表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【隠しスキル100個持ち!?】無能と勘違いされダンジョンに置き去りにされた貴族の六男、最深部で王国を築く。   作者: 神崎あら


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
1/4

1話 追放は解放?


ーー水のダンジョン、5層にて


 『ガシャン』

 「え、母様?」

 「ごめんねシオン、こうするしかないの」


 スメイル王国の王妃ラルメルダ・トリポカは、悲しそうに自身を見つめる実の息子シオン・トリポカを見てそう呟き檻の鍵を閉めた。


 「母様……どうしてこんなことをするの?」


 シオンはそう訊ねる。


 「この際だからはっきり言うのもいいのかもね……シオン、貴方は私にとってずっと汚点だったの、スキルも使えないし剣術もダメ、そんな子を我がトリポカ家には置いておけない、だからねシオン、ここでさよならよ」


 ラメルダはそう言うと、シオンを檻に入れたまま去っていってしまう。


 「母様!」


 去っていく母に、シオンはそう呼びかける。


 「気安く呼ばないでくれるかしら、今日から貴方は私の息子ではないのよ」


 ラメルダは冷たくそう言い放つと、シオンを置いてダンジョンの出口へと歩いていった。


ーー20分後


 「うん、そろそろいいかな」


 シオンはそう呟くと、檻に右手をかざした。


 「スキル発動【ウインドカッター】」

 『スパッ』


 放たれた風の刃は鉄格子を真っ二つに両断した。


 『ガコッ』

 「よし外れた」


 両断された鉄格子を外すと、シオンはそのまま外へと出た。


 「ふぅ、やっと行ったかあの毒親、これで俺も自由になったかな」


 シオンはそう話すと、身体をうーん伸ばして軽いストレッチをした。

 シオン・トリポカ。

 彼の中身は異世界転生してきた日本人、前橋悠介、24歳である。

 

 「にしても追放という名の見殺しか、まったく血の繋がった実の親のする事じゃないよ、ほんとに」


 シオンはそう呟くと近くにあった小石を拾った。


 「スキル発動【石職人】、ナイフ生成」

 『キーン』


 スキル【石職人】により手に持っていた小石はあっという間に小さいナイフに変わった。


 「うん、いい感じだね」


 シオンはそのナイフを手に、ダンジョンの奥へと進んでいくのだった。


 



 


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ