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うちの猫をもちもちしてたら異世界転移したので、異世界で百合してみた!  作者: AM
第4章 基礎魔法を使えるようになりたい!
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29話:鍛冶屋

あの後

私たちは城に戻り、鍛冶屋に向かおうとした。だけど、私が疲れきってしまっていたこともあって、翌日……。つまり、今日、鍛冶屋に行くことになった。


ってことで……

今鍛冶屋にいるんだけど…


「オマエが、異世界人カ?」

いかにも悪役という顔をした巨人に聞かれた。


え……

ここ、鍛冶屋だよね?

魔物の巣窟じゃないよね?


「やあ、ベルガル!久しぶりだね!昨日送った、グリフォンの素材は届いた?」

「久しイナ。ファイ。アア、届いたゾ。グリフォンの爪、羽、それと骨……」

「あの!この方が鍛冶屋の職人さんですか?」

私はファイさんに聞いた。


「ん?そうだよ。あ、そっか、梨花ちゃん、ここの鍛冶屋くるの初めてだから、びっくりしたよね」

「ええ…流石に驚きました……」

「この人は、巨人のベルガル。まあ、一応魔物だけど、人間に友好的な魔物だよ!」

「よろしくナ」

「よろしくです……。あの、人間に友好的な魔物って?」

「アリアの奴、しっかり説明してなかったのか……。うーんとね、魔物にも危害を与えてくる奴と、与えてこない奴がいるんだ。大半は危害を与えてくるけど、ベルガルみたいに、人間に協力してくれる魔物もいるんだよ」

「なるほど……」

「オレ、人間と仲良くしタイ。人間に危害加える魔物許せナイ。だかラ、人間に協力すル」

「じゃあ、ベルガル!梨花ちゃんの武器、グリフォンの素材で強化してあげて。ついでに猫用の装備も!」

「ワカッタ。梨花さん、武器をオレに渡してクレ」

「あ、お願いします」

私は剣をベルガルさんに渡した。


「この剣は……。凄まじい魔力ダ」

「剣にも魔力があるんですか?」

「ああ、あるゾ。魔力の強さガ、武器の強サ。この剣ハ、凄まじい魔力を放っていル。しかモ、こんなに軽い剣は初めてダ」

「あの、私の強化できそうですか?」

「アア、できるゾ。もっと、魔力が強ク、丈夫な剣にしてやろウ。それと、猫用の装備ハ、どのような感じがイイ?」

「うーん……」


全身に着る鎧みたいな感じだと、にゃも助が毛繕いできないだろうから……


「じゃあ、首輪でお願いします!」

「首輪カ。ワカッタ。明日には仕上げておク。楽しみにしていてクレ」

「ありがとうございます!」


私とファイさんは鍛冶屋を後にした。

「ファイさんは、いつも、あの鍛冶屋で武器を作ってもらってるんですか?」

「そうだよ。あの鍛冶屋の武器は、耐久性もいいし、切れ味もいい。だから、いつも作ってもらってるんだ」

「なるほど」


ファイさんが気に入ってる鍛冶屋で強化してもらったら、絶対いい剣になるに決まってる!

楽しみだな〜!

私たちは、城に戻った


―――――――――――――――――――――――

翌日…

私は、にゃも助を連れ、鍛冶屋を訪れていた。

「梨花さん、武器できたゾ。それと、猫の首輪モ。」

「ありがとうございます!」

「これガ、その武器ダ」

私は、ベルガルさんから武器を渡された。


「これは……!」


元々の日本刀のフォルムはそのままだけど、全体的に紫色になって、ゴツくなってる!

しかも、すごく禍々しい……


「その剣の魔力に合わせて、ゴツく作ってみタ。グリフォンの魔力と、剣の魔力が合わさり、強烈なオーラを放つようになっタ。これ以上に強い剣はないだろウ……」

「あの、この剣の名前とかはあるんですか?」

「名前カ……。決めていなかったナ。好きに決めるとイイ」


「じゃあ……レーヴァテイン!!!」


「いい名前じゃないカ。それと、これが首輪だ」

「ほら、にゃも助の装備だよ」

「ニャ!ありがとニャ!」

私は、にゃも助に首輪をつけてあげた。

「ニャニャ!魔力が高まる感じがするニャ!!!」

「グリフォンの、素材ハ魔力を上げる力があル。それと、その首輪にはサービスをしておいタ。」

「サービス?」

「首輪に宝石をつけタ。その宝石にハ、魔力を底上げさせる力があル」

「ありがとニャ!」


その時……


ドガァァァァァァァン!!!!


「何!?」


東の森の方から大きな音がした。


「魔物が出たぞーーー!!!」

大声でそう聞こえた。


「魔物!?」

「梨花、とりあえず城に向かうニャ!」

「うん!ベルガルさん!武器作ってくれてありがと!」

「アア、気をつけて行ってこイ!」

「うん!」


私と、にゃも助は、急いで城に向かった。

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