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11  黒い魔物(ブタ)

逃げなきゃ。分かってるのに体が動かない。目の前でクラスメイトが殺されて冷静になれない。



「「きゃあああああああああああああ」」



皆が叫びながら入り口へ走ってく。私も逃げなきゃ、無我夢中で走る。 だんだん皆との距離ができていく



やばいやばいっ―――――  



後ろを見たとき、オークオーガが私に向かって腕に持った斧を降り下ろしていた。



きいいいぃぃぃぃん



スキル剣の才能のおかげでとっさに剣を当てたけど吹っ飛ばされる



「うぁッ一一ー!!」



クラスメイトを巻き込んで入り口付近に突っ込んだ。 痛い! ほんとにやばいっ動けない!



「ーっ  逃げてください! このままじゃ……! とにかく城に戻りましょう!!」



は? 待ってよ。私まだダンジョンの中なんだけど! 



私と一緒に飛ばされた人達もかすり傷程度だったらしくレイムさん達と逃げてく。



え? 何で? 私まだここに残ってるのに! 



ガラガラッ



ダンジョンの入り口が塞がれた。何で何で! これじゃあ逃げれない! 



オークオーガは吹っ飛んでった私の事が見えてないらしく、動かない。



何で私だけ? ステータスも低い。固有スキルがあるけど戦闘なんてしたこともない。でも 死にたくない。



自分にヒールをかける。よし! これで動ける。オークオーガは私に気づいてない。



私の近くには塞がれた入り口。オークオーガの後ろには2層へと続く階段。当然階段に行けばいいじゃん!ってなる。



行きたいけど行けないんだ。オークオーガが大きすぎて道を塞いでるから。 いやいや。でかすぎだろ!私の3倍位あるぞ。



……。 殺されるか殺すか、選択肢はそれしかない。でも私は私を見捨てたクラスメイト達を許さん! 絶対ここから出て、あいつらより強くなってやる。



まずオークオーガの強さを知っておかないと。『分析の魔眼』



______________________________________________


     オークオーガ


レベル    36


HP     5600 / 5600


MP     3300 / 3300


ATK     1970


DEF     400


SPD     70


INT      20


LUK      0


スキル     斧術Lv.4 暴食Lv.3 闇魔法Lv.1







つよすぎぃぃ  闇魔法ってはじめてみた。 ん? でもSPDは遅いな……。私の方が速い! これはいけるかもしれない。



魔物にはコアというものがある。ゴブリンでいうとおでこに赤い石が埋まってるかんじ。そこを壊すと一発で倒せる。



でもオークオーガのコアの位置が分からないんだよなー



オーガのコアの位置は右腕にある。オーガが右腕にあるからといってもオークオーガのコアがそこにあるとは限らない。やるしかないか……。



オークオーガは私に背を向けている。今がチャンスだ。






_______________________________________________________


  ????side



私は五十嵐 朱渚の事が苦手……いや、嫌いだ



私は(ひいらぎ) (しょう)君のことがすきだった 今でもすきだけど



でも翔君はあの子と同じ委員会に入って、嬉しそうにしてた それだけならまだいい



でも教室に入ろうとしたとき翔君の声が聞こえた なんだろうと思って覗いてみたらあの子と楽しそうに話してた



あの子は私が翔君のこと好きって言った時に応援してるっていった なのに翔君と楽しそうに……



私はそれが許せなかった。 学校で女の子達に呼び出されてざまぁみろって思った



それからこの変な世界に来てレイムさんって人に一目惚れした 



でもまたあの子は邪魔をしてきた 私より弱いくせに 



練習が始まって1日目の夜トイレに行きたくなって外に出た



あの子とレイムさんが話してた 



ああ……またか またあの子が邪魔になる



それから2日間はあの子はレイムさんとはなしてなかった でも嫌だった



翔君もレイムさんもあの子の事を気にしてた 可愛くないくせに 私の方が可愛いのに 何で?



だからあの子がダンジョンで魔物に吹っ飛ばされた時チャンスだと思った



私は他の女の子達と協力してダンジョンの入り口を壊した   魔物がやりました  ってね?



私はこれで……「桜田さーん! 何してるの? もうすぐお城だよ」



「う、うん! 今いくよー!」


……これでよかったんだ…… よね?


なんかヤンデレ?みたいになってしまいました……。



なんでだ?



レイムさんはステータス的に勝ってるのになんで逃げたのかっていうとオークオーガの強さが分からなくて、人も死んで皆がパニックになっているので逃げる事を決めた! みたいなかんじです。



主人公のステータスは次位に書こうと思います(SPDがオークオーガより速い理由も)

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