始まり 1
その次の日、仕事だった。
向かおうと家の駐車場で突然吐き気が襲ってきた。
私は一旦トイレに駆け込み嘔吐いたがしばらくすると
治まったため、会社に向かった。
お母さんに「吐き気やばい」とだけ伝えた。
会社の駐車場に着き、まだ時間があったのでゆっくりしようとしている時だった。
突然動悸と手の震えが襲ってきた。
5分経っても治まらなかった。
私は上司に電話をかけた。
「すみません、今駐車場にはいるんですけど、手の震えと動悸が酷くて申し訳ないのですがお休みさせて頂きます」
「わかりました。気をつけて帰ってね」
私は近くの病院に向かった。
でもそこは8:30~。今は7:45。一旦家に帰ってからにしようかと考えたが、そしたらもう動けないかもしれないと思い病院の駐車場で待っていようと、とりあえず向かうことにした。
向かっている途中、怖くて涙が止まらなかった。
突然過ぎて何が何だか分からなかった。
病院の駐車場に着き、シートを倒ししばらく横になることにした。8:30になり、動けそうになかったため電話をかけた。
「今駐車場にいるんですけど…」
「熱はありますか?」
「いえ、ないです」
「来られそうですか?」
私は少し黙ってしまった。
「もしもし?大丈夫ですか?」
「大丈夫です。今から行きます」
と伝え、ゆっくり歩きながら受付に向かった。
受付が見えるとすぐに私は泣き出してしまった。
受付の方がすぐ駆けつけてきてくれた。
支えられながらベッドに向かった。
先生が来てくれるまでベッドの上で待っていた。
先生が来て、症状を伝えた。
「過呼吸かもしれないね、朝ごはんは食べれた?」
「少しだけ食べました」
「点滴だけしておこうか」
初めて点滴をした。
20分ほど繋がれた状態で待っていた。
私はトイレに行きたくなり、看護師さんに伝え、歩けなさそうだったので車椅子を用意してもらい連れて行ってもらった。
戻ってきてしばらく経った時、点滴を外してもらったのだが、気持ち悪くなってきた。
近くに吐いてもいいようにと袋が用意されていたので私は嘔吐き続けた。看護師さんがずっと背中をさすってくれていた。でも唾液しか出ず辛かった。
薬局の方が病院まで来てくれてそこで支払いをした。
ただ、今の状態を見る限り自力で帰すのは心配だという判断を受け、母に電話をした。
「ごめん、今病院で一人で帰れそうにないから迎えに来て欲しい。車は置いていってもいいよって言われてる」
暫くし、迎えにきてくれたので私はそのまま帰った。
その後、母とおばあちゃんが車を取りに行ってくれた。
お昼と夜はうどん等胃に優しいものを食べその日は眠りについた。




