影喰
プロローグ(あらすじ)
影の世界「ザンドラ」には実世界から選ばれた1000人の影喰(かげくらい)が使者として送り込まれる。彼らはそれぞれ固有の武影器を所持し、生き残りをかけて殺し合う。殺し合った先に特段栄誉があるわけではない。影喰に選ばれたものは自身の影が蝕まれてやがて消えていく。実と虚は表裏一体であるわけだが、虚が消滅すれば実は成り立たなくなる。結論、影が完全消滅すれば自身の存在も消えるのである。だが、生き残る方法はある。他者の影を喰らい、食い繋いで延命する方法が。加えて、消滅した影喰の椅子はまた新たに選ばれた影喰で埋まる。常時1000人を下回ることがないのだ。
『殺し合いをしなければ自身が抹消されてしまう終わることのないゲーム』である。
何の得にも、誰の得にもならないこんなゲームを終わらせたいと思う影喰も出てくるであろう。村島勇人もその一人である。高校生でありながら影喰に選ばれた身で、殺し合いをさせられることに疑問を抱き、このゲームの元凶である『クリエーター』を探し始める。もっとも「クリエーター」が実在するのかは不確かな状況ではある。それでも彼は相棒である武影器「ハルジオン」と共にゲームを終わらせるために動く。
影の世界「ザンドラ」には実世界から選ばれた1000人の影喰(かげくらい)が使者として送り込まれる。彼らはそれぞれ固有の武影器を所持し、生き残りをかけて殺し合う。殺し合った先に特段栄誉があるわけではない。影喰に選ばれたものは自身の影が蝕まれてやがて消えていく。実と虚は表裏一体であるわけだが、虚が消滅すれば実は成り立たなくなる。結論、影が完全消滅すれば自身の存在も消えるのである。だが、生き残る方法はある。他者の影を喰らい、食い繋いで延命する方法が。加えて、消滅した影喰の椅子はまた新たに選ばれた影喰で埋まる。常時1000人を下回ることがないのだ。
『殺し合いをしなければ自身が抹消されてしまう終わることのないゲーム』である。
何の得にも、誰の得にもならないこんなゲームを終わらせたいと思う影喰も出てくるであろう。村島勇人もその一人である。高校生でありながら影喰に選ばれた身で、殺し合いをさせられることに疑問を抱き、このゲームの元凶である『クリエーター』を探し始める。もっとも「クリエーター」が実在するのかは不確かな状況ではある。それでも彼は相棒である武影器「ハルジオン」と共にゲームを終わらせるために動く。
第一話「予兆(オーメン)」
2022/01/25 11:16
第二話「無情(ルースレス)」
2022/01/25 11:17
第三話「宿命(フェイト)」
2022/01/25 11:17
第四話「不運(ミスフォーチュン)」
2022/01/30 13:00
第五話「困惑(エンバラスメント)」
2022/02/06 20:00
第六話「片想(アンリクワイテッドラブ)」
2022/02/12 12:00
第七話「虚構(フィクション)」
2022/02/19 12:00
第八話「再戦(リマッチ)」
2022/02/26 12:00
第九話「小心(カワーディス)」
2022/03/06 12:00
第十話「戦友(コムラッズ)」
2022/03/12 12:00
第十一話「無力(ヘルプレスネス)」
2022/03/19 12:00
第十二話「後継(サクセサー)」
2022/07/25 22:10
第十三話「忘却(オブリビオン)」
2022/10/10 22:00
第十四話「代理(サブスタチュート)」
2022/10/10 22:00
第十五話「誘惑(テンプテーション)」
2024/06/17 22:00
第十六話「混乱(コンフュージョン)」
2024/06/17 22:00