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火の世界の豪炎  作者: PP
二章-精霊降臨-
118/147

118:開幕-6-

「続きまして、水運び商人の『センチ』だー!」


 パラパラと拍手が巻き上がる、水運びという仕事は比較的身近な一方、この砂漠の大陸では重要なのである。その重要な水を運んでくれている事に対しての拍手なのだ、決してセンチが有名で拍手が舞い上がっている訳ではないのだ。


「センチは何と、北の貴族ライラ様お墨付きの商人なのです。今回は暴食の神を抑えた一員として活躍したため、紅組への参加でございます」


 中央に辿り着くと、何故か盛大にため息をつくだけついて紅組へと向かいだす。


「続きまして、元シャーケギルドの一員『サーモ』だー!」


 一部から声が沸き上がる、知る人ぞ知る弓使いの集い、シャーケギルドの一員なのだ。


「現在は、シャーケを脱退し赤組のリーダーと旅をしているそうです。同じく暴食の神を抑えた一員でございます」


 中央に辿り着くと一礼するが、特にそれ以上の事もせず会場からもそれ以上の反応は特になかった。


「最後に、この暴食の神を抑えた張本人『ミウラユウタ』だー!」


 会場にどよめきが起こる、深浦は中央に辿り着くと同じくぺこりと一礼をしてすます。


 あいつが、本当かよと言った声が会場のあちこちから聞こえて来るが本人は気にせずに自分の紅組へと向かう。


「さぁ、ではこれより三時間かけて5,000食を用意していただきます!」


 会場からは盛大な拍手が巻き起こり、ドーンという爆音と共に調理が開始されたのであった。


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