四季の鎧
ハイエルフに襲われたリザイア。心配するヘラクレス
ヘラクレスは帰宅するなりリザに
「ハイエルフに襲われたんですって?よくご無事で逃げきれましたね」
リザ「君の鎧のお陰よ、しかしねこの遠くから視認しやすい
金赤(日本の国旗の様な赤である)ってのはどうなの?」
ヘラ君「僕の中で春先はパントーン系の明るい緑」
「夏は暑いので涼しそうな濃紺系の藍色」「秋はモンブラン色というか栗色」
「冬は寒いので赤」
がいいと思ったんですよね?と赤以外の三種類の衣装をロビーのテーブルに
広げるとマリアさんは「ワーいいわね」と自分も欲しそうにしている。
リザさんは黙ってしまった。困った様に眉の間に皺がでている
何か言いたいのだろうが言葉がでない感じである。
へら君「じゃリザさんの部屋に運んじゃいましょうと靴から一式を抱える」
シオンが帰ってきた。「それ私達の鎧の新作?」と目をキラキラさせて
近寄ってこようとする。
シオンとはヘラ君をこのギルドに勧誘した女性である。彼女は現世より
3人の仲間と転生した転生者である。
彼らにはヘラ君が以前オークの皮で防具を造ってあげた経緯があり
この様な発言に至った訳である。
リザさんが間に入り「これは私の。小娘には100年早い」と怒っている。
シオンをガードしながらリザさんの部屋に運び込むと
リザさん「これシオン達のと明らかに素材が違うわよね?」
ヘラ君「解ります?」
リザさんの掌には狼の歯や爪を乗せてみせる
ヘラ君「これには2~3枚の革が使われているんです」
「一番外はベヒーモスのスエードと二番目には飛竜の革ですね」
「冬用にだけ内側にボス狼の毛皮が寒さ対策でつけてあります」
「ベヒーモスの革だけでも丈夫なのですが、飛竜の革はほぼ刃を通しません」
「来てるだけで身軽に感じるし火系の魔法は少し威力が増すと思いますよ」
りざさん目をキラキラさせながらも「こんなの貰えない私に返せるものが
あればいいのだけど」
と深刻な顔をしている。
3話目投稿です




