ちすぎている。そんな人物に私達は近づいていき、クロンが切り出した。

 「ジャック。仕事の時間だ。」

 「んん?おやおやおや!クロンじゃないか!それに...後ろの方々!ハンソンに!久方ぶりのアウネ!これまた懐かしい面々だ!それで?この私に何の用だね!」

 「お前、グラン王国の件は知ってるか。」

 「知ってるとも!ハハ!逆に知らないはずがないだろうね!」

 「その一件の調査で俺らの部隊の隊員を全員集めることになった。お前も含めてな。」

 「・・・ほー。そりゃあ中々面白いね。どれ、私も手伝ってやろうじゃないか。ここの酒場に長らく来れなくなるのは残念だが...まぁそれもまた一興!久々に面白そうなパレードが開けそうだなぁ!」

 「やったねクロン。これでまた一人増えたよ。」

 「あぁ。だが、問題はこれからだ。とりあえずキーになる奴と接触しなくてはいけない。ここからが本格的な招集になる。」

 ジャックも含めた私達は酒場を後にした。その後、しょぼくれていたメビウスも回収し、一度拠点に戻ることにした。

人物が分かりやすいように一人称と特徴まとめときます。

私・〜だね。や伸ばし棒がセリフの最後についてたら主人公のアウネ

私・アウネを君呼び・丁寧(?)な喋り方ならクロン

俺・!がついてたらメビウス

俺・!が基本付かないのと口が悪い(?)ならハンソン

ただ、後々キャラが増えていくので分かりやすいようにセリフの前に

アウネ 「テストだよ〜。」とかにするかもしれません。

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