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出会い、逃亡

初心者です

会話中心で書いていますので人によっては読みにくいかもしれません

この話はpixivにも記載しています

ヴォルフとノワールの初めての出会い。


ヴォルフがまだ十歳の頃にノワールと出会った。

出会った場所は城の庭先、迷い込んだノワールは見張りに見つかりそうになり隠れた。

隠れた場所にはヴォルフがおり、ノワールに話しかけた。

ヴォルフ「黒い毛かっこいい…!」

ヴォルフは目を輝かせながらノワールの手を握った

ノワールは戸惑い、固まってしまった。

ヴォルフ「ねぇ君の名前は?なんでここにいるの?」

ノワールは震える声で言った。

ノワール「名前…わからない…大きい獣人から逃げてきた…」

ヴォルフ「名前ないの…?…じゃあノワールって呼ぶね!黒く光っていてかっこいいから!」

ノワール「ノワール…俺の名前…かっこいい…」

その時、見張りに見つかってしまったが、ヴォルフがノワールを城に入れるよう説得した。

周りは反対したが、一人ぼっちで過ごしていたヴォルフの唯一の初めての友人で。

ヴォルフもノワールも離れないので仕方なく城に置くことにした。。


ヴォルフは十二歳、そろそろ側近を、そんな話になるが。

候補はどれもオスの獣人のみ、ヴォルフは嫌がり側近はいらないという。

周りはなんとか説得しようとするが、ヴォルフはノワールならと、側近に選ぶことにした。

ノワールは剣術も魔法も得意、格闘技もでき、側近には最適だった。

ただノワールはメス獣人で種族もわからない。

年齢も若く、そんなものをそばに、王女の側近にするわけにはと反対された。

それでもノワールは周りを説得するだけ猛特訓した。

ノワール「私はヴォルフ様のためならなんでもできます!なので私を側近にしてください!」

ヴォルフ「ノワールは私のためならなんでもしてくれる、唯一の信頼できる獣人だから、おねがい…!」

周りは仕方なくノワールをヴォルフの側近にした。

ヴォルフは喜び、ノワールはホッと息をついた。

こうして二人は一緒にいられるようになった。


ヴォルフが十六歳の時、ヴォルフはノワールに告白をした。

ヴォルフ「ノワール…僕、ノワールの事が大好き…!変だと思うけど同性であるノワールの事が好きなんだ…!」

ノワール「ヴォルフ様…私…俺も薄々気づいていました…俺も実は本当はヴォルフの事が好きなんだと…」

ノワール「でも俺達は王女とただの側近に過ぎません…結ばれることはないです…」

ヴォルフ「それでも大好きなんだ…結ばれなくてもずっと一緒にいたい…」

ノワール「ヴォルフ…」

ヴォルフはノワールに抱きつき、ぎゅっと手を握った。

それから二人は付き合うことにした。

周りに隠しながら、人気のないところでキスをし、尻尾を絡めあい、愛を深めた。

体の関係まではなかったが、それでもできる限りのことをした。


それから数年後



これはヴォルフとノワールが二十歳ごろの話


ある時ヴォルフはノワールに聞いた。

ヴォルフ「僕が女だから、ノワールは僕を好きになったの?」

ノワール「どうしましたか急に、別に女だから好きになったんじゃなく、ヴォルフ様だから好きになったんですよ。」

ノワール「私はヴォルフ様の白くて、穢れない純白の毛皮にその紅い瞳、その全てが愛しくてその性格も全て愛しています…!ヴォルフ様じゃなきゃダメなんです」

ヴォルフ「変なこと聞いてごめんね…ノワール、僕もノワールの僕にはない黒くて、輝かしい毛皮に蒼くどこか幻想的なその目に、僕より少し大きな手、その強気でクールな性格も全部大好き…!」

ノワール「ヴォルフ様…でも私達は結ばれない、愛し合えない身分です…お気持ちだけで大丈夫です……」

ヴォルフ「身分とかそんなの関係ないよっ!ノワール…この国から出よう…僕、あの国に嫁がれそうなんだ…だからどこか遠いところへ…!一緒に来てくれない…?」

ノワール「ヴォルフ様そのような事は…でも私はヴォルフ様についていきます…!どんな所だろうとも一緒にそばにいてあげます」

ヴォルフ「ノワール…ありがとう。明日出ようと思うんだ、必要なものはもうまとめてあるから」

ノワール「明日ですね、でもどうやって…」

ヴォルフ「抜け道はもう見つけてあるから、時間になったら言うね」

ノワール「了解しました」

次の日、ヴォルフとノワールは城を抜け出した。

門番に見つかったがなんとか逃げたし、深い森へと逃げ込んだ。


森の中


ヴォルフ「はっはぁはぁ…なんとか逃げ切れた…」

ノワール「はっはぁ…ヴォルフ様大丈夫ですか…?」

ヴォルフ「うん、なんとか大丈夫だよ。でももっと遠いところへ行かないと…見つかるのも時間の問題…」

ノワール「王女がいなくなったとなると国は早急に見つけ出すため、警備も厳重に、探索隊も出てきますからね」

ヴォルフ「もうこの国にいるのは嫌…僕は僕のままで生きたい…、偽りの僕で過ごすのはもう疲れた…」

ノワール「ヴォルフ様…」

そこへ巨大な魔物が現れた。

ヴォルフ「っ…なんだあの魔物は…!ノワールに逃げっ…」

次の瞬間魔物はヴォルフ目掛けて襲った。

だがノワールがヴォルフを構った。

ノワール「うあっあ……ヴォルフ…様…お怪我は…ないですか……」

ヴォルフ「ノワール…血が…今止血するから…」

ヴォルフは泣きながらノワールの手当てをする。

だが血は止まらない、魔物はまだこちらを見ている

ヴォルフは剣を構え魔物を切りつけた。

ヴォルフ「はぁぁっあ…!」

剣は魔物の首元に当たり、怯んだ。

その間にノワールを抱えて逃げた。

ヴォルフ「ノワール死なないで…治療魔法を…」

ノワール「私は…大丈夫ですから…それよりヴォルフ…様…の方こそ…体に傷が…」

ヴォルフは逃げる最中にその大きい爪で魔物に引っ掻かれた。

ヴォルフ「こんなの平気だよ…それよりノワール…血が止まらない…なんで…」

ノワール「私は大丈夫ですから……ヴォルフ様…愛して…います…」

ノワールは目の前が真っ暗に、意識も薄れてきた。

ヴォルフ「ノワールぅ…!!」

ヴォルフは泣きながら何度も回復魔法をかけた。

だが傷は一向に治らない。

血も大量に出て魔力も薄まっている、ヴォルフはあの魔法のことを思い出した。

その魔法は死者を瀕死状態のものを生き返る魔法

ただそれは代償が大きい、つかったもの、つかわれたものは不老不死に。

つかわれたものはつかったものの体液を摂取しなければならない。

失敗すれば両者は死に、成功すれば永遠の命を。

ヴォルフはその魔法を使った、魔力を最大に使い、魔法を発動した。

魔法は成功し、ノワールは傷は癒え、血も止まった。

薄れていた意識を取り戻し傷を負う前の姿に戻った。

ヴォルフは魔物に負われた傷が残り、魔力を大量に消費した。

ノワール「ヴォルフ様…」

ヴォルフ「ノワールごめんね…こんな魔法使ってまであなたを生かせてしまって…」

ヴォルフは泣きながらそういい、ノワールはそっとヴォルフを抱きしめた。

ノワール「大丈夫ですよ…私は永遠の命を得てもあなたのそばにいられるのであれば、この命あなたに捧げます」

ヴォルフ「ノワール…これからもずっとずっと歳をとることもなく、死ぬこともできないんだよ…そんな禁断の魔法を使ってしまって…」

ヴォルフ「ノワールごめんなさい本当にごめんね…」

ヴォルフは泣きながらずっと謝ってきた

ノワール「ヴォルフ様…私は…俺はそんなの気にしていません…!!」

ノワール「逆の立場だったらきっと俺も魔法を使っていました…!」

ノワール「だから泣かないで、ヴォル…」

ノワールはヴォルフの涙を舌で舐め、キスを交わした

ヴォルフ「んっ…ノワ…ずっとずっと一緒にいよう…どんな困難があろうとも僕たちはずっと一緒だから…」

ノワール「うん…ヴォルと一緒にいるよ、俺はお前なしじゃ生きていけない」

ヴォルフ「ノワっ…大好き…」

ノワール「ヴォル…俺も大好き…」

2人は熱いキスを交わし、体力が回復した頃に森の中を歩きだした。

小さい小屋がありそこへしばらく泊まることにした。

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