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一一〇 ゴンゲサマ 1/1

 ゴンゲサマというのは、神楽舞の組みごとに1つずつ備えられる木彫りの像で、獅子頭(獅子舞で人の頭を食べるアレです)とよく似ていますが少し違います。

 とても御利生(ご利益)のあるものです。


 新張にいばり(松崎の町の南側にある地域)の遠野八幡宮の神楽組のゴンゲサマと、土淵の五日市いつかいち(全国的な地名なので詳細不明)のゴンゲサマが、かって争われたことがありました。

 そして新張のゴンゲサマが負けて片耳を失ったとのことで、それは今もありません。

 毎年村々を舞ってまわるので、これを見知らぬ人はいません。


 ゴンゲサマの霊験は特に火伏(防火)にあります。

 上の八幡の神楽組(複数人は1人かは読み取れません)がかって附馬牛に行き日が暮れても宿を取りかねていると、ある貧しい人がころよく泊めて、5升(1升は約1リットルなので、1辺10センチの立方体もしくは牛乳パックが5つ分です)のますを伏せてその上にゴンゲサマを置き、人々は寝ていると、夜中にガツガツと物を噛む音がするのに驚いて起きてみれば、軒端に火が燃えているのを、ゴンゲサマが飛び上がっては日を食って消していました。


 頭を病んだ子供は、よくゴンゲサマを頼み、その病を噛んでもらうことがあります。

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