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始まり2

朝気持ち悪くて目が覚めすぐにトイレに駆け込んだ。

でも消化しきっていたので唾液しか出なかった。


ベッドに戻り横になっていると母が様子を見に来てくれた。


「どう?」


「まだ気持ち悪いから今日も休む」


私は会社に連絡をし、今日も休むことにした。


手の震えはなくなっていたが、動悸がたまにあり、吐き気が強い。私はセカンドオピニオンと思い、大きめの病院に行こうと思い、母に連れて行ってもらうことにした。


「なんやろうね?マリッジブルーかもね」


私は12月に籍を入れることが決まっていた。

アパート探しも始まっていたのだが、彼氏が出張で9月にならないと帰ってこないため一人で探し回るしかなかった。もちろん、ネットで彼氏も調べてくれてはいた。


「1人で頑張らんなん!っていうのがプレッシャーになっとるんかもしれんね」


私はひとまずベッドから起き上がり、少しでもご飯を食べるために下に降りようとした時だった。

貧血みたいな感覚が急に襲ってきて、立っていられずしゃがんでみたがそれでも視界がグルグルしていたため床に寝転んだ。

その時中々降りてこない私の様子を見に母が上がってきてくれた。


「どうした!?」


「立ちくらみが」


母は元々貧血持ちで薬を飲んでいる。そのため私の今の気持ちがよく分かってくれたのか、ちょっとそのままでいなさいといい下に降りていった。


また上がってきた母が手に持っていたのはアクエリアスだった。


「とりあえずこれ飲んどき、空腹っていうのもあるかもしれんし」


飲んでしばらくするとだいぶ楽になってきた。

リビングに行き、しばらく座っていると吐き気が襲ってきたためトイレに駆け込み私はまた吐いてしまった。


受付時間は7:30~だったためすぐに病院に連れていってくれた。

だが、診察開始時間は8:30~だった。

私は携帯でQRコードを読み込み、問診を書き始めた。

文字を読み打ち込んでいるだけでも辛く、寝転びたかったのだが、ベッドが埋まっているらしく壁に寄り掛かりながら何とか打っていた。


9:00~母は予定があったので、一人で大丈夫と伝え終わったら迎えに来てもらうことにした。


診察開始時間の8:30になってしばらく待っていたが9:00になっても中々呼ばれず後から来た人が呼ばれる一方でなんとか立ち上がり近くにいた看護師さんに話しかけた。


「あの、まだ呼ばれないでしょうか」


携帯に映し出された診察番号を見せた。


「あら、ずっと待っとったの?言ってくれたらいいのに」


と、笑いながら言われた。

しんどい中ずっと待っていたのにそんな言い方ある?とムカついたが気持ち悪くて言い返す気力もなく、椅子に座って待つことにした。座った途端涙が溢れ出てきた。

なんでそんな言い方されないといけないの?

しんどい人しか来ないんだからそっちが配慮すべきなんじゃないの?と心の中で思っていた。


数分し、問診室に呼ばれ私は昨日からの状況を話した。


「わかりました。待ち時間から結構時間経ってるから早めに診てもらえるよう言っとくからもう少しだけ待っててね」


と、配慮してくれた。嬉しかった。


すぐに診察室に呼ばれた。


問診室で答えたことはデータ化されており、あまり話すことなく原因がなんなのか診察してくれた。


「今日は朝食べられましたか?」


「アクエリアスだけ飲めたんですけどそのあとすぐ吐いてしまって。朝貧血というか目が回ってしまって」


「グルグルか、ふわふわかどっちの目眩に近かった?」


「グルグルです。立ってられなくて」


「問診と今の話聞いて、恐らく末梢性めまい症ですね」


病名を言われた瞬間嬉しかった。なんだろうね、と言われてもそんなの分かるわけないじゃん!と思ったし、薬も出して貰えず昨日はどうしたらいいか分からなかったからだ。


「診断書書いとく?」


「お願いします」


「そしたら、ちょっとまだ続くかもしれないし危ないから3日間安静にって書いとくね」


私は会計に向かい、診断書と処方箋をもらい病院の真向かいにある薬局に向かった。


お母さんには待ち時間の時に連絡し、薬をもらって出るともう迎えに来てくれていた。


「どうだった?」


「末梢性めまい症らしい。色んな目眩の合併症みたいな感じって調べたら書いてあった。とりあえず3日間は安静にってことだから休むね」


家に帰り、職場と上司に連絡した。


安心感と疲れで私は部屋のベッドに寝転んだ瞬間眠りについた。

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