表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
[最強勇者の物語]   作者: ノーマルゲスト3500
第一章 目を開けたらそこは異世界でした。
8/70

ヤード村

断崖絶壁にそびえ立つ村。ヤード村を見た第一印象はそんな感じだった。ドール渓谷の比較的平たい場所に集落が数十軒建ち並んでいた。



すごい光景に圧倒されながら、ヤード村の入口に到着した。


もう日がどっぷりと暮れており、ヤード村で焚かれているたいまつだけが唯一の明かりだった。


村の出入口には村人と思われる人が門番をしていた。


その人がたいまつを持ちながらスコットさんに話しかけてきた。


「おやスコット、ずいぶん早いお帰りだな。」


スコットさんがその人に返答した。


「ああラウス急用ができてな、至急村長にお会いしたいんだが。」



ラウスと呼ばれた門番がスコットさんに答えた。


「村長なら今王都に行ってて、ヤード村にはいないぞ。」


スコットさんがラウスさんに答えた。


「そうかそれは困ったな。」


ラウスさんがスコットさんに尋ねた。


「一体何があったんだ?」


スコットさんがラウスさんに答えた。


「伝説の勇者様が現れたんだ。」


ラウスさんがスコットさんに再度尋ねた。


「何?それは本当か?もしかして後ろにいる客人が?」


ラウスさんが、こちらを覗きこんで尋ねてきた。


僕はラウスさんに答えた。


「はい、異世界からやって来た安井良夫という勇者です。」


ラウスさんは、すごく驚いた顔をしてスコットさんに答えた。


「たまげたな、ただの昔話だと思ってた。」


スコットさんがラウスさんに言った。


「この目で光の鍵盤も見せてもらった、間違いない。」


ラウスさんが、納得したようでスコットさんに答えた。



「そうか話は分かった、村長は明日には戻るはずだ。だがもう夜もふけてきた。村の皆に伝えるのも明日の方がいいだろう。それで勇者様にはどこに泊まってもらうんだ?この村には宿屋は無いからな。」



スコットさんがラウスさんに答えた。


「ああそれなら今晩は我が家に泊まってもらおうと思ってる。」


今晩はスコットさんの家に泊めてもらうことになった。


ベッドを借りて横になったらそのまま深い眠りに落ちていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ