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マリドラ街冒険者ギルド支部の企て

マリドラ街冒険者ギルド支部長がマッカスとの選挙に自分に投票してくれるように言ってきます

「そこでとある所の御曹司がマリドラの街は街自体で冒険者ギルドを

運営するべきだと冒険者ギルドの本部に直言してきたんですよ」

「その御曹司は少し前までの冒険者ギルド支部の副支部長の縁者でして」

「又その副支部長が王都本部から監視に来ていた要注意人物でしてな」

「でも大丈夫です」「その副支部長は先月定年で協会と今は接点も

ありませんし」「御曹司もその内あの町から逃げる様に消えるでしょう」

「なぜなら彼はバルハラ市議会議員の息子なんですが」「彼の父親は

我々不正グループの一員でしてね。彼も悪い事をしてたんです」

「だから彼が担当していた悪事を市長に告発したんです」「今彼の父は

檻の中ですよ。」「借金もかなりある様ですし、そうですねマリドラの

街の屋敷は数日中には差し押さえ」「今銀行は必至に彼らの資産を

差し押さえのに奔走しています」「彼の一家も全員奴隷階級までおとされ

身売りされるかもしれませんね」「御曹司は別荘のあるとある田舎に

現在馬車を走らせ逃げ込もうとしている様です」「別荘に行くには

つり橋があるんですがそれを落とせば当分銀行も手を出せないと

考えているんでしょうな」「銀行はそんな事をあらかじめ想定しています」

「近頃その別荘のある村の裏に大きな街道が通ったんですよ」

「そちらから怖いおにいさん達を送り込んで差し押さえをする準備

が行われています。」「奴隷業者も街道に馬車を止め御曹司がつり橋を

自分で落としてくれるのを待っているんですよ」「つり橋を落とせば

逆に袋のねずみですからね。」

「ほぼ投票でこちらが勝つ事は決まっているんですけど貴方からも

こちらに投票してください」「良い返事をお待ちしてますよ」

と言って彼は上機嫌で帰っていった。

ヘルがエルメスと敵対しているのなら確実にこちらの味方をすると

ふんだからだろう。

その御曹司の妻になったのがリザイアさんである。

ここまでの話でヘラ君はギルマスとマリアさんがこの御曹司の

希望を聞いてリザさんをお嫁に差し出しヘラ君に邪魔されない為に

教えなかった理由が分かった。彼の夫婦は個人ギルドの長だけでは

満足できずに冒険者ギルドの長になりたかったのである。

ヘラ君は御曹司が捕まる場所へ急いで馬車を走らせた

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