2021年。
明けましておめでとうございます。
今年は皆様にとっていい年になりますよう心より御祈り申し上げます。
……と改まって挨拶をしたところで、実は今回のこの【脳内ぶらりん】は101回目で最終回でござる。
何だか101回目のプロポーズとか101匹ワンちゃんだか、キッチリしてない数の方が私らしい気がする。
うん、と暗にがさつさとか雑さを上手いこと誤魔化してみるのだが、ちょっとエッセイにしては長くなりすぎたのと、今年はガンガンと小説を書いて行こうと思うので、更新頻度が下がりまくる可能性が大なのだ。
第一素人の物書きの日常などそんなに需要もない訳だし(笑)、作品でアピールした方がなんぼかよろし、と思う。
今度エッセイやる時は、連載ではなく1話完結の短編で上げる事にしたい。
2018年に小説を書き出して今年でもう3年目だ。
エブリスタの方で「雄っぱいがいっぱい。」が現在マンガの原作賞の最終選考に残ってはいるが、昨年はせいぜい良くて最終選考まで残るのが精一杯だった。
それでも最終まで行ってるだけいいだろうと自分を慰めてはいたが、結局何も授賞出来てない事には代わりはない。
私は死ぬまでに何とか自分の小説を本屋で紙ベースで買いたいのと、コミカライズされた自分の作品を読みたい願望があるのである(自分で買うんかい)。
それで出来るだけ多くの方に読んで楽しんで貰いたいし、目に触れた方に「面白かった」と思って欲しい。
エッセイは自分の息抜きで書いてたので当然自分は楽しかったのだが、やはりこれもチリツモで、小説ばりに長くなってくると、
「ワシが妄想だの心霊だの美味い飯だのをたらたら書いてる時間を小説に費やしていればもう一作出来てたんちゃうかのぅ」
と心のオヤジが日本海で呟くのだ。
ただでさえ仕事もあり遅筆な私には、今年はなるべく小説書きに全集中しないと、実は書くより読む方が好きだったというパンドラの箱がぱっかーんと開いてしまうのだ。
これは正月休みに開きかけたので実感した。
世の中には書店だけでなく、名作と呼んでいい作品がなろうやカクヨムやエブリスタ、アルファポリスなんかにごろごろ転がっており、恐らく人生すべて費やしても読み切れない。他の小説サイトまで手も回らない。
正直私の作品などマニア好みの一般受けしにくいもので、あってもなくてもいいようなものだ。
私以上に素晴らしい物書きは腐るほどいる。
だが、楽しみに私の作品を待っていて下さる読者様が少数ではあるが確実に存在する。
……いやガセでなく本当にいるんだよ?(笑)
私の文章が好きとか話が好きとか言って下さる有り難い貴重な天使のような方々が。
だから、私はその天使たちを維持しつつその陣地を広げるために、今年は頑張る1年にしたいと思っている。
メインの仕事もあるのでどこまでやれるかは分からないが、年末までには何か読者様にお伝えできるようなハッピーな話題が生まれるように書いて書いて書きまくろうと考えているので、去年一昨年よりは確実に本数が増えるだろう。(当社比)
という事で、エッセイもひとまずおしまいである。
結構長いこと連載していたが、読んで下さった皆様に感謝を捧げたい。
そして頑張りを形に出来るよう見守って頂きたい。
そう、私は「やれば出来る子」である。
(必死にマインドコントロール中)
今月2本位新作が始まる予定なので、お楽しみに。
どちらも異世界ものだが王子や騎士団長なんかは出てこない。ごく普通の異世界モノとちょっと妖し系の異世界モノだ。
プロットは出来てるが、ムーンのフォアローゼズとなろうのバナーナも早く終わらせないと締め切りに間に合わないかも知れないのでスパートをかけなくては。
2021年の来栖家の姉妹の活動を応援して下さいまし。宜しくお願い致します。
長い間お付き合い下さって感謝でございます。
また小説や短編のエッセイでお会い出来ればこれ幸いでございます。
ててんてんてん。ててんてんてん。