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五ニ 色々の鳥 2/3

 馬追鳥うまおいどり(不明)は時鳥ほととぎすに似ていますが少し大きく、羽の色は赤に茶を帯び、方には馬を引く綱のような縞模様があります。


 胸のあたりにクツゴコ(口籠くつこ、くつごとも、馬や牛の口に嵌めてそれらが噛み付いたり作物を食べないようにするもので、遠野では主に綱で作られていたようです)のようなものがあります。


 ある長者の奉公人(召使い)が、山へ馬を話しに行き、家に帰ろうとすると1匹足りませんでした。

 夜通しこれを探しましたが遂にはこの鳥となりました。


 アーホー、アーホーと鳴くのはこの地方で野にいる馬を追う声です。

 年によっては馬追鳥が里に来て鳴くこともありますが、これは飢饉の前兆です。

 深山では常にその鳴き声を聞きます。

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